【邦画】何度でも観たい! 2000年代の名作 おすすめ40選+α

こんな方に

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    • 2000年代のおすすめの名作を知りたい!

こんな方に2000年代の邦画の傑作をご紹介します。

 

ペディ
2000年代の何度観ても楽しめるおすすめの邦画の名作を選んでみました

コメディからヒューマンドラマ、恋愛映画まで一度は見ておきたい作品ばかりですので、ぜひ参考にしてみてください
ウィック
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    2000年

    雨あがる〔2000〕


    黒澤明の未完の遺作を助監督だった小泉監督が引き継いだ作品

    長雨で足止めを喰らっていた無職の武士、三沢伊兵衛とその妻。

    伊兵衛は立ち寄った宿で、貧しい人々のために賭け試合をしてそのお金でごちそうするなど優しい人間です。

    ある日、武士が喧嘩しているところにいきあたり、それを仲裁してみせたところを藩の殿様が偶然見かけ、藩の剣術指南番に迎え入れようとしますが、果たして、職にありつけるのかというストーリーです。

    ゆったりと間を楽しむような作品で、目まぐるしいような展開はありません。

    それでも優しさが時に人を傷つけたり、またやってはいけない悪いことも何のためにそれをしたかが大事であるというような生きるうえで大事なことを教えてくれる良作です。

    監督 小泉堯史
    脚本 黒澤明
    原作 山本周五郎
    公開年 2000年
    出演者 寺尾聰 / 宮崎美子 / 三船史郎 / 原田美枝子 / 吉岡秀隆 他

     

     

    2001年

    千と千尋の神隠し〔2001〕


    何度見ても新しい発見がある奥深い傑作

    ジブリ作品最大のヒット作にして、日本映画史に燦然と輝くアニメ映画の傑作中の傑作です。

    両親とともに10歳の千尋が引っ越し先のニュータウンに車で向かう途中、森の中で不思議なトンネルがあり、そこに迷い込むとテーマパークのような廃墟にやってきます。

    父と母は無人の飲食店で勝手に食べてしまい、豚に姿を変えられてしまいます。

    千尋は旅館のような建物に辿り着き、ハクという少年に出会ってそこで働くことになりますが、果たして両親は人間の姿に戻り、3人は元の世界に戻ることができるのかという物語です。

    かなりテーマが深く、現代社会や環境問題を風刺的に描いた作品で、何度みても新しい発見があり、ついつい考察してしまいます。

    監督 宮崎駿
    脚本 宮崎駿
    原作 宮崎駿
    公開年 2001年
    声優 柊瑠美 / 入野自由 / 夏木マリ / 菅原文太 他

     

     

    みんなのいえ〔2001〕


    絶妙なコミカルさと暖かさでほっこり笑えるヒューマンコメディの傑作

    放送作家の飯島と仲睦まじい妻民子は新居を建てることに。

    民子の提案で彼女の後輩の設計の免許を持たないインテリア・デザイナーに依頼し、施工は民子の頑固で昔気質な大工の父にお願いすることになります。

    モダンにこだわるデザイナーと日本の在来工法を好む大工、さらには風水を気にし出す旦那の母まで出てきて、家づくりは思いも寄らない方向に進んでいきます。

    こだわりの強さでぶつかっていきますが、果たして出来上がった家はどんな仕上がりになるのか。

    田中邦衛さんのチャーミングさと唐沢さんの魅力、田中直樹さんのコミカルさのバランスが絶妙で見終わったあとほっこりします。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2001年
    声優 唐沢寿明 / 田中直樹 / 八木亜希子 / 田中邦衛 他

     

     

    ウォーターボーイズ〔2001〕


    当時としては驚きだった男子のシンクロを描いた青春コメディ

    男子校にある部員1人で廃部寸前の水泳部に美人教師が赴任してきて、顧問になります。

    彼女目当てで部員が殺到しますが、彼女がやりたかったことはシンクロで、結局残ったのは5人だけ。

    その後先生の妊娠が発覚し休職してしまい、ぐだぐだに。文化祭を目指すも果たしてうまくいくのか、という笑えてラストで感動できるストーリーです。

    当時としては男子がシンクロをやるという意外性のあるユニークな題材だったことから大ヒットしました。

    随所にコメディ要素が満載で、若き日の妻夫木聡さんや玉木宏さんの高校生姿は今見ると新鮮に映ると思います。

    監督 矢口史靖
    脚本 矢口史靖
    公開年 2001年
    出演者 妻夫木聡 / 玉木宏 / 金子貴俊 / 平山綾 / 竹中直人 他

     

     

    2002年

    たそがれ清兵衛〔2002〕


    山田洋次監督時代劇三部作第一弾の傑作

    舞台は幕末の庄内、海坂藩で病弱の妻を看取り、祖母の介護と二人の娘を世話をすることで貧乏暮らしをしていた清兵衛。

    そのため、同僚のつきあいもすることがなく、夕方になるとすぐに帰ってしまうことからたそがれ清兵衛と陰口を叩かれていました。

    畑仕事や内職で糊口をしのいでいた清兵衛は実は剣の師範代の腕前。

    幼馴染の朋江の元夫を果たし合いで負かしたことによって腕前が噂になり、上意討ちの討手として選べれ、死地に向かうことに。

    清兵衛のと最後に戦う余吾膳右衛門役を演じた田中泯さんの危機迫る怪演が素晴らしいです。

    また朋江さんとのすれ違う恋の行方も見どころの一つ。

    巨匠・山田洋次監督の時代劇三部作第一弾にして、時代劇の歴史的傑作といわれる作品。

    監督 山田洋次
    脚本 山田洋次 / 朝間義隆
    原作 藤沢周平『たそがれ清兵衛』『竹光始末』『祝い人助八』
    公開年 2002年
    出演者 真田広之 / 宮沢りえ / 田中泯 / 小林稔侍 / 岸惠子 他

     

     

    ピンポン〔2002〕


    マイナーなスポーツの印象だった卓球をスタイリッシュに描いた作品

    練習をさぼってばかりで自信だけはあるペコこと星野と才能はあるのに力を発揮できないスマイルこと月本。

    二人は相棒にして、最大のライバルです。

    二人はインターハイ県予選に1年生で出場し、3回戦で二人とも負けたことをきっかけに変わっていきます。

    幼馴染のアクマや中国の留学生・チャイナ、卓球の権化・ドラゴンなど、個性的なライバルもいて盛り上げます。

    松本大洋さんの大人気漫画を原作とした作品で、宮藤官九郎さん脚本によりマイナーなスポーツの印象だった卓球をスタイリッシュなテクノのビートにのせて描いた画期的な作品です。

    監督 曽利文彦
    脚本 宮藤官九郎
    原作 松本大洋
    公開年 2002年
    出演者 窪塚洋介 / ARATA / 中村獅童 / 大倉孝二 他

     

     

    2003年

    壬生義士伝〔2003〕


    新撰組で義と家族のために戦った男の壮絶な生き様に魂が震えます

    物語は明治32年の東京の小さな病院から始まります。

    熱の出た孫を連れてきた老人は、かつて新撰組で戦った斉藤一でした。

    その病院で目にした写真の男はかつて憎むほど嫌った吉村貫一郎で、彼は盛岡・南部藩を脱藩して、新撰組の剣術師範方をつとめた男です。

    死にたくないといい、金にもがめついほど執着しましたがそれには理由がありました。

    新撰組の名だたる隊士が一目おいた田舎侍をメインに幕末における家族愛と友情を描いた、感涙必至の感度作です。

    監督 滝田洋二郎
    脚本 中島丈博
    原作 浅田次郎
    公開年 2003年
    出演者 中井貴一 / 佐藤浩市 / 三宅裕司 / 村田雄浩 / 夏川結衣 他

     

     

    13階段〔2003〕


    死刑される側とする側の苦悩と葛藤も描かれたミステリの傑作

    定年間近の刑務官・南郷は元服役囚・三上とともに報酬目当てで、10年前に起きた冤罪の可能性のある事件の真相を探るべく調査をします。

    真相にたどり着けないと3ヶ月後には死刑執行されてしまうのですが、手がかりは記憶を失っている犯人が朧げに覚えている「階段を登っていた」という記憶のみ。

    調査をしていく中で三上と事件に共通点が浮かび上がってきます。

    高野和明さんのデビュー作にして、江戸川乱歩賞を受賞した原作をもとに、死刑制度の問題や死刑される側とする側の苦悩と葛藤も描かれ、複雑に謎が絡み合ったミステリの傑作です。

    監督 長澤雅彦
    脚本 森下直
    原作 高野和明『13階段』
    公開年 2003年
    出演者 反町隆史 / 山崎努 / 笑福亭鶴瓶 / 田中麗奈 他

     

     

    2004年

    半落ち〔2004〕


    本当に裁かれるべき罪とは何かを問う重厚な社会派ミステリーの傑作

    「半落ち」とは警察用語で、「一部自供した」という意味。

    現職の県警幹部、梶警部がアルツハイマーの妻を殺害したと自首してきます。

    犯行は認めているものの、事件が発生してから出頭するまで「空白の二日間」があったが、それに関してはまったく自供しません。

    何かを隠し守ろうとしているようなのだが、いったいその二日間どうしていたのかが争点になっていきます。

    原作が直木賞の選考で「致命的欠点」を指摘され、落選したことから作者の横山秀夫さんが直木賞と決別したといういわくつきの作品ですが、本当に裁かれるべき罪とは何かを問う重厚な社会派ミステリーの傑作です。

    監督 佐々部清
    脚本 田部俊行 / 佐々部清
    原作 横山秀夫
    公開年 2004年
    出演者 寺尾聰 / 原田美枝子 / 吉岡秀隆 / 鶴田真由 / 柴田恭兵 他

     

     

    花とアリス〔2004〕


    友情と三角関係をナチュラルに描いた傑作

    親友同士の花こと荒井花とアリスこと有栖川徹子。

    花は電車で見かけた高校生の宮本に一目惚れし、高校に入学すると彼が所属する落語研究会に入部します。

    ある日宮本の帰宅の後をつけた花は、偶然頭を打って倒れた宮本につきあっていたと嘘をつき、宮本は記憶喪失だと信じ込みます。

    嘘から嘘が広がりアリスを巻き込んだ三角関係に発展していくストーリーです。

    岩井俊二監督のドキュメンタリーを思わせる独特な雰囲気の映像と鈴木杏さん、蒼井優さんの奔放な演技が見事にマッチした青春物語です。落語とバレエなどのアンバランス加減の妙も秀逸。

    ちょい役に豪華なキャストが顔をのぞかせているのも見どころの一つです。

    監督 岩井俊二
    脚本 岩井俊二
    公開年 2004年
    出演者 鈴木杏 / 蒼井優 / 郭智博 他

     

     

    スウィングガールズ〔2004〕


    ウォーターボーイズと対をなすビッグバンドを演奏する青春映画

    高校の落ちこぼれ学生13人の生徒が補修授業をサボるために吹奏楽部の昼食弁当業者の代わりに届けにいくことに。

    寝過ごしてしまい、真夏日に線路たどって歩き、なんとか届けたもののそのせいで吹奏楽のメンバー食中毒になってしまいます。

    遅れた口封じのために彼女たちは吹奏楽部の代わりにメンバーとして入ることになります。

    初心者たちがビッグバンドジャズに挑戦し、のめり込んでいく笑って泣ける感動のストーリーです。

    この映画のために実際にオーディションで選ばれた面々がそれぞれ実際に練習して楽器をこなしているので、臨場感と感動がひとしおです。

    まさにスウィングしている作品です。

    監督 矢口史靖
    脚本 矢口史靖
    公開年 2004年
    出演者 上野樹里 / 貫地谷しほり / 本仮屋ユイカ 他

     

     

    いま、会いにゆきます〔2004〕

    タイトルの秘密がわかった時に感動します!

    この手の映画は数多くあれど、その中でも特に泣ける大定番作品です。

    秋穂巧は、1年前に最愛の妻・澪を亡くし、1人息子の佑司と過ごしていました。

    2人は生前澪が残した、「1年たったら、雨の季節に又戻ってくるから」という言葉が気になっていて、 それから1年後、雨の季節に2人の前に死んだはずの澪が現れます。

    しかし澪は過去の記憶を全て失っていて、3人でまた暮らし始めるというストーリーです。

    亡くした母を想う子の気持ちなどを考えるとそれだけで切ないのに、母の愛に泣けて、泣けて、とにかく泣けます。

    監督 土井裕泰
    脚本 岡田惠和
    原作 市川拓司『いま、会いにゆきます』
    公開年 2004年
    出演者 竹内結子 / 中村獅童 / 田中圭 / 市川実日子 他

     

     

    2005年

    ALWAYS 三丁目の夕日〔2005〕


    ノスタルジックで人情味あふれる、涙が止まらない傑作

    舞台はまだ東京タワーが作りかけの昭和33年の東京の下町です。

    集団就職列車に乗って青森からやってきた六子。大手の自動車会社に就職できると思っていたら、小さな自動車修理工場でがっかり。

    その向かいに住む駄菓子屋を営みながらしがない小説家をやっている茶川は居酒屋の美人店主・ヒロミから酔ったいきおいで、見ず知らずの子供を預かることになってしまい、その子と二人で共同生活することに。

    古き良き昭和の懐かしさと人情味あふれる様子は幸福感もありつつ、高度経済成長の悲哀のようなものもあります。

    後半のたたみかけるような泣かせる展開は反則級。泣ける映画の代名詞とも言えるヒューマンドラマの傑作。

    監督 山崎貴
    脚本 山崎貴 / 古沢良太
    原作 西岸良平『三丁目の夕日』
    公開年 2005年
    出演者 吉岡秀隆 / 堤真一 / 小雪 / 堀北真希 / 薬師丸ひろ子 他

     

     

    パッチギ!〔2005〕


    日本人と在日コリアンの根深い問題を描いた青春映画

    1968年の京都が舞台で、府立東高校と朝鮮高校は、争いの絶えない日々を送っています。

    友好のためにサッカーの親善試合を申し込みにいった松山は吹奏楽部で「イムジン河」を演奏していたキョンジャに一目惚れ。

    モテたいために始めたフォークギターと朝鮮語を必死に習得し、彼女の前で「イムジン河」を演奏することを目指します。

    2000年代の『ビー・バップ・ハイスクール』ともいえる喧嘩シーンと『ロミオとジュリエット』を思わせるなかなか認められない恋、歴史的に根深い問題を若者世代に突き刺すメッセージ性が込められています。

    『イムジン河』という名曲が身に沁みる作品です。

    監督 井筒和幸
    脚本 井筒和幸 / 羽原大介
    公開年 2005年
    出演者 塩谷瞬 / 沢尻エリカ / 高岡蒼佑 / 小出恵介 / オダギリジョー 他

     

     

    サマータイムマシン・ブルース〔2005〕


    SFファンタジー・コメディの色褪せない傑作

    四国のある地方都市の大学で、野球やゲームに明け暮れている男子5人のSF研究会と女子2人のカメラクラブは部室を共有していました。

    部室で盛り上がっていたはずみで、エアコンのリモコンにコーラがかかって故障してしまいます。リモコンがないと動かない古いエアコンなので困ってしまいます。

    次の日、部室で猛暑で苦しんでいると見慣れない謎の乗り物状の機械が突如現れます。

    どうらや見た目はタイムマシンのようで、ふざけ半分で「昨日」に戻ってリモコンを取っ手こようとすると本当に昨日に行けてしまい、大騒動を巻き起こします。

    劇団ヨーロッパ企画の戯曲を映画化した作品で、コミカルな掛け合いが抜群に面白く、タイムマシン登場前の噛み合わない奇妙なやりとりの謎とタイムマシン登場後の伏線回収が実に見事。

    SFに青春と淡い恋心を混ぜてコミカルに描いた色褪せない傑作です。

    監督 本広克行
    脚本 上田誠
    公開年 2005年
    出演者 瑛太 / 上野樹里 / 与座嘉秋 / 川岡大次郎 / ムロツヨシ / 永野宗典 / 本多力 / 真木よう子 / 佐々木蔵之介 他

     

     

    運命じゃない人〔2005〕


    物語の点と点がすべてつながった時の面白さは抜群

    マンションを購入したばかりで彼女と別れたお人好しのサラリーマン宮田は、ある日会社から帰宅するなり探偵をしている親友の友人、神田に呼び出されます。

    彼女を忘れられない宮田のために、神田はレストランでナンパしたものの、神田はそのまま帰ってしまい、宮田とその女性は宮田の家に行くことに。

    そこに、元彼女が荷物を取りに帰ってきますが、その裏ではとんでもない事件が起こっていました。

    宮田と神田、そしてもう一人の人物の視点で同じシチュエーションをなぞりますが、そのすべてがつながった時の快感たるや、見てのお楽しみです。

    脚本の面白さに定評のある内田けんじさんの初期の傑作です。

    監督 内田けんじ
    脚本 内田けんじ
    公開年 2005年
    出演者 中村靖日 / 霧島れいか / 山中聡 / 山下規介 / 板谷由夏 他

     

     

    2006年

    フラガール〔2006〕


    スパリゾートハワイアンズに今すぐ行きたくなる感動の作品!

    昭和40年代初頭に福島県いわき市の町興しとして作られた“常磐ハワイアンセンター”の誕生秘話を映画化した感動作です。

    炭鉱の閉鎖が迫り、何か町興しの目玉になるようにと北国をハワイに変えようというプロジェクトが持ち上がります。

    その目玉として考えたのがフラダンスショーで、東京からダンサーの先生を呼び、素人の少女たちに教えますが、風当たりも強く試練を強いられます。

    貧困や友情、圧倒的なダンスパフォーマンスと泣ける要素があふれていて、映画としての完成度も高く、見応えがあります。

    ジェイク・シマブクロさんの楽曲も花を添えていて最高です。

    監督 李相日
    脚本 李相日 / 羽原大介
    公開年 2006年
    出演者 松雪泰子 / 豊川悦司 / 蒼井優 / 山崎静代 他

     

     

    ただ、君を愛してる〔2006〕


    宮崎あおいさん演じる静流の、登場から結末までの成長と変化は必見!

    原作は『いま、会いにゆきます』で知られる市川拓司さんの作品で、もともとは『恋愛寫眞』のコラボレーション企画として執筆されたものです。

    カメラが趣味の大学生の誠人はひょんなことから静流と出会い、静流は誠人に惹かれていますが、誠人には好きな人がいます。

    静流は誕生日のプレゼントにキスして欲しいとお願いするのですが、実はある理由で「生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋」と覚悟していたという切ないストーリーです。

    真実を知った時、涙はもう止められません。ラストは感動で震えてしまいます。

    監督 新城毅彦
    脚本 坂東賢治
    原作 市川拓司『恋愛寫眞 もうひとつの物語』
    出演者 玉木宏 / 宮崎あおい 他
    公開 2006年

     

     

    かもめ食堂〔2006〕


    日本を代表する個性派女優3人によるフィンランドを舞台にしたアットホームな傑作

    フィンランドの首都・ヘルシンキで食堂を営む日本人女性サチエ。

    オープンして1ヶ月経つも客は誰も訪れず、近所の人々にも不思議がられ敬遠されていました。

    ある日、日本かぶれしたフィンランドの若者が初めての客として訪れ、ガッチャマンの歌詞をサチエに尋ねるものの全部はわかりませんでした。

    歌詞がわからず悶々としていたサチエは、本屋で出会った日本人女性ミドリに歌詞がわかるか声をかけます。その後親しくなっていき、一緒に食堂を手伝ってもらうようになります。

    出てくる日本人は3人だけで、他はすべてフィンランド人です。

    独特のほのぼのした世界観の中にも変化球とも言えるような些細な出来事が積み重ねられていき、だんだんお客さんとのふれあいが広がっていく様子は、じんわりとあたたかい気持ちになります。

    シュールだけどユーモアがあり、おいしそうな料理と相まってアットホームな魅力が詰まっています。ついついコーヒーを淹れる時に“コピ・ルアック”と唱えたくなります。

    監督 荻上直子
    脚本 荻上直子
    原作 群ようこ
    公開年 2006年
    出演者 小林聡美 / 片桐はいり / もたいまさこ 他

     

     

    地下鉄に乗って〔2006〕


    現在と過去を地下鉄がつなぐ親子の絆の物語

    三兄弟の次男である真次は、世界的に有名な小沼グループの創立者である父に籍を抜くほど反発していました。

    ある日、地下鉄の階段をのぼると、そこに30年前の風景が広がっていて、そして亡くなったはずの兄と再会します。

    その後、真次はなぜか愛人のみち子とともに何度も現在と過去を行き来し、若かりし日の父と出会い、関係を深めていきます。

    思った場所に自在に連れて行ってくれる地下鉄というところにあやかり、まるで地下鉄がタイムマシンのような役割を果たしていきます。

    嫌っていたはずの父の隠された想いにふれ、次第に父を認めて行く様子は感動的であると同時に、あるショッキングな悲しい結末が待っていて切ない物語でもあります。

    監督 篠原哲雄
    脚本 石黒尚美
    原作 浅田次郎
    公開年 2006年
    出演者 堤真一 / 岡本綾 / 大沢たかお / 常盤貴子 他

     

     

    手紙〔2006〕


    玉山鉄二さんの迫真の顔演技に震えます!

    W「この映画のラストはヤバイですね」

    弟と2人暮らしの兄が、強盗殺人を犯してしまいます。

    そのためことあるごとにその事実によって弟は苦しめられます。

    東野圭吾さんの大ベストセラーで、原作では弟はバンドを組んでいましたが、映画での設定は漫才のコンビとなっています。

    ラストで兄の収監されているところへ慰問に行くのですが、そこで行われる漫才シーンは涙なしでは見れません。

    被害者はもちろんですが、罪を犯した兄とその弟のどちらが苦しんでいるのか考えるとたまらなくなる作品です。

    監督 生野慈朗
    脚本 安倍照雄 / 清水友佳子
    原作 東野圭吾
    公開年 2006年
    出演者 山田孝之 / 玉山鉄二 / 沢尻エリカ / 吹石一恵 他

     

     

    タイヨウのうた〔2006〕


    感動とともに歌われる永遠の名曲

    紫外線のアレルギーで太陽を浴びると死んでしまうという少女が主人公です。

    彼女は夜だけ出歩き、日が登るまで路上でギターを弾きながら歌います。

    家の窓から見えるバス停で見かける高校生に恋をし、お互いが好意を寄せ合うようになって彼女の運命を変えていきます。

    彼は彼女の病気を知り、支えになるべくCDを作ろうと提案し、アルバイトを始めます。

    いつだって病気ものの映画で涙を誘うのは親の涙。死ぬまで生きると決めた彼女の感動の物語です。

    監督 小泉徳宏
    脚本 坂東賢治
    原作 天川彩
    公開年 2006年
    出演者 YUI / 塚本高史 / 岸谷五朗 / 麻木久仁子 / 通山愛里 他

     

     

    リンダ リンダ リンダ〔2006〕


    ブルーハーツの曲が心に響くガールズバンド映画の傑作

    高校の文化祭を数日後に控えた軽音楽部の5人組のガールズバンドのギターが骨折したことによってバンドは分裂してしまいボーカルも抜けてしまいます。

    どうしてもステージに立ちたかった残った3人のメンバーは、韓国からの留学生ソンをボーカルとして引き入れます。

    THE BLUE HEARTSのカバー曲をやることにし、日本語も拙いソンや演奏もひどかったのが、練習を重ねるうちにどんどんよくなっていきます。

    音楽を担当したのが、スマッシング・パンプキンズのギタリスト、ジェームス・イハさんというのも個人的には刺さりましたが、やはり、ブルーハーツの名曲郡が心に響きます。ガールズバンド映画の傑作です。

    監督 山下敦弘
    脚本 向井康介 / 宮下和雅子 / 山下敦弘
    公開年 2005年
    出演者 ペ・ドゥナ / 前田亜季 / 香椎由宇 / 関根史織 他

     

     

    明日の記憶〔2006〕


    アルツハイマーの発症から進行までを切なくショッキングに描いた感動作

    50歳を目前した広告代理店の営業部長は仕事も順調で、娘の結婚も間近に控えていました。

    順風満帆だったが、突然、めまいや物忘れがひどくなり、受診してみると若年性アルツハイマーの診断でした。

    約束を忘れ、相手の顔を忘れ、道に迷うというままらない仕事。自暴自棄になりながらも、妻の支えで乗り越えていこうとしますが、病状は進行していきます。

    思い出されるかつての記憶と消えゆく記憶が交差し、記憶が失われていく様子が切なくショッキングに描かれ胸がしめつけられるようです。

    渡辺さん自身の病気と重ね、映画化を熱望し、自らプロデュースに名を連ねて作品化された悲しみだけではなく強いメッセージ性の込められた感動作。

    監督 堤幸彦
    脚本 砂本量
    原作 萩原浩
    公開年 2006年
    出演者 渡辺謙 / 樋口可南子 / 吹石一恵 / 坂口憲二 / 及川光博 他

     

     

    シムソンズ〔2006〕


    実在のカーリングチームを題材にした笑って泣ける感動作

    名物といえばホタテと玉ねぎぐらいしかない町、常呂町でもっともメジャーなスポーツといえばカーリングです。

    将来の夢がまったくなく悶々と過ごしていた高校生の和子は、高校の先輩でもあり、オリンピックに出場した憧れのカーリング選手にチームを作ってみないかと声をかけられ、その気になって始めます。

    子供の頃から天才少女と言われた美希と和子たち素人の三人が喧嘩したりしながらも一点取ることを目標に挑戦します。

    1998年の長野オリンピックで正式種目となったカーリングですが、この映画は2002年のソルレイクシティオリンピックで実際に出場を果たしたチーム「シムソンズ」を題材に描かれています。

    内容はだいぶ脚色され、実際とは異なる部分が多いようです。特に始めてすぐに結果が出るあたりは多少無理があるような気がしましたが、笑って泣けて、ラストのシーンは鳥肌が立ちます。

    笑顔で戦う姿はロコ・ソラーレへと続く伝統を感じさせます。

    監督 佐藤祐市
    脚本 大野敏哉
    原作 森谷雄
    公開年 2006年
    出演者 加藤ローサ/ 藤井美菜 / 高橋真唯 / 星井七瀬 / 大泉洋 / 田中圭 他

     

     

     

    2007年

    東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜〔2007〕


    ちょっと特殊だけど誰もが共感できる家族愛に切なくなる傑作

    リリー・フランキーさんが母親との半生を綴った自伝的小説を原作とした作品です。

    東京タワーの見える病院に入院しているオカンを看病するボクの現在と少年時代の回想を交えながら映画は展開していきます。

    福岡県の小倉で生まれ、5歳から筑豊で母と二人で暮らし、高校進学のために15歳から母と離れて暮らすことになります。

    その後、大学進学で上京して、15年たち母の病気がきっかけでいっしょに東京で暮らすことになります。楽しく過ごしていましたが、病気が再発することに。

    本屋大賞を受賞した作品だけあって、感動することはもちろん、個性的でマルチに活躍するリリー・フランキーさんの赤裸々な内面を覗き見ているような部分もありますが、おそらく誰もが自分の家族への愛を噛み締めたくなるような傑作です。

    監督 松岡錠司
    脚本 松尾スズキ
    現作 リリー・フランキー
    公開年 2007年
    出演者 オダギリジョー / 樹木希林 / 内田也哉子 / 小林薫 / 松たか子 他

     

     

    ALWAYS 続・三丁目の夕日〔2007〕


    いろいろな愛の物語を描いた傑作

    感動の涙に包まれる前作が家族愛の物語だとすると、続編のこちらはいろいろな恋愛の物語がテーマとなっています。

    自動車修理工場を営む鈴木家に、事業の失敗した親戚の娘の美加が預けられることになります。

    お嬢様育ちだった美加ははじめはわがまま放題でしたが、だんだん鈴木家になじんでいきます。

    一方、駄菓子屋を営む小説家くずれの茶川は、淳之介を連れ戻そうとする実夫から淳之介を守るために、そして黙って去っていったヒロミを想い、芥川賞を目指し、本気で小説の執筆に取り掛かります。

    前作を観ていないと展開がわからないので、まずは前作を観て欲しい作品ですが、茶川とヒロミの恋の行方や鈴木家の夫婦愛、子供の淡い恋心、六子と幼馴染との恋などたくさんの恋愛模様が詰まっています。

    冒頭では『シン・ゴジラ』を彷彿とさせるフルCGのゴジラのシーンが贅沢にあり、見どころの一つです。

    監督 山崎貴
    脚本 山崎貴 / 古沢良太
    原作 西岸良平『三丁目の夕日』
    公開年 2007年
    出演者 吉岡秀隆 / 堤真一 / 薬師丸ひろ子 / 小雪 / 堀北真希 他

     

     

    クローズド・ノート〔2007〕


    作品に罪はない、フラットな気持ちでみたい映画!

    原作は人気ミステリー作家、雫井脩介の恋愛小説、監督は『世界の中心で、愛をさけぶ』の行定勲と間違いのない作品です。

    引っ越してきた部屋に残されていた前の住人の日記を紐解いていくことで影響を受ける主人公と、その日記の持ち主の様子がパラレルで描かれ、それがある意味を持ってくるというミステリー的なラブストーリーです。

    この作品はあの沢尻エリカが舞台挨拶の“別に”で禍根を残した作品でもあり、ある意味もったいない作品でもあります。

    今はいろいろな理由で見ることができない人が出演しているのも懐かしいです。

    監督 行定 勲
    脚本 吉田智子 / 伊藤ちひろ / 行定勲
    原作 雫井脩介
    公開 2007年
    出演者 沢尻エリカ / 竹内結子 / 伊勢谷友介 他

     

     

    キサラギ〔2007〕


    冒頭のゆるさから二転三転していく密室推理劇

    自殺したマイナーアイドル・如月ミキの一周忌にファンサイトを通じて5人の男が集まります。

    それぞれの自慢のコレクションを持ち寄り、和やかにしていたものの、その中の一人が彼女の死は自殺ではなく他殺だと言い出し状況は一変します。

    徐々に明らかになっていく当時の状況と次々と明かされていく5人の正体に驚かされるコメディタッチの密室推理劇です。

    舞台劇のようにほぼ一つの部屋の中で進行するので、それぞれの会話とやりとりだけで物語が進行していきます。

    マイナーアイドルを愛する5人の男というテーマも斬新で、ヒット作連発している古沢良太さんの初期の脚本作品です。

    監督 佐藤祐市
    脚本 古沢良太
    公開年 2007年
    出演者 小栗旬 / ユースケ・サンタマリア / 小出恵介 / 塚地武雅 / 香川照之 他

     

     

    アヒルと鴨のコインロッカー〔2007〕


    映画化が難しいと思われた原作を見事に仕上げた傑作ミステリー

    椎名という大学生がアパートに引っ越してくると、隣に住む河崎という男に声をかけられ、友人のブータン人にあげるためにいっしょに「本屋で広辞苑を盗まないか」と誘われ、断りきれずに手伝います。

    河崎の過去がカットバック形式で語られていきますが、ペットショップで働いていた元恋人、ブータン人のドルジの3人に関するストーリーが展開し、琴美はペットを虐待する犯行を目撃し、その犯人たちにつけねられて、危険な目に巻き込まれていきます。

    その2年前の出来事と現在の本屋襲撃がつながっていきます。

    原作であっと驚くどんでん返しがあるため、映画化は難しいと思われましたが、見事に想像を覆して原作以上の出来栄えに仕上がっていると思います。

    ボブ・ディランの「風にふかれて」が物語のアクセントとして効果的に使われているのも好印象です。

    監督 中村義洋
    脚本 中村義洋 / 鈴木謙一
    現作 伊坂幸太郎
    公開年 2007年
    出演者 濱田岳 / 瑛太 / 関めぐみ / 大塚寧々 他

     

     

    2008年

    おくりびと〔2008〕


    「死」に向き合うという職業にもドラマあり!

    第81回アカデミー賞で、日本映画史上初の外国語映画賞を受賞した作品です。

    遺体を棺に納める“納棺師”という職業を通して、様々な死と向き合い人生をみつめるヒューマンドラマです。

    死」を扱うテーマという、それだけで涙がつきものですが、この物語はそれ以上のものがあります。

    物語の中でも語られている通り、偏見の多い職業なんでしょうけど、その認識を大きく変えてくれます。

    本木さんの男泣きに、たまらずつられて泣いてしまいます。

    監督 滝田洋二郎
    脚本 小山薫堂
    公開年 2008年
    出演者 本木雅弘 / 広末涼子 / 山﨑努 / 余貴美子 他

     

     

    ザ・マジックアワー〔2008〕


    佐藤浩市さんのコミカルな演技が抜群!

    マジックアワーとは日没後、太陽が沈んだあと辺りが残光に照らされる最も美しい時間帯のことで、誰にでも人生で最も輝く瞬間があることをあらわしたタイトルです。

    ヤクザの女に手を出した劇場の支配人が、許してもらうために幻の殺し屋をヤクザの元に連れて行くことを条件とされます。

    そんな殺し屋のことは本当は知らないので、売れない役者に映画だと騙して殺し屋役を演じてもらい、難局を乗り切ろうとしますがそううまくいくはずもなく。

    すれ違いコントのような面白さとコンゲーム的な要素、佐藤さんの突き抜けたコメディっぷりが最高に笑えます。

    映画の裏側が垣間見せてくれて、三谷さんの映画愛がぎっしり詰まった傑作です。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2008年
    出演者 佐藤浩市 / 妻夫木聡 / 深津絵里 / 綾瀬はるか / 西田敏行 他

     

     

    容疑者Xの献身〔2008〕


    ガリレオシリーズの泣ける屈指の名作

    なぜこの現象が起きたかにしか興味がない天才物理学者・湯川を探偵役とした東野圭吾のガリレオシリーズの中でも特に人気の高い作品で、直木賞を獲得した屈指の名作です。

    弁当屋で働く美人で評判の花岡靖子の元に夫が訪ねてきて金を無心します。

    もみ合いの末に殺してしまい、それを隣に住む数学教師の石神が聞きつけ、アリバイ工作を協力することになります。

    石神は湯川と大学の同級生で、天才数学者と呼ばれた男。天才と天才の対決となります。

    見事なアリバイトリックで本格ミステリとしてももちろん、人間ドラマもしっかり描かれた超一流の作品で、ラストは涙なくして観れません。

    監督 西谷弘
    脚本 福田靖
    公開年 2008年
    出演者 福山雅治 / 柴咲コウ / 北村一輝 / 松雪泰子 / 堤真一 他

     

     

    アフタースクール〔2008〕


    どんでん返し映画の傑作中の傑作

    一流企業につとめるサラリーマンの木村が失踪します。

    その親友の中学教師、神野のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵が尋ねてきて、いっしょに彼を探すことになります。

    調べていくうちに、神野の知らない木村の姿がだんだん明らかになっていきますが、思いもよらない方向へと展開していきます。

    この作品はどんでん返しで有名な作品なので、あらすじでさえネタバレのためあまり書けませんが、正直序盤の展開は何がなんだかもやもやするような感じの展開が続くのですが、ある場面からガラッと見方が変わり、面白さがグングン加速していきます。

    内田けんじ監督3作目にして、どんでん返し映画の傑作。

    監督 内田けんじ
    脚本 内田けんじ
    公開年 2008年
    出演者 大泉洋 / 佐々木蔵之介 / 堺雅人 / 常盤貴子 / 田畑智子 他

     

     

    ひゃくはち〔2008〕


    煩悩まみれの高校球児の補欠を主人公とした傑作

    甲子園常連の名門校・京浜高校の野球部の補欠部員・雅人とノブを主人公にした青春野球映画です。

    レギュラーになれないのは当たり前として、補欠にとって背番号をもらってベンチに入るかスタンドで応援するかは部員にとって死活問題。

    あの手この手を使って、背番号を勝ち取ろうとします。

    高校球児のいいところも悪いところともある程度リアルな姿をとらえていて、補欠目線で描かれているのが新鮮です。

    硬式球の縫い目の数が煩悩と同じ108の縫い目でできているということに絡め、煩悩まみれの青春の葛藤と熱さを描いています。

    監督 森義隆
    脚本 森義隆
    原作 早見和真
    公開年 2008年
    出演者 斎藤嘉樹 / 中村蒼 / 市川由衣 / 高良健吾 / 北条隆博 他

     

     

    デトロイト・メタル・シティ〔2008〕


    「NO MUSIC, NO DREAM」な爆笑と感動の傑作

    渋谷系ミュージシャンを夢見て大学進学のために田舎から上京した根岸君がひょんなことからデスメタル・バンドのヴォーカルをつとめることに。

    普段とメタルの2面性で苦悩し、葛藤するギャップが笑いを生み出します。

    母の愛に感動し、松雪さんの振り切った演技に爆笑。

    海外のライバルバンドとして登場するブラックメタルの帝王ジャック・イル・ダークを演じるのはあのKISSのジーン・シモンズというところも最高です。

    監督 李闘士男
    脚本 大森美香
    原作 若杉公徳『デトロイト・メタル・シティ』
    公開年 2008年
    出演者 松山ケンイチ / 加藤ローサ / 松雪泰子 / ジーン・シモンズ(KISS) 他

     

     

    2009年

    沈まぬ太陽〔2009〕


    航空会社の安全と企業体質の倫理を世に問う社会派ドラマの大作

    日本航空と実際の社員の体験に基づいて書かれた山崎豊子さん原作の社会派超大作です。

    映画の中で描かれる国民航空123便墜落事故の現在とそこから遡る約10年ほど前の労働組合で委員長をつとめる恩地を主人公に物語は行き来して展開していきます。

    会社にとって不都合な存在である恩地は不当人事によって、パキスタン・カラチからイラン・テヘラン、ケニア・ナイロビへと約10年にわたって左遷させられます。

    そして、墜落事故後は遺族担当として働きますが、会社の体質や政府との兼ね合いで苦闘します。

    映画はフィクションとして扱われていますが、安全や社会倫理を思うとやるせなくなる3時間超の骨太な社会派人間ドラマです。

    監督 若松節朗
    脚本 西岡琢也
    原作 山崎豊子
    公開年 2009年
    出演者 渡辺謙 / 三浦友和 / 松雪泰子 / 鈴木京香 / 石坂浩二 他

     

     

    フィッシュストーリー〔2009〕


    売れないパンクバンドの曲が地球を救う

    2012年のある日、彗星の衝突であと5時間で地球は消滅しようとしています。

    そんな中でもレコード屋は普通に営業し、一枚のレコードをかけて聴いていて、世界が救われることを願っています。

    このレコードを作ったのが30年以上前のガレージロック調のパンクバンドでフィッシュストーリーという曲でした。

    この売れない曲が誰かの耳に届き、やがて巡り巡って世界が救われるという、バタフライエフェクト的な奇妙な物語です。

    原作は伊坂幸太郎さんの短編で、劇中の曲と主題歌を手がけたのは斉藤和義さん。

    ちなみに「fish sotory」とは魚の話ではなく、「ほら話」という意味です。

    監督 中村義洋
    脚本 林民夫
    原作 伊坂幸太郎
    公開年 2009年
    出演者 伊藤淳史 / 高良健吾 / 多部未華子 / 濱田岳 / 森山未來 / 大森南朋 他

     

     

    風が強く吹いている〔2009〕


    無謀な箱根駅伝への挑戦を描いた青春ストーリー

    高校で不祥事を起こした天才ランナーと怪我で挫折していたエリートランナーが出会い、駅伝への挑戦がスタートします。

    学生寮に住んでいるのは陸上部とは名ばかりの個性ゆたかな面々で、その挑戦は無謀そのもの。

    それでもみんなが真摯に取り組み、だんだん実力をつけていき、成長していく感動ストーリーです。

    正直、たかだか一年で箱根に出れるほど簡単なものではないだろうし、ラストの結末も疑問符がつきますが、仲間との絆やひたむきさが胸を打ちます。

    監督 大森寿美男
    脚本 大森寿美男
    原作 三浦しをん
    公開年 2009年
    出演者 小出恵介 / 林遣都 他

     

     

    僕の初恋をキミに捧ぐ〔2009〕


    タイムリミットのある恋愛が切ない

    幼い頃から心臓病で入院していた逞は8歳の時に、20歳まで生きられないということを知ります。

    主治医の娘の繭とお互いに恋心を抱きあい、将来結婚することを願いました。

    無事中学生となり、高校受験をひかえた逞は将来を見据え、ある決断をもとに高校を決めます。

    寿命を決められた少年が、みんなができることを我慢しながら生きる意味を考え、一瞬で光り輝くように恋愛します。

    青木琴美さんの代表作でもある大人気少女漫画が原作で、最後まで生きようとする姿に胸を打たれる純愛ラブストーリーです。

    監督 新城毅彦
    脚本 坂東賢治
    原作 青木琴美
    公開年 2009年
    出演者 井上真央 / 岡田将生 / 細田よしひこ / 仲村トオル 他

     

     

    おと・な・り〔2009〕

    派手さはないけど、しみじみといい作品!

    監督は後に『君に届け』などを手がける青春映画の名手、熊澤尚人で、主演は岡田准一&麻生久美子のナイスなキャスティング。

    “音鳴り”と“お隣”を引っ掛けた、顔を合わせたこともなく隣に住む生活音に惹かれ合うストーリーです。

    カメラマンの聡とフランス留学を控えた花屋でバイトをする七緒はお隣同士。お互い30歳で恋人がいないが、隣から聞こえてくるコーヒーの豆をひく音や鼻歌などからいつしか安らぎを感じるようになっていきますが、はたして2人の恋の行方は。

    ストーリーにも絡むはっぴいえんどの“風をあつめて”がいいです。

    監督 熊澤尚人
    脚本 まなべゆきこ
    公開年 2009年
    出演者 岡田准一 / 麻生久美子 / 谷村美月 / 菅田将暉 / 岡田義徳 / 池内博之 他

     

     

     

    まとめ

    ペディ
    いかがでしたでしょうか

    もし観てない作品があったら、ぜひ観てください
    ウィック

     

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