桑田 佳祐
KEISUKE KUWATA〔1992〕
1986年にいったんサザン・オールスターズが活動休止した後、KUWATA BANDをへてリリースしたソロ・デビューアルバム。
作詞・作曲はすべて桑田さんで、プロデュースを小林武史さん、藤井丈司さんがつとめていて、上質でアダルトなサウンドに仕上がっています。
“今でも君を愛してる ”や“いつか何処かで (I FEEL THE ECHO) ”や“遠い街角 (The wanderin' street)”、“悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)”など名曲が多数収録されています。
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坂本 慎太郎
幻とのつきあい方(How To Live With A Phantom)〔2011〕
惜しまれつつ解散してしまった伝説ともいえるバンドゆらゆら帝国のヴォーカル、ギターの坂本さんによるソロ・デビューアルバム。
後期のゆらゆら帝国の延長線で激しい曲はなく、メロウでレイドバックしていて、独特の世界観が素晴らしいです。
聴いているだけで脱力できる、まさにクセになるスルメ盤です。
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斉藤 和義
ジレンマ〔1997〕
斉藤和義さんの初期の代表作にして傑作5thアルバムです。
メジャー感と独特のセンスが見事に発揮された傑作中の傑作。
“進め なまけもの”から“ドライブ”、“幸福な朝食 退屈な夕食”の流れは完璧です。
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佐野 元春
SOMEDAY〔1982〕
佐野元春さんの初期の傑作にして代表作でもある3rdアルバムです。
大瀧詠一さんのプロジェクト「ナイアガラ・トライアングル」への参加を果たし、フィル・スペクターばりのウォール・オブ・サウンドを導入した本作は、まさに捨て曲なしのロック史に残る名盤です。
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曽我部 恵一
曽我部恵一〔2002〕
元サニーデイ・サービスの中心人物、曽我部恵一さんがバンド解散後(2008年に再結成)、はじめてリリースしたソロ・デビューアルバム。
シンプルな楽器構成のほぼホーム・レコーディングで、自分の子や同時多発テロについてなどパーソナルな想いを歌った内容のものが多く、まるでジョン・レノンのソロ・1stアルバムの『ジョンの魂』のような作品です。
後のバンドサウンド色の強いアルバムもおすすめです。
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玉置 浩二
JUNK LAND〔1997〕
ご存知、安全地帯のフロントマン、玉置さんのソロ6枚目のアルバムです。
もうすごいという一言に尽きる作品で、“JUNK LAND”のようなテンションがあがるような曲から、胸をかきむしられるような“メロディー”や代表曲“田園”まで、バラエティに富んだ傑作です。
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中村 一義
金字塔〔1997〕
22歳の若さにして、セルフプロデュースによって制作されたデビューアルバム。
渋谷陽一さんに10年に一人の天才と言わしめた男がこの中村一義さんです。
独特のハイトーンヴォイスと詩の世界、ビートルズフレイヴァーあふれるポップサウンドで、それまでのすべてを出し尽くして制作したという集大成ともいえる傑作です。
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長渕 剛
昭和〔1989〕
シンガーソングライターを語るうえで欠かせない方が、長渕剛さん。
昭和から平成に元号が変わった節目にリリースされた11枚目のアルバムです。
ドラマや映画の主演など、まさに飛ぶ鳥落とす勢いの頃のアルバムで、“くそったれの人生”、“いつかの少年”、“とんぼ”、“シェリー”など名曲が目白押し。
ハナレグミ
音タイム〔2002〕
元SUPER BUTTER DOGの中心メンバーだったヴォーカル、ギターの永積タカシさんのソロユニットのデビューアルバムです。
ファンクバンドだったバンド時代の音を想像するとまったく異なるアコースティックな作風。
カントリー調からレゲエ、ブルーグラスなどバラエティにとんだ心地いいサウンドを楽しむことができます。
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浜田 省吾
愛の世代の前に〔1981〕
日本のシンガーソングライターを代表する一人の浜田省吾さんの7thアルバムです。
90年代にドラマのタイトルとして使われたことによって覚えている方も多いと思いますが、“愛という名のもとに”や“悲しみは雪のように”のようなバラードから“愛の世代の前に”や“ラストショー”などのロックチューンまで名曲揃いです。
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藤井 風
HELP EVER HURT NEVER〔2021〕
サウンドはアーバンなのに岡山弁の歌詞という、ルックス、歌声、楽曲センスの3拍子揃ったピアノをベースにしたシンガー・ソングライターによるデビュー・アルバム。
ラジオを聴けば、繰り返し流された“キリがないから”を始め、“何なんw”や“優しさ”、“罪の香り”などAORやR&Bなどのエッセンスを取り入れた洗練されたサウンドの名曲が多数収録されたデビュー・アルバムとは思えない完成度の高い作品です。
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星野 源
YELLOW DANCER〔2015〕
今や日本を代表するアーティストといっても過言ではない、星野源さんの4枚目のアルバム。
ソウルやR&Bをベースにした高純度なポップソングが目白押し。
“SUN” や“桜の森”など収録曲の大半が主題歌やタイアップ曲となっていてそちらに目を奪われがちですが、“口づけ”や“夜”のようなバラードも絶品です。
“Friend Ship”もグッとくる名曲。アルバムのトータルバランスが素晴らしい傑作。
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細野 晴臣
HOSONO HOUSE〔1973〕
元はっぴいえんど、YMO、キャラメル・ママ(のちにティン・パン・アレー)など、数々の歴史を日本の音楽シーンに刻んできた細野さんの記念すべきソロデビューアルバムが本作品です。
キャラメル・ママのメンバーをバックに制作されていますが、サウンド的には牧歌的で、はっぴいえんどの延長線を感じさせます。
数々のアーティストにカヴァーされた名曲“恋は桃色”は必聴。
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布袋 寅泰
GUITARHYTHM 〔1987〕
元BOØWYのギタリストでありながら、シンガーとしても第一歩を踏み出した記念すべきソロ第一作目。
BOØWY時代とは一味違うコンピュータを取り入れたデジタル・ロックで、ギター楽曲の幅の広さを見せつけています。
なんといっても歌声に味があり、ヴォーカリストとしてもやっていけることを証明した傑作です。
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森山 直太朗
822〔2018〕
作品を重ねるごとにどんどん素晴らしさを増していく森山さんの10枚目のアルバム。
フォーク・ロックの系譜を現代に受け継いでいて、歌のうまさはもちろん、詩も素晴らしいです。
タイアップ曲や主題歌も多数収録されていて、“人間の森”や“糧”、“罪の味”などは感動的な名曲です。
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山崎 まさよし
HOME〔1997〕
山崎まさよしさんといえば、バラードなイメージが強いですが、アルバムでは激しめのブルースロックやザ・フーばりのポップな曲などもあり、かなりかっこいいです。
このアルバムは2ndアルバムで、初期の傑作です。
もちろんバラードは天下一品で、“One more time, One more chance”は名曲中の名曲。 バラエティあふれる傑作です。
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優里
壱〔2022〕
出す曲出す曲がすべて名曲という、今最も支持されているシンガーソングライターの1stアルバムです。
代名詞ともなった名曲『ドライフラワー』やドラマ「SUPER RICH」主題歌の『ペテルギウス』をはじめとしたお得意のバラードはもちろん、『ピーターパン』のようなアップテンポのロックチューンもかっこよく聞き応え十分の全16曲。
ハイブリッドシンガーソングライターと謳われる素晴らしい歌声で、まるでベストアルバムのような充実の1stアルバムです。
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米津 玄師
STRAY SHEEP〔2021〕
今や推しも押されもせぬ出せばヒット間違いなしのアーティスト。
本作は5枚目のアルバムで、前作『BOOTLEG』に続いて2度目のCD大賞を受賞した作品です。
“感電”、“馬と鹿”、“Lemon”、“海の幽霊”が主題歌、セルフカバーの“パプリカ”、“まちがいさがし”、その他にもCMなどのタイアップ曲と収録15曲中の大半ががなんらかの形で使われているという、まさに時代が求めている作品といっても過言ではない傑作です。
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まとめ
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