1995年
『Gilt-flake』ブラッド・ジョーンズ - Brad Jones〔1995〕
P「数々の有名なギターポップ、インディー・ロックバンドのメンバーやプロデューサーをつとめるギター・ポップを語るうえではずせない人で、その1stソロ・アルバムがこちら」
W「歴代ロックのポップな要素とモダンさを融合させて、素晴らしい作品に仕上げています」
『A Certain Smile, A Certain Sadness』ロケットシップ - Rocketship〔1995〕
P「アメリカのインディー・ポップバンドの傑作アルバム」
W「疾走感あふれるギターとキーボードサウンド、男女のツインボーカルによるハーモニーがすばらしく、時にマイブラやステレオラブを思わせるスペイシーで浮遊感漂うシューゲイザー的な轟音サウンドもまじえ、全曲捨て曲がありません。1曲目の“I Love You Like The Way That I Used To Do”から持っていかれます」
『All Change』キャスト - Cast〔1995〕
P「元ザ・ラーズのベースで、中心メンバーのひとりだったジョン・パワーが結成したバンドのデビューアルバム」
W「ラーズ時代のいろいろあった鬱憤を晴らすように、オアシスのノエルをも唸らせるブリットポップど真ん中の実直なロックンロールを聴かせてくれます。ザ・ラーズを上回る成功をおさめた名盤です」
『(What's the Story) Morning Glory』オアシス - Oasis〔1995〕
P「まさにデビュー当時は「ビートルズの再来」と謳われ、衝撃の1stからたった1年でリリースされた驚きの完成度を誇る2ndアルバム」
W「普通は名曲が1、2曲あればいいところを、もうベストアルバムかというぐらい満載。ミディアムテンポの曲とバラード調の曲がバランスよく仕上がっています」
『The Charlatans』ザ・シャーラタンズ - The Charlatans〔1995〕
P「ブリット・ポップ・ムーブメントから飛び出し、存在こそ多少地味な印象を受けますが、いぶし銀のようなバンドによる4thアルバム」
W「本作はエンジニアとともに自らプロデュースを手がけたということで、その出来にメンバーも納得のいく仕上がり。ハモンドオルガンを効果的に多用したグルーヴィなサウンドで、彼らの持ち味が発揮された今聴いても色褪せない素晴らしい作品」
『Famous』スーパー・デラックス - Super Deluxe〔1995〕
P「グランジまっさかりのアメリカのシアトルで1993年に結成されたバンドの5デビュー・アルバム」
W「ハードでポップなサウンドで、そこはかとなくニルヴァーナの雰囲気は感じさせつつポウジーズ直系のポップさが勝ってしまっている感じでなかなかいいですヴォーカルの声質的にはオアシスのリアムを思わせます」
『I Should Coco』スーパーグラス - Supergrass〔1995〕
P「ブリット・ポップ・ムーブメントで一世を風靡したバンドのデビューアルバム」
W「ボーカル、ギターのギャズ・クームスはデビュー当時若干18歳で、パンキッシュで若さにまかせてはじけている、このバンドらしさが全面に表に出ている傑作です」
1996年
『Better Can't Make Your Life Better』リリーズ - Lilys〔1996〕
P「ヴェロシティ・ガールズの元メンバーを中心にアメリカ・ワシントンDCで結成されたインディー・ロックバンドの作品」
W「ジャケットの感じもそうですが、ファズが効いたギターがレトロな感じを演出していて、初期のザ・フーやキンクスあたりを思わせますが、そこに現代的な感覚もプラスして独自のポップ感を演出しています」
『From A To B』オクトパス - Octopus〔1996〕
P「ブリットポップ全盛期の1995年にスコットランド・グラスゴーからデビューしたバンドの1stアルバム」
W「ここまでやるかというほど、逆回転やトランペットやキーボードなども取り入れていて、もろ後期のサイケデリック感あふれるビートルズな感じですが、曲自体の完成度はおそろしい高さがあり、時にパンキッシュな楽曲に彼らの本性も見えるところが面白いです」
『Free Peace Sweet』ドッジー - Dodgy〔1996〕
P「ロンドン出身のギター・ポップ3ピース・バンドの3rdアルバム」
W「ヴォーカルのナイジェル・クラークの声といい、ビートルズフレイバーあふれるポップさといい、オアシスがもっとポップになったらこんな感じになるかなというサウンドで、抜群のギター・ポップアルバム。疾走感あふれるギターサウンドを中心に、ミディアムテンポの曲もあれば、オリジナリティあふれる“Good Enough”のような曲も最高」
『One Chord To Another』スローン - Sloan〔1996〕
P「メンバー全員が曲を書き、ヴォーカルもとり、他パートの楽器も演奏できるという器用なカナダの国民的パワーポップ・バンドの3rdアルバム」
W「オープニングからチープトリックを思わせるようなライブ感のある演出でいきなり鷲掴みにされます。全編にわたりビートルズの影響を強く感じさせますが、抜群のコーラスワークで、バラード調の曲もあれば、トランペットやマラカスなどを取り入れたポップな曲など、幅広い楽曲センスを堪能できます」
『Moseley Shoals』オーシャン・カラー・シーン - Ocean Colour Scene〔1996〕
P「ブリット・ポップシーンで人気だったポール・ウェラーの弟分バンドの名盤」
W「モッズ系のバンドの影響を受けたそのサウンドは、ブルージーかつグルーヴィーで、ソウルフルなヴォーカルはカッコいいの一言。オープニングの“The Riverboat Song”からそのかっこよさは全開で、エバーグリーンな2曲目、3曲目の“The Day We Caught The Train”、“The Circle”の怒涛の流れで完全にノックアウトされます」
『1977』アッシュ - Ash〔1996〕
P「北アイルランドのバンドで、ブリットポップ期に発表された1stアルバム」
W「おそらくソニックユースの影響をもろに受けたであろう圧倒的なオープニング曲から始まり、美しい2曲目への流れといい、デビューアルバムとは思えない仕上がり感。デビュー当時は10代という若さあふれる激しいギターサウンドとポップなメロディが秀逸で、バラエティに富んだ名盤。“Lost In You”や“Kang Fu”など愛嬌があって大好きな曲です」
1997年
『Assorted Creams』オレンジ・ハンブル・バンド - The Orange Humble Band〔1997〕
P「ダリル・マザー率いるオーストラリアのバンドで、ギター・ポップの理想形ともいえる大傑作です」
W「メンバーに元REMのプロデューサーだったミッチ・イースターとポウジーズのケン・ストリングフェロウを擁していて、60年代、70年代のポップなサウンドをこれでもかと詰め込んだ大人のギターポップといえる作品です。当時(今でも?)中古で高値がついて手が出なかった個人的に憧れの一枚でした」
『Some Other Sucker's Parade』デラミトリ - Del Amitri〔1997〕
P「1980年代に結成したスコットランド・グラスゴー出身のバンドの5枚目のアルバム」
W「グラスゴーといえば、ティーンエイジ・ファンクラブが有名ですが、彼らに負けるとも劣らない、どちらかといえばバーズあたりに近いアメリカン・ロック寄りで、キャッチーな曲からカントリー調のバラードまで、良質なロックを堪能できます」
『Pockets』ポケッツ - Pockets〔1997〕
P「デンマーク出身のバンドで、カヴァー曲も収録されていることからビートルズにもろ影響されているであろうデビュー・アルバム」
W「なんといっても1曲目の“I Won't Be There Anymore”が抜群に素晴らしいです。ヴォーカルの声質といい、サウンドといいオアシスを彷彿とさせる名盤です」
『Go and Ask Peggy for the Principal Thing』フールズ・ガーデン - Fools Garden〔1997〕
P「ドイツで1991年に結成されたバンドの4枚目のアルバム」
W「ハードでかっこいい曲もあれば、ビートルズに影響を受けたであろうほのぼのとしたかわいい曲もあります。ビートルズカヴァー曲も収録しています」
『Pure Juice』サマーキャンプ - Summercamp〔1997〕
P「ティム・カーレン率いるL.A.出身のパワー・ポップ・バンドのデビューアルバム」
W「ウィーザーに通じるハードだけどキャッチーで、いかにもな正統派パワーポップなサウンド。ヴォーカル・ティム・カーレンの歌声もエモくて最高」
『The Fourth World』カーラズ・フラワーズ - Kara's Flowers〔1997〕
P「カーラズ・フラワーズはあのアダム・レヴィーン率いるマルーン5の前身バンドで、本作はそのデビュー・アルバムです」
W「マルーン5のデビュー・アルバムに見劣りしないどころか、よりロックしている分、青春の甘酸っぱさがつまった感じで聴きごたえがあります」
『Egyptology』ワールド・パーティ - World Party〔1997〕
P「元ウォーターボーイズのカール・ウォリンガーによるソロ・プロジェクトの名盤です」
W「ビートルズにデヴィッド・ボウイをちょっと足して割ったような感じで、歌声は時にジョン・レノンを思わせます。作風は幅広くロックンロールから壮大なバラードまで良質な音楽を聴かせてくれます。ロビー・ウィリアムズがカバーしてヒットした名曲“She's The One”はこの人がオリジナル」
『The Trampolines 』トランポリンズ - The Trampolines〔1997〕
P「パール・デヴィッドソンとヨハン・ステントープによるデュオの2枚目のアルバム」
W「トーレ・ヨハンソンやワナディーズらとともにらとともにスウェディッシュ・ポップを盛り上げたバンドで、清々しいまでに爽やかでポップなメロディを紡ぎ出していて、今聴いてもフレッシュ感は色褪せません」
『Universal Joint』フリーホィール -Freewheel〔1997〕
P「タンバリン・スタジオの知性でメロディメーカーのウルフ・トレッソンとスウェーデンを代表する名プロデューサー、トーレ・ヨハンソンがタッグを組んだ、スウェディッシュ・ポップバンドの名盤」
W「スウェーデンのビートルズともいえるような、創造性に富んだポップでグッドメロディがぎっしりつまっています。捨て曲はまったくありませんし、やりたいことをやりきったかと思えるような、心弾む曲からグッとくるバラードまで、見事としか言いようがありません」
『Illumination』ザ・パステルズ - The Pastels〔1997〕
P「1981年にスティーヴン・パステルを中心にグラスゴーで結成されたバンドの4thアルバム」
W「かつてのアルバムは本当にヘタウマといえる感じが味だったのですが、このアルバムはもう少しサウンドが洗練され、浮遊感ただよう楽曲やフリーキーなサウンドなど、より深みが増した感じとなっています。けだるい男女ヴォーカルがクセになります」
『If You're Feeling Sinister』ベル・アンド・セバスチャン - Belle And Sebastian〔1997〕
P「スコットランド・グラスゴー出身のインディー・ポップバンドのメジャーデビューアルバム」
W「アルバムジャケットを含め、ザ・スミスに強く影響を受けたネオアコの流れをくみ、けだるいヴォーカルの声とピアノやアコースティックサウンドを中心とした牧歌的なサウンドで、儚い感じが新鮮」
『Blur』ブラー - Blur〔1997〕
P「90年代というたった10年でものすごい変遷を遂げたスーパーバンドの記念碑的アルバム」
W「ブリットポップから脱却し、オルタナ系サウンドに舵を切った傑作。“Beetlebum”と“Song 2”という屈指の名曲が立て続けに並ぶだけで、その価値を感じます」
1998年
『Babel Fish』バベル・フィッシュ - Babel Fish〔1998〕
北欧らしい憂いのあるドラマティックなメロディが抜群に素晴らしい
P「ノルウェー出身の4人組バンドによるデビュー・アルバム」
W「北欧らしいマイナー調のドラマティックなメロディが特徴で、コーラスワーク含め、琴線にふれまくる素晴らしい作品」
『Feeling Strangely Fine』セミソニック - Semisonic〔1998〕
P「Trip Shakespeareというバンドでスタートするも同名バンドがあったことからこのバンド名に変更したダン・ウィルソン率いるアメリカ・ミネアポリス出身の3人組による3枚目のアルバ。」
W「パワフルだけど、緻密に構成されたきらびやかなポップな世界観は色褪せない魅力があります。ヨーロッパ、アメリカでもミリオンセラーを記録し、1曲目の“Closing Time”はグラミー賞にもノミネートされた名曲」
『Bubblegun』ザ・メリーメーカーズ - The Merrymakers〔1998〕
90年代にキラ星のごとくあらわれたスウェーデンのパワーポップ・バンド!
P「1stアルバムの帯で「ビートルズを神と、ジェリーフィッシュを父と崇めるスウェーデンの新世代ポップ・ロック・トリオ」とうたわれたパワーポップ・バンドの2ndアルバム」
W「その父とあがめるジェリーフィッシュのアンディ・スターマーをドラムとプロデュースに迎えて制作されています。テンションがあがるパワーポップど真ん中ともいえる“Superstar”や、泣けるバラード“Monkey In The Middle”そして、立て続けの名曲“Under The Light Of The Moon”など、とにかく捨て曲なし」
『Neo Wave』シルヴァー・サン - Silver Sun〔1998〕
“Too Much, Too Little, Too Late”を聴くためだけでも買う価値あり!
P「イギリスのジェームス・ブロードを中心に結成されたバンドの2枚目のアルバム」
W「ピクシーズばりの疾走感あふれる曲からアコースティックな曲まで泣きメロ満載ですが、中でもジョニー・マティス&デニース・ウィリアムスのカヴァー曲で名バラード“Too Much, Too Little, Too Late”が最高。この一曲のためにCDを買う価値あり」
『Let it Come Down』ジェームス・イハ - James Iha〔1998〕
P「スマッシング・パンプキンズのギタリストによるソロ・アルバム」
W「バンドのメインヴォーカルではないのに、ソロとしてリリースしたアルバムで、ここまでの名盤を他に知りません。スマパンのサウンドを想像して聴くと拍子抜けするほど、ポップでメロディアスなアコースティックサウンドです」
『H.M.S. Fable』シャック - Shack〔1998〕
P「80年代のネオ・アコの大名盤『Pacific Street』で知られるペイル・ファウンテンズのリーダーだったマイケル・ヘッドとジョン・ヘッドの兄弟によって結成されたバンドの3rdアルバム」
W「青いともいえる瑞々しいエヴァーグリーンなギター・ポップな楽曲からレイドバックしたカントリー/フォーク調の曲まで、いろいろな表情をみせてくれます。捨て曲一切なしの美メロに酔いしれてほしいと思います」
『Electro-Shock Blues』イールズ - Eels〔1998〕
P「Eことマーク・オリヴァー・エヴェレットによる変幻自在のプロジェクトで、3人組でスタートしたアメリカのインディー・ロックバンドの2ndアルバム」
W「どこかベックにも通じるローファイかつオルタナティブな楽曲スタイルが特徴的。くせになる独特な歌声と、凝りに凝ったサウンドはリピート必至。“Cancer For The Cure”、“Last Stop: This Town”あたりが特におすすめ曲です」
『It's Hard to Find a Friend』ペドロ・ザ・ライオン - Pedro The Lion〔1998〕
P「知る人ぞ知るシアトル出身のシンガーソングライター、デヴィッド・バザンによるソロ・ユニットの傑作」
W「ホームメイド感たっぷりなほのぼのとしたサウンドで、時に優しく、時にエモーショナルに歌い上げる歌声は本当に最高。ローファイなサウンドをベースに、フォーキーな曲からパワー・ポップな感じの曲まで、統一された世界観は唯一無二」
1999年
『Utopia Parkway』ファウンテインズ・オブ・ウェイン - Fountains Of Wayne〔1999〕
P「USパワーポップ(ギター・ポップ)・バンドの傑作2ndアルバム」
W「憂いのあるヴォーカルの声とコーラスが爽やかで、そのメロディ・センスは抜群。捨て曲がまったくなく、青いというぐらい若さあふれるいつまでも色褪せない傑作。たまにハードロックバリバリな感じでギターを弾きまくっていたりするのも愛嬌を感じます」
『Hey! Album』マーベラス3 - Marvelous 3〔1999〕
P「現在ではソロシンガー・ソングライターにして名プロデューサーとしても活躍するブッチ・ウォーカーを中心とした3人組のデビュー・アルバム」
W「ジェリーフィッシュにも通じるキャッチーでパワフルなサウンドは気持ちよく、メタル系の見た目とのギャップがものすごいです」
『Kontiki』コットン・メイザー - Cotton Mather〔1999〕
P「アメリカ・テキサス州出身のバンドの2ndアルバムで、ヴォーカルのロバート・ハリスンの歌声は、憑依しているのではないかとびっくりするほどジョン・レノンそっくりです」
W「ポップ職人ブラッド・ジョーンズが製作に携わっていて、そのビートルズよりビートルズぽい感じの演出に一役買っています。ビートルズ好きは迷いなく聴いてほしい名盤です」
『Owsley』オウズリー - Owsley〔1999〕
P「リンゴ・スターの息子、ザック・スターキーらとともにザ・セマンティクスというバンドで活躍したウィル・オウズリーのソロ名義のアルバム」
W「特筆すべきはギターサウンドのかっこよさとメロディーの素晴らしさ。セマンティクス時代の名曲“Coming Up Roses”や“Sentimental Favorite”をはじめ、パワフルな曲からミディアム調の曲まで、珠玉のパワーポップを堪能することができます」
『Terror Twilight』ペイヴメント - Pavement〔1999〕
P「USインディーのカリスマ、ペイヴメントのラストアルバム」
W「癖の強いローファイな感じが一度ハマったら抜け出せません。これでも過去作に比べて一番メロウ度が高く、マイルドだと思うので、これに慣れたらぜひ、他の作品も」
『The Man Who』トラヴィス - Travis〔1999〕
P「スコットランド・グラスゴー出身のバンドによる2ndアルバム」
W「レディオヘッドと同様にナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎え、ほぼ全編アコースティックギターをメインとした、憂いのあるメランコリックな美メロミディアム調の楽曲へと1stアルバムからサウンドを一変。“Turn”や“As You Are”、“Luv”など泣ける名曲多数」
『The Soft Bulletin』ザ・フレーミング・リップス - The Flaming Lips〔1999〕
P「独特のサウンドで異彩を放つインディー・ロックバンドの傑作アルバム」
W「それまでのアルバムとは一転して、シンセを多用したポップなサウンドと独特のドラムのリズム感で、1曲目の“Race for the Prize”から幸福感に包まれます。どこかセンチメンタルな雰囲気が全体に漂っているのもこのアルバムの特徴だと思います」
『One Part Lullaby』フォーク・インプロージョン - The Folk Implosion〔1999〕
P「ダイナソーJr.のオリジナルメンバーのルー・バーロウが、脱退時にジョン・ディヴィスと結成したバンドの傑作アルバム」
W「ダイナソーJr.とはテイストがまったく異なり、牧歌的でフォーキーなサウンドとエレクトロニカでフリーキーなサウンドのごった煮といった感じで、ローファイ感満載。グランジテイストからポップで甘い感じまで歌いこなすヴォーカルの力量としても相当なセンスの良さを感じます」
『A Little More Haven Hamilton Please』ジューン&ザ・イグジット・ウーンズ - June and the Exit Wounds〔1999〕
ベルセバなどが好きなギターポップ・ファンなら、ハマること間違いなし!
P「アメリカ・シカゴ出身のトッド・フレッチャーの1人ユニットによる90年代版ネオアコ、ソフト・ロックの名盤」
W「まさにポップを知り尽くしたそのサウンドは、ビーチ・ボーイズへのオマージュとゾンビーズなどかつてのソフトロックの影響を強く感じられます。楽器が主張することのな繊細なサウンドで、小粋なピアノや、ジャジーなギターなど、こだわりのサウンドがぎっしりつまっています」
まとめ


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