こんな方に
- 邦楽ではずせない名盤は?
- 年代ごとにおすすめの名盤アルバムを知りたい!
こんな方に邦楽名盤をご紹介します。
(以下ウィックはW、ぺディはP)
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1960年代
ジャックスの世界 / ジャックス 〔1968〕
P「ヴォーカル・ギターの早川義夫率いるバンドのデビュー・アルバム」
W「GSブームの最中に、前衛的でフリーキーともいえる情念あふれるサイケデリック・サウンドを表現した作品」
1970年代
風街ろまん / はっぴいえんど 〔1971〕
P「大瀧詠一、細野晴臣、鈴木茂、松本隆という日本音楽史に残る4人によるバンドの2ndアルバム」
W「サウンドは洋楽テイスト、歌詞は独特な日本語の詩の世界という、それまでは日本語でロックはありえないと言われた論争に終止符を打った傑作」
SATORI / フラワー・トラベリン・バンド 〔1971〕
P「内田裕也率いるバンドの2ndアルバム」
W「日本語ロック論争のさ中、全曲英語の歌詞で、世界に打って出た名盤。ジョー山中のハイトーン・ヴォーカルに東洋的でハードな楽曲は当時のプログレやハードロックと遜色がありません」
ごあいさつ / 高田 渡 〔1971〕
P「現代詩をフォークにのせるスタイルを確立させた高田渡のメジャー・デビューアルバム」
W「高田渡の味のあるギターもさることながら、バックの演奏を務めるのははっぴいえんどの面々ということにも注目」
センチメンタル通り / はちみつぱい 〔1972〕
P「元々はあがた森魚のバックバンド的だったところから独立した鈴木慶一率いるバンドで、はっぴいえんどとともに、日本語ロックの先駆者としても知られるバンドの名盤」
W「タイトルのセンチメンタルという言葉が似合う、どこか郷愁を誘うメロディや演奏で、バンドの成り立ちといい、サウンドといい、ザ・バンドを彷彿とさせます」
氷の世界 / 井上 陽水〔1973〕
P「70年代のフォークシーンを代表する井上陽水のバラエティにとんだ3rdアルバム」
W「ロンドンで名うてのミュージシャンを起用してレコーディングされた作品で、日本レコード史上初のLP販売100万枚突破の金字塔を打ち立てた傑作」
ひこうき雲 / 荒井 由美〔1973〕
P「映画『風立ちぬ』で再び脚光をあびた名曲“ひこうき雲”を表題作とするデビュー・アルバム」
W「参加ミュージシャンに細野晴臣や鈴木茂、林立夫、松任谷正隆と豪華な布陣で、繊細なピアノと独特の世界観を描いたまさにユーミン・ワールド」
扉の冬 / 吉田 美奈子〔1973〕
P「日本のローラ・ニーロ、キャロル・キングともいわれる吉田美奈子のデビュー・アルバム」
W「全作詞・作曲とピアノを本人がつとめ、バックはキャラメル・ママがつとめるという最高のアルバム」
ライブ / 村八分〔1973〕
P「活動期はオリジナルアルバムとしてこの『ライブ』一枚しか残していない伝説ともいえるバンド」
W「チャー坊こと柴田和志とのちに裸のラリーズやティアドロップスでも活躍するギターの山口富士夫を中心に、初期のストーンズを彷彿とさせるブルースロックを堪能できる。バンド名ともいい思想的にも過激な部分は含んでいるものの日本語ロックにこだわりをみせている」
黒船 / サディスティック・ミカ・バンド〔1974〕
P「元ザ・フォーク・クルセダーズの加藤和彦率いる高中正義や高橋幸宏、ミカなど錚々たる顔ぶれのスーパー・バンドの2ndアルバム」
W「1stアルバムがロンドンで評判となり、逆輸入される形で評価され、ビートルズやピンク・フロイドらを手がけたクリス・トーマスがプロデューサーをつとめたプログレ的大名盤。“タイムマシンにお願い”はのちに桐島かれん、木村カエラにも歌われた名曲」
一触即発 / 四人囃子〔1974〕
P「当時最先端の洋楽プログレッシヴ・ロックやハードロック、サイケデリック・ロックを遜色なく表現した傑作1stアルバム」
W「プログレ特有ともいえる10分を超える大作や、独特な日本語の詩の世界を存分に堪能できる内容です」
カルメン・マキ&OZ / カルメン・マキ&OZ〔1975〕
P「ソロ・シンガーとして活躍していたカルメン・マキとギタリストの春日博文が中心となって結成されたOZのデビューアルバム」
W「ジャニス・ジョプリンに憧れたという圧倒的にパワフルなヴォーカルとハードでテクニカルな演奏は日本ロックの域を超えています。大曲“私は風”は必聴」
SONGS / シュガー・ベイブ〔1975〕
P「山下達郎、大貫妙子らで結成されたバンドによる傑作アルバム」
W「コーラスワークに重点をおいた、それまでになかったまさにニュー・ミュージックとも言える音楽スタイルで、今聴いても斬新とも言える楽曲群です」
キャラメル・ママ / ティン・パン・アレー〔1975〕
P「メンバーが、細野晴臣、鈴木茂、林立夫、松任谷正隆、ゲストに荒井由実、矢野顕子、南佳孝、大貫妙子、山下達郎と、当時の音楽シーンの重要人物が勢揃いしたものすごいアルバム」
W「メンバーそれぞれが2曲ずつ持ち寄った作品で、残り2曲を全員で共同制作した全10曲で、当時最先端の技術を堪能できます」
燃えつきる~ラスト・ライヴ / キャロル〔1975〕
P「1975年の4月13日に行われた雨の日比谷野外音楽堂でのパフォーマンスを収録した傑作ライブアルバム」
W「彼らのルーツはビートルズやロックンロール。そのルーツから代表曲、そして長いMCまでその魅力をふんだんに盛り込んだ、まさに燃えつきたともいえる伝説のコンサート」
火の玉ボーイ / 鈴木慶一とムーンライダース〔1976〕
P「実質的な鈴木慶一のソロアルバムと位置付けられているバンド名義のデビューアルバム」
W「バンドのムーンライダーズの他にもティンパンアレイやラストショウ、矢野顕子、南佳孝、矢野誠など錚々たる顔ぶれがゲスト参加した日本ロック史を代表する傑作」
泰安洋行 / 細野 晴臣〔1976〕
P「はっぴいえんど、YMOで知られる細野晴臣のソロ3作目で、『トロピカル・ダンディー』、『はらいそ』とともに「トロピカル三部作」と位置づけられる作品」
W「日本離れしたサウンドで、ニューオーリンズや沖縄、ハワイ、中国などの音楽をごった煮にした名盤」
SOLID STATE SURVIVOR / イエロー・マジック・オーケストラ - YMO 〔1979〕
P「細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一というもはや説明不要のトリオによる元祖テクノ・バンドの傑作」
W「“RYDEEN”が最も有名ですが、テクノ・ポップブームを巻き起こし、日本にとどまらず世界的に評価を受けた作品」