こんな方に
- ハードロック/ヘヴィメタルではずせない名盤は?
- 1970年代のおすすめの名盤アルバムを知りたい!
- ハードロック/ヘヴィメタルに興味はあるけど、何から聴いていいかわからない方へ!
こんな方に1970年代ハードロック/ヘヴィメタルの名盤をご紹介します。



(以下ウィックはW、ぺディはP)
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1970年
Fire And Water / フリー - Free〔1970〕
P「後にバッド・カンパニーやソロで活躍するヴォーカルのポール・ロジャースやギターのポール・コゾフなどによってイギリスで結成されたバンドの平均年齢20歳とは思えない渋い3枚目のアルバム」
W「代表曲でもある“All Right Now”やミスター・ビッグがこの曲からバンド名を決めたというそのままの曲“Mr.Big”が収録されていて、全体的にいぶし銀という言葉がぴったりな渋すぎるブルース・ロックがたまりません。ポール・ロジャーズのソウルフルな歌声はこの頃から健在です」
Cactus / カクタス - Cactus〔1970〕
P「ヴァニラ・ファッジの元メンバーで、後にベック・ボガード&アピスを結成するベースのティム・ボガードとドラムのカーマイン・アピスを中心に結成されたバンドのデビュー・アルバム」
W「オープニングのモーズ・アリソンのカヴァー曲が文句なしにかっこいいです。他にもボ・ディドリーのカヴァー曲“You Can't Judge A Book By The Cover”やオリジナル曲もブルージーでハードなロックサウンドを堪能できます」
1971年
Led Zeppelin IV / レッド・ツェッペリン - Led Zeppelin〔1971〕
P「レッド・ツェッペリンはオリジナルアルバムを8枚リリースしていますが、代表作といえば名曲“天国への階段”を含む4thアルバムでしょう」
W「他にも代表曲"Black Dog"、"Rock and Roll"をはじめアコースティックな名曲"Going to California"など、聴きどころの多い名盤です」
Master Of Reality / ブラック・サバス - Black Sabbath〔1971〕
メタルの開祖ともいわれるバンドの傑作!
P「ヴォーカルのオジー・オズボーン、ギターのトニー・アイオミを中心とするバンドの3枚目のアルバム」
W「1970年にデビューし、この3枚目まででわずか1年半という急ピッチで制作されています。前作で“Paranoid”や“Iron Man”という大ヒット曲を送りだしているものの本当の意味でバンドのスタイルを確立した歴史的名盤。チューニングをさげたダークなサウンドとグルーヴがすべてのヘヴィ・ロックの礎となっています」
Who's Next / ザ・フー - The Who〔1971〕
P「ビートルズ、ストーンズと並びイギリスの3大ロックバンドと称される割には日本ではなぜかそこまで知名度がないのが不思議ですが、こちらは5枚目のアルバム」
W「ロックオペラの傑作『トミー』と『四重人格』の間に挟まれたアルバムで、はじめてイギリスで1位を獲得した作品です。ミスター・ビッグもカバーした“Baba O'Riley”や“Bargain”をはじめ、ラストの“Won't Get Fooled Again”までハードでドラマティックな楽曲が満載」
Look At Yourself / ユーライア・ヒープ - Uriah Heap〔1971〕
P「イギリスのハードロック早創期から活躍するバンドの3枚目のアルバム」
W「邦題が『対自核』と一度聞いたら忘れられないタイトルとともに、一曲目の表題曲からインパクト溢れる迫力に圧倒されます。ギターやドラムのパワフルさもさることながら、バラードでもハードな曲でもハモンドオルガンがかなりいいアクセントになっています」
Fragile / イエス - Yes〔1971〕
初期プログレバンドの中で最もテクニカルなプレイで魅了する名盤!
P「キング・クリムゾンやピンク・フロイドと並んでプログレの代表的なバンドの4枚目のアルバム」
W「メンバー構成はアルバムによってかなり変わりますが、この頃はヴォーカルをジョン・アンダーソン、ギターを超絶技巧でメロディセンスも抜群のスティーヴ・ハウ、キーボードにリック・ウェイクマンなどがつとめています。オープニングから8分を越す名曲もあれば牧歌的な曲やポップな曲まであり、バンドの様々な世界観を堪能できます。そして何と言ってもハイライトのラスト曲は圧巻の一言」
1972年
The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars / デヴィッド・ボウイ - David Bowie〔1972〕
P「イギリスが誇るロックスターという言葉がもっとも似合うマルチ・アーティストの5作目」
W「邦題は『ジギー・スターダスト』で火星からやってきた救世主と物語のコンセプトアルバム。その近未来の世界観とあいまった楽曲群はまさに歴史的傑作」
Argus / ウィッシュボーン・アッシュ - Wishbone Ash〔1972〕
P「アイアン・メイデンをはじめとするツイン・リード・ギターバンドに影響を与えたイギリスのバンドの3枚目のアルバム」
W「アンディ・パウエルとテッド・ターナーによるツイン・リードとヴォーカルをフロント3人でつとめるというスタイルで、牧歌的だったり幻想的だったりする静謐なサウンドからハードながらメロディアスなサウンドへの展開など長尺のある楽曲を楽しめます。ジャケットアートはプログレでおなじみのヒプノシスが手がけた作品です」
Smokin' / ハンブル・パイ - Humble Pie〔1972〕
P「後にソロで大成功を収めるギターのピーター・フランプトンによって結成されたバンドですが、そのピーターが脱退しながらもスティーブ・マリオットを中心にバンド最大のヒット作となった5枚目のアルバム」
W「ブルージーでノリのいいハードロックで、スティーブのソウルフルな歌声が最高にかっこいい。中でもスローバラード“You're So Good For Me”のコーラスワークを含めて絶品です。“30 Days in the Hole”はミスター・ビッグにもカヴァーされた名曲で、他にも2曲のカヴァー曲を含む聴きごたえのある名盤です」
1973年
The Dark Side Of The Moon / ピンク・フロイド - Pink Floyd〔1973〕
P「プログレッシブ・ロックの先駆者でもあるイギリスのロックバンドの9枚目のアルバム」
W「邦題は『狂気』で、コンセプト・アルバムの代表作としても名高く、ビルボードに15年間にわたってランクインし続け、世界でもっとも売れたアルバムの一つとされています。その狂気っぷりにぜひ触れてください」
Lynyrd Skynyrd (Pronounced 'Lĕh-'nérd 'Skin-'nérd) / レーナード・スキナード - Lynyrd Skynyrd〔1973〕
P「オールマン・ブラザーズ・バンドと並ぶサザン・ロック・バンドのデビュー・アルバム」
W「ほぼ全曲レイドバックしたミドルテンポでリラックスした雰囲気を楽しめるアルバムですが、その中でも9分を超える名曲“Free Bird”だけは別格で、静から動への展開も見事ですが、終盤のギターソロは圧巻。歴史に残る名演奏のひとつです」
Raw Power / イギー・アンド・ザ・ストゥージズ - Iggy And The Stooges〔1973〕
P「The Stoogesとしてスタートしたイギー・ポップ率いるアメリカのガレージ・ロックバンドによる3枚目のアルバム」
W「今聴いてもまったく古さを感じさせない、ひりひりするようなエネルギッシュな作品で、パンクやニューウェーブ、後のメタル勢にいたるまで多大な影響を与えた名盤です」
1974年
Burn / ディープ・パープル - Deep Purple〔1974〕
P「後にホワイトスネイクを結成するデヴィッド・カヴァデールとベースのグレン・ヒューズがWヴォーカルをつとめる第3期の傑作がこの作品」
W「グレン・ヒューズのファンキーなベースが今までのパープルにない特徴を出していたり、リッチー・ブラックモアの才気走っている名曲“Burn”や“You Fool No One”、“Mistreated”など必聴の曲満載」
Phenomenon / UFO〔1974〕
P「ブリティッシュ・ハードロックを代表するバンドのひとつで、ドイツ出身のマイケル・シェンカーがスコーピオンズから引き抜かれて新加入した3枚目のアルバム」
W「大名曲の“Doctor Doctor”、“Rock Bottom”収録というころも大きいですが、それ以外にもブリティッシュ・ハードロックのお手本ともいえるような構築美に溢れています」
Bad Company / バッド・カンパニー - Bad Company〔1974〕
P「元フリーの中心メンバーだったヴォーカルのポール・ロジャースとドラムのサイモン・カーク、さらに元モット・ザ・フープルのギター、ミック・ラルフスに元キング・クリムゾンのボズ・バレルという4人で結成されたイギリスのバンドのデビュー・アルバム」
W「ポール・ロジャースの渋さ溢れるソウルフルな歌声とタメのあるグルーヴィな演奏によって、派手さはまったくありませんがデビュー・アルバムにして円熟味さえ感じさせる傑作です」