【邦画】三谷幸喜監督作品 全作品紹介 傑作揃いでコメディ好きにおすすめ!

2022年9月27日

こんな方に

    • 邦画が好きな方
    • コメディが好きな方
    • 三谷幸喜監督作品を知りたい方

こんな方に三谷幸喜監督作品をご紹介します。

 

ペディ
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『古畑任三郎』や大河ドラマ『真田丸』、『鎌倉殿の13人』などテレビや舞台でも脚本・監督で大活躍の三谷幸喜さん。
  • コメディ好きにははずせない三谷幸喜監督作品はどれもクスッと笑えるものばかり

  • そこで、作品順に全作品をご紹介します。
  • 何を見ようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください
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    ラヂオの時間〔1作目 1997〕


    記念すべき映画監督第一作目の傑作

    劇団、テレビシリーズで人気を博した三谷幸喜映画監督第一作目の作品で、三谷さんが主催する劇団「東京サンシャインボーイズ」で1993年に上映された作品を映画化したものとなります。

    ラジオドラマを生放送する企画が進められていて、主婦の鈴木みやこがドラマコンクールで応募した作品が採用されました。

    収録準備中から次々とキャストのわがままでドラマの内容が変更されていき、元々は熱海を舞台にした作品が、ニューヨーク、さらにシカゴへと変更されていきます。

    生放送が開始されてからも随時辻褄合わせのためにストーリーが変更されていくスリリングで奇想天外なドタバタコメディです。

    どこの業界でもそうだと思いますが、いろいろな事情や横やりなどが入り内容が逸れていってしまうというのはありがちですが、ラジオという音だけで制作されることで逆に想像をかき立て、音作りなどアナログの良さを伝えようと必死に頑張る姿にロマンが感じられる傑作です。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    原作 三谷幸喜 / 東京サンシャインボーイズ
    公開年 1997年
    出演者 唐沢寿明 / 鈴木京香 / 西村雅彦 他

     

     

    みんなのいえ〔2作目 2001〕


    絶妙なコミカルさと暖かさでほっこり笑えるヒューマンコメディの傑作

    放送作家の飯島と仲睦まじい妻民子は新居を建てることに。

    民子の提案で彼女の後輩の設計の免許を持たないインテリア・デザイナーに依頼し、施工は民子の頑固で昔気質な大工の父にお願いすることになります。

    モダンにこだわるデザイナーと日本の在来工法を好む大工、さらには風水を気にし出す旦那の母まで出てきて、家づくりは思いも寄らない方向に進んでいきます。

    こだわりの強さでぶつかっていきますが、果たして出来上がった家はどんな仕上がりになるのか。

    田中邦衛さんのチャーミングさと唐沢さんの魅力、田中直樹さんのコミカルさのバランスが絶妙で見終わったあとほっこりします。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2001年
    出演者 唐沢寿明 / 田中直樹 / 八木亜希子 / 田中邦衛 他

     

     

    THE 有頂天ホテル〔3作目 2006〕


    大晦日のホテルで巻き起こる悲喜こもごもの群像劇

    「グランド・ホテル形式」というホテルのようなひとつの場所を舞台に、複数の登場人物の人間ドラマを並行して描く手法を用いた作品で、舞台は大晦日の夜10時から年明けまでの2時間を描いています。

    ホテルマンはもちろん、人生崖っぷちの国会議員や大物歌手、ある業界団体やマジシャン、ヤクザやコールガールなど目まぐるしいほどの登場人物が入り乱れています。

    すれ違いコントのようなコミカルさもあれば、プライドを取り戻すようなほっこりした部分もあり楽しめます。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2006年
    出演者 役所広司 / 松たか子 / 佐藤浩市 / 香取慎吾 / 篠原涼子 他

     

     

    ザ・マジックアワー〔4作目 2008〕


    佐藤浩市さんのコミカルな演技が抜群!

    マジックアワーとは日没後、太陽が沈んだあと辺りが残光に照らされる最も美しい時間帯のことで、誰にでも人生で最も輝く瞬間があることをあらわしたタイトルです。

    ヤクザの女に手を出した劇場の支配人が、許してもらうために幻の殺し屋をヤクザの元に連れて行くことを条件とされます。

    そんな殺し屋のことは本当は知らないので、売れない役者に映画だと騙して殺し屋役を演じてもらい、難局を乗り切ろうとしますがそううまくいくはずもなく。

    すれ違いコントのような面白さとコンゲーム的な要素、佐藤さんの突き抜けたコメディっぷりが最高に笑えます。

    映画の裏側が垣間見せてくれて、三谷さんの映画愛がぎっしり詰まった傑作です。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2008年
    出演者 佐藤浩市 / 妻夫木聡 / 深津絵里 / 綾瀬はるか / 西田敏行 他

     

     

    ステキな金縛り〔5作目 2011〕


    古畑任三郎とドリフを足してほっこり具合をブレンドしたような極上コメディ

    殺人事件の容疑をかけられた男にはアリバイがあり、無罪を主張する内容とは、その時金縛りにあっていたという。

    依頼を受けた三流弁護士の宝生エミはその金縛りの原因でもある落ち武者の幽霊に法廷で証言するように求めます。

    見える人と見えない人のいる幽霊に、あの手この手で証言させるその方法が見事。

    コメディエンヌとしての実力をフルに発揮した深津さんのキュートさがとにかく魅力的。

    一見荒唐無稽なようでしっかり理にかなっていて、古畑任三郎ばりのトリックも用意されている法廷サスペンスコメディの傑作。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2011年
    出演者 深津絵里 / 西田敏行 / 竹内結子 / 阿部寛 / 中井貴一 他

     

     

    清須会議〔6作目 2013〕


    信長死去後の後継者選びを喜劇的に描いた時代劇作品

    自称・歴史オタクという三谷監督が自筆の小説を映画化した初の時代劇映画作品です。

    舞台は本能寺の変で織田信長が死去した後、誰を後継者にするかを決める清洲(清須)会議。

    筆頭家老の柴田勝家が推す信長の三男・しっかり者の信孝か、羽柴秀吉が推す次男で大うつけ者と噂の信雄か、果たしてそれ以外か、それぞれの思惑で揺れ動きます。

    後に天下をおさめた秀吉がいかにしたたかに人心を動かして、掌中におさめていったかがよくわかる評定(会議)という名の戦です。

    コメディというよりは喜劇で、爆笑するような作品ではなく、史実をしっかり踏まえつつ作られています。

    この作品があって、後の大河ドラマ『真田丸』、『鎌倉殿の13人』の成功があると言っても過言ではありません。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    原作 三谷幸喜
    公開年 2013年
    出演者 役所広司 / 大泉洋/ 小日向文世 / 佐藤浩市 他

     

     

    ギャラクシー街道〔7作目 2015〕


    宇宙を舞台にしたスペース・ロマンティック・コメディ

    時は西暦2265年、木星と土星の間に浮かぶスペースコロニー「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路・ルート24666は通称「ギャラクシー街道」と呼ばれています。

    かつては賑わっていた街道も今はさびれていて、客もまばらなハンバーガーショップが舞台となります。

    そこて働く人とさまざまな客が織りなす宇宙人模様をほぼ店の中だけで展開されるシチュエーション・コメディです。

    登場人物は多彩で、それぞれ地球の常識とは異なる様子などクスッと笑えるある意味バカバカしいやりとりの連続。

    その笑いを好むかどうかで正直評価がかなり分かれそうな作品だと思います。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2015年
    出演者 香取慎吾 / 綾瀬はるか / 小栗旬 / 優香 / 大竹しのぶ 他

     

     

    記憶にございません!〔8作目 2019〕


    パロディのはずが現実にありそうで面白いシュールな作品

    史上最低と悪名の高い総理が石をぶつけられて記憶喪失に。

    記憶を失った総理は別人のように人格まで変わってしまいます。

    さまざまな問題を抱えていたことを何一つ覚えていなくて、だんだん課題に取り組んでいき、ラストのどんでん返しも含めて爽快。

    三谷作品らしさ全開ですが、政府のパロディ感があまりに芯を食いすぎていて、ある意味笑えないかも。

    監督 三谷幸喜
    脚本 三谷幸喜
    公開年 2019年
    出演者 中井貴一 / ディーン・フジオカ / 石田ゆり子 / 小池栄子 他

     

     

    まとめ

    ペディ
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    いかがでしたでしょうか

    ぜひ参考にしていただき、三谷ワールドに浸っていただければと思います
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    作品順

    第1作目 『ラヂオの時間』〔1997年〕

    第2作目 『みんなのいえ』〔2001年〕

    第3作目 『THE 有頂天ホテル』〔2006年〕

    第4作目 『ザ・マジックアワー』〔2008年〕

    第5作目 『ステキな金縛り』〔2011年〕

    第6作目 『清須会議』〔2013年〕

    第7作目 『ギャラクシー街道』〔2015年〕

    第8作目 『記憶にございません! 』〔2019年〕

     

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