【邦画】2000年代以降の日本アカデミー賞 歴代最優秀作品賞受賞作品をご紹介

2022年10月6日

こんな方に

    • 邦画が好きな方
    • 日本アカデミー賞の歴代作品賞を知りたい方

こんな方に2000年代以降の日本アカデミー賞の歴代作品賞を簡単にご紹介します。

 

ペディ
ペディ
日本映画でもっとも権威の高い映画賞といえば日本アカデミー賞ではないでしょうか

そこで、2000年代以降の歴代優秀作品賞の受賞作品を簡単にご紹介します。

何を見ようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください

ウィック
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第46回(2023年)

ある男〔2022〕


アイデンティティについて考えさせられるヒューマンミステリー

離婚して子供を連れて故郷に帰った里枝は実家の文房具屋で働いていました。

そこに客としてやってきた谷口大佑という男と気があい再婚し、暮らしていましたが大佑が事故で他界してしまいます。

疎遠になっていた大佑の兄が、葬式後に仏壇の遺影を見ると、それは別人であると判明します。

里枝から依頼された弁護士の城戸は大佑の本当の正体を追い、驚きの真実にたどり着くこととなります。

自分は何も変わらなくても、名前や出生にまつわることだけで、世間から判断されてしまうという不条理さを描いたヒューマンミステリーです。

監督 石川慶
脚本 向井康介
原案 平野啓一郎『ある男』
公開年 2022年
出演者 妻夫木聡 / 安藤サクラ / 窪田正孝 / 清野菜名 / 柄本明 他

 

優秀賞

シン・ウルトラマン

月の満ち欠け

ハケンアニメ!

流浪の月

 

 

第45回(2022年)

ドライブ・マイ・カー〔2021〕


喪失感と後悔を抱える苦しみとそれでも生きていこうとする再生の物語

舞台俳優・演出家の家福とその妻は一見仲睦まじく暮らしているようにみえて、二人とも秘密を抱えたまま妻が亡くなります。

その2年後、家福は演出を手掛ける舞台で、愛車を運転してくれる専属ドライバー、みさきと出会います。

ある過去を抱える寡黙なみさきと次第に共感していく家福は、だんだん心を開いていき、お互いに秘密を打ち明け、大切なことに気づいていきます。

村上春樹原作短編をもとにその他の短編と織り混ぜて構成した作品で、ロードムービー的な趣きと舞台で演じる戯曲が人生とリンクしていったりと奥深さが感じられます。

カンヌ国際映画祭で脚本賞も受賞した心に深く残る傑作です。

監督 濱口竜介
脚本 濱口竜介 / 大江崇允
原作 村上春樹「ドライブ・マイ・カー」など(『女のいない男たち』 文藝春秋刊収録)
公開年 2021年
出演者 西島秀俊 / 三浦透子 / 霧島れいか / 岡田将生 他

 

優秀賞

キネマの神様

孤狼の血 LEVEL2

すばらしき世界

護られなかった者たちへ

 

 

 

第44回(2021年)

ミッドナイトスワン〔2020〕


トランスジェンダーの光と影、青春の希望と絶望を見事に描いた大傑作

草彅剛演じるトランスジェンダーの凪沙は新宿のショーパブで働いて、ダンスを踊っています。

ある日広島に住む親戚の娘・一果が虐待のおそれから保護されたため、実家から凪沙のもとでしばらく預かってほしいということになり生活することに。

心を閉ざしている一果でしたがバレエに興味があり、凪沙に無断でバレエを習い始めます。最初は反対した凪沙も才能に気付き、やがて応援することに。

草薙さんの演技がかつてないほどのハマり役で、トランスジェンダーの光と影を見事に演じ切っています。また、一果のバレエも本物で美しく、すばらしいです。

ここ近年でもっとも魂を揺さぶれれた、感動というにはあまりに悲痛だけど、希望もあるラストに号泣を止められません。

監督 内田英治
脚本 内田英治
公開年 2020年
出演者 草彅剛 / 部樹咲 / 水川あさみ / 真飛聖 他

 

優秀賞

浅田家!

男はつらいよ お帰り 寅さん

罪の声

Fukushima 50

 

 

 

第43回(2020年)

新聞記者〔2019〕


現実の世界をオーバーラップさせたかなり切り込んだ作品

内容は内閣主導のもと新設が進められている医療系新設大学をめぐる疑惑というまさしくあれな内容で、メディアの存在意義をかけて立ち向かう新聞記者とエリート官僚の葛藤を描いています。

あまりに現実をなぞっている内容なので、リアリティあふれる内容とみるか偏っているとみるかは各自の判断で分かれると思いますが、いろんな意味で衝撃的な作品です。

主演をつとめる松坂桃李さんと韓国出身のシム・ウンギョンさんのリアリティあふれる演技が作品に引き込む力を与えていて、キャスティングが見事にハマっているといえます。

まさにノンフィクションのようなフィクション作品です。

監督 藤井道人
脚本 詩森ろば / 高石明彦 / 藤井道人
原案 望月衣塑子『新聞記者』/ 河村光庸
公開年 2019年
出演者 松坂桃李 / シム・ウンギョン / 本田翼 / 岡山天音 他

 

優秀賞

キングダム

翔んで埼玉

閉鎖病棟-それぞれの朝-

蜜蜂と遠雷

 

 

 

第42回(2019年)

万引き家族〔2018〕


本当の善悪とは何かを考えさせられる傑作

表向きは独居老人の初枝の家で家族のように暮らす同居人。

初枝の年金とそれぞれの細々とした仕事に加え、万引きによって暮らしを立てています。

それに加え、虐待されている子を保護してあげるなど貧しい暮らしの中でもお互いが必要としあい、本当の家族のように過ごす様子はささやかな幸せを感じられます。

それでも世間的には悪であり、真実は見過ごされてしまいます。

本当の善悪とは何か心を揺さぶられるカンヌ国際映画祭でパルム・ドールも受賞した傑作。

監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
原案 是枝裕和
公開年 2018年
出演者 リリー・フランキー / 安藤サクラ / 松岡茉優 / 樹木希林 他

 

優秀賞

カメラを止めるな!

北の桜守

孤狼の血

空飛ぶタイヤ

 

 

 

第41回(2018年)

三度目の殺人〔2017〕


殺人者の不確かな供述と司法の現実を描いた作品

是枝裕和監督のオリジナル脚本による法廷サスペンスで、殺人の罪で30年服役していた男が、出所して自分の勤めていた会社の社長を殺害した容疑で起訴されます。

そのままでは死刑はまぬがれないため、その犯人を弁護しようと国選弁護人が調査していきますが、犯人は取り調べるために自供をころころ変えます。

一方その事件の裏に社長の妻や娘の存在もあり、目撃者のいない中、真相は犯人の自供のみ。

弁護人もだんだん違和感を抱えていきますが、その結末とは。

裁くために真実が必要ではなかったり、司法の合理性のような闇を描いた作品です。

監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
公開年 2017年
出演者 福山雅治 / 役所広司 / 広瀬すず 他

 

優秀賞

君の膵臓をたべたい

関ヶ原

ナミヤ雑貨店の奇蹟

花戦さ

 

 

 

第40回(2017年)

シン・ゴジラ〔2016〕


もしも現実にゴジラが現れたら、という圧倒的リアリティで虚構を描いた大作

ご存知「エヴァンゲリオン」の庵野秀明監督がアニメの世界観と実写のリアルを融合させ、328名もの名だたるキャストとともに、まさに国をあげて作り上げた大作です。

突如出現した巨大不明生物に対して、政府がどのように対策するかの右往左往する様子や、自衛隊や米軍、さらにはあらゆる分野の異端児を集めた「巨大不明生物特設災害対策本部」略して「巨災対」を含めて立ち向かう、ただそれだけに特化したストーリーです。

東日本大震災をメタファーとし、まるでドキュメンタリーを見ているかのようにメディアや一般人の様子などもリアリティをもって描き、自衛隊や国会議員協力のもと制作されているので、ゴジラを自然災害や侵略に見立て、まさに有事のシミュレーションを映画で行っているといえます。

監督 庵野秀明(総監督) /  樋口真嗣(監督・特技監督)
脚本 庵野秀明
公開年 2016年
出演者 長谷川博己 / 竹野内豊 / 石原さとみ / 高良健吾 / 市川実日子 他

 

優秀賞

怒り

家族はつらいよ

湯を沸かすほどの熱い愛

64-ロクヨン-前編

 

 

 

第39回(2016年)

海街diary〔2015〕


派手さはないけど、まさに日記を読むかのようなしみじみした素晴らしい作品

三姉妹のもとに15年前に女と家を出て行った父親の訃報が届き、山形に葬式に行き、そこで腹違いの妹と出会います。

その子も後妻と生活しなければいけなかったことから、一緒に鎌倉で暮らそうと誘い、4人で暮らすことに。

小さな出来事をまさに日記のように淡々とつむぎ、ぎこちなかった関係がだんだん心がつながっていく様子が感動的です。

4姉妹は、まさにこのキャストしかありえないというような素晴らしい4者四様のハマり具合で、脇を固める役者陣も見事。

原作は吉田秋生さんの同名漫画で、じんわりと感動できる4姉妹の物語です。

監督 是枝裕和
脚本 是枝裕和
原作 吉田秋生『海街diary』
公開年 2015年
出演者 綾瀬はるか / 長澤まさみ / 夏帆 / 広瀬すず 他

 

優秀賞

海難1890

日本のいちばん長い日

母と暮せば

百円の恋

 

 

 

第38回(2015年)

永遠の0〔2013〕


戦争で生きることにこだわった男の生き様が胸を打つ傑作

亡くなった祖母には戦争中に亡くなった夫がいることを葬式の時に知った孫は、その過去を知るために調査をします。

戦争で生き残った人たちに聞くと卑怯者で、臆病者、恥さらしだったと口を揃えて言われるなか、彼と深く関わった人たちはまったく違ったことを証言します。

愛する妻と娘のために、戦争中はタブーとされた生きて帰りたいと言っていた男がなぜ特攻で命を落とすことになったのか。

百田尚樹さん原作の感涙の物語です。

監督 山崎貴
脚本 山崎貴 / 林民夫
原作 百田尚樹『永遠の0』
公開年 2013年
出演者 岡田准一 / 三浦春馬 / 井上真央 他

 

優秀賞

紙の月

小さいおうち

蜩ノ記

ふしぎな岬の物語

 

 

 

第37回(2014年)

舟を編む〔2013〕


辞書に捧げる情熱も恋愛模様も素敵な傑作

出版社・玄武書房では『大渡海』という辞書の刊行計画が進められていましたが、定年退職する辞書編集者の代わりがなかなか見つかりません。

そこで白羽の矢が立ったのが、営業をやらせてもまったく役に立たない大学院で言語学を専攻していた変人の馬締でした。

言葉には強い執着心を持つもののコミュニケーション力が低い馬締でしたが、周りの人とのかかわりでだんだん成長していきます。

そんな辞書を作るだけでも大変なのに、恋や会社の経営事情まで絡んできて苦難の連続。

15年に及ぶ刊行までの道のりをドラマティックに描いています。

人には向き不向きや、適材適所、天職というものがあると思いますが、若いうちに一生の仕事を見つけられる幸福が描かれています。

誰かとつながりたくて広大な海を渡ろうとする舟、そんな今を生きる辞書を目指して一生を捧げる感動的な物語です。

本屋大賞を受賞した三浦しをんさん原作作品で、松田さん、オダギリさんをはじめとするキャストも見事にハマった傑作。

監督 石井裕也
脚本 渡辺謙作
原作 三浦しをん
公開年 2013年
出演者 松田龍平 / 宮﨑あおい / オダギリジョー / 小林薫 / 加藤剛 他

 

優秀賞

凶悪

少年H

そして父になる

東京家族

利休にたずねよ

 

 

 

第36回(2013年)

桐島、部活やめるってよ〔2012〕


桐島はどうしてやめちゃうの?がずっと気になる高校生のリアルを描いた傑作

バレー部で県選抜にも選ばれたキャプテンが突然部活をやめたという報せが広がり、本人は休んだまま。

その事実は桐島の彼女や親友にも知らされていなかった。

その報せをめぐるやりとりの1つのエピソードを帰宅部、運動部、映画部や吹奏楽部などの文化部の生徒それぞれの視点から描いています。

朝井リョウさんのデビュー作を原作とした作品で、結局、タイトルにある桐島が直接登場しないところも斬新。

恋や友情、部活動をやる意義など高校生のリアルな姿を描いていて、高校時代のもやもやした気持ちなどを思い出させてくれます。

ラストの映画部の撮影シーンなど、映画愛も感じさせる傑作です。

監督 吉田大八
脚本 喜安浩平 / 吉田大八
原作 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
公開年 2012年
出演者 神木隆之介 / 橋本愛 / 東出昌大 / 山本美月 / 松岡茉優 他

 

優秀賞

あなたへ

北のカナリアたち

のぼうの城

わが母の記

 

 

 

第35回(2012年)

八日目の蟬〔2011〕


優しかった母親と思っていた人が誘拐犯だったという切ない人生

原作は角田光代さんによる小説で、幼児誘拐事件を描いた作品です。

愛人だった人の幼児を誘拐したのは、自分が堕胎しその子を我が子のように育てたかったためでした。

大人になった主人公の生活と、幼児だった頃の逃亡しながらの4年間の生活が交互に描かれていて、絆が奪われてしまった家族は本来あるべきの普通の家族には戻れず、本人も心を閉ざしたまま成長することになってしまいます。

許されることではないものの愛情いっぱいに育てられたことは心の中に残っていて、それがさらに葛藤を募らせ、自分も不倫関係から妊娠し、誘拐した女と同じ道を辿る運命に。

監督 成島出
脚本 奥寺佐渡子
原作 角田光代
公開年 2011年
出演者 井上真央 / 永作博美 / 小池栄子 他

 

優秀賞

大鹿村騒動記

最後の忠臣蔵

ステキな金縛り

探偵はBARにいる

 

 

 

第34回(2011年)

告白〔2010〕


悪意がぎっしり詰まったスタイリッシュなサスペンス

原作は本屋大賞を受賞した湊かなえさんの同名小説です。

中学生に娘を殺された女教師が生徒に復讐するというストーリーで、その教師、生徒、犯人の親など複数の視点で描かれています。

今をときめく俳優たちが生徒に名を連ねていて、さらに芦田愛菜さんがまだまだ幼かい様子に時の早さが感じられます。

ストーリーの素晴らしさもさることながら、斬新な映像と主題歌のレディオヘッド「Last Flowers」をはじめとする音楽も全編にわたって効果的に盛り上げる演出に効いていて観ていて惹きつけられます。

監督 中島哲也
脚本 中島哲也
原作 湊かなえ
公開年 2010年
出演者 松たか子 / 岡田将生 / 木村佳乃 / 橋本愛 他

 

優秀賞

悪人

おとうと

孤高のメス

十三人の刺客

 

 

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