【洋楽ロック】これだけは聴きたい! 2000年代の名盤 おすすめ100選

2020年11月8日

2003年

『Transatlanticism』デス・キャブ・フォー・キューティー - Death Cab for Cutie〔2003〕


切なく儚げなギターサウンドと叙情的な歌声がエモい!

P「ベン・ギバード率いるアメリカのインディ・ロックバンドの4thアルバム」

W「切なく儚げなギターサウンドと叙情的な歌声がエモい、インディー・ロック界の帝王ともいえるバンド」

 

『Give Up』ザ・ポスタル・サーヴィス - The Postal Service〔2003〕


聴かないと損するインディーポップの大名盤!

P「デス・キャブ・フォー・キューティーのベン・ギバードとエレクトロニカアーティストのジミー・タンボレロからなるエレクトロポップデュオの傑作アルバム」

W「エレクトロサウンドを駆使して、極上のポップソングが展開されていて、疾走感あふれる曲はかなりテンションがあがります」

 

『Dear Catastrophe Waitress』ベル・アンド・セバスチャン - Belle & Sebastian〔2003〕


ベルセバがポップワールドに飛躍した傑作!

P「スコットランド・グラスゴーが生んだ最高のポップ・ロックバンドの6thアルバム」

W「ネオアコ系サウンドが特長だったのが、レーベル移籍とともにポップ職人ともいえるトレヴァー・ホーンをプロデューサーに迎え、一気にポップ・サウンドへと変貌した傑作」

 

『Think Tank』ブラー - Blur〔2003〕


アフリカやアラブ音楽への傾倒も見せはじめたターニングポイントとなった作品!

P「ファットボーイ・スリムのノーマン・クックをプロデューサーに迎えた7thアルバム」

W「レコーディングもモロッコのマラケシュで行うなど、アフリカやアラブ音楽にも傾倒を見せはじめた作品。なお、ジャケットは昨今話題のバンクシーのグラフィティです」

 

『Elephant』ザ・ホワイト・ストライプス - The White Stripes〔2003〕


ガレージロック人気の立役者!

P「弟で、ギター&ヴォーカルのジャック・ホワイトとドラムの姉、メグ・ホワイトによる姉妹デュオによるガレージ・ロックバンドの4thアルバム」

W「ストロークスと並んで、ガレージロック・リバイバルを代表するバンドで、初期衝動をぶつける激しいギターは他と一線を画するもの。グラミー賞を受賞した名盤」

 

『Permission to Land』ザ・ダークネス - The Darkness〔2003〕


ハードロック・テイストがたまらない名盤!

P「イギリスのハードロック・スタイルのロックバンドのデビュー・アルバム」

W「70、80年代のハードロックにもろ影響を受けたサウンドで、クイーンのフレディ・マーキュリーばりのハイトーン・ヴォイスが最高」

 

『Chutes Too Narrow』ザ・シンズ - The Shins〔2003〕


極上のポップ・ロックの傑作!

P「アメリカ・ニューメキシコ州のインディー・ロックバンドの2ndアルバム」

W「ローファイな感じもガレージ系もパンキッシュな感じも、何をやってもすべてが極上のポップソングになってしまっている、稀有なバンド。時おり聴かせる超ハイトーン・ヴォイスにちょっと笑ってしまうほど」

 

『Echoes』ザ・ラプチャー - The Rapture〔2003〕


一世を風靡したダンス・パンクの傑作!

P「アメリカ・ニューメキシコ出身のダンス・パンクバンドのデビュー・アルバム」

W「キラー・チューンの“House OF Jealous Lovers”を引っさげて大旋風を巻き起こし、ダンス・パンクの火付け役として大活躍しました。どこか調子はずれな感じの高音ヴォイスも癖になります」

 

『So Much For The City』ザ・スリルズ - The Thrills〔2003〕


アイルランドのバンドがカリフォルニアに憧れたドリーミーな傑作!

P「アイルランド・ダブリンの5人組のインディー・ロックバンドのデビューアルバム」

W「70年代の古き良きカリフォルニアにあこがれを抱いているバンドで、そのメロディセンスはきらめきに溢れています。アンニュイなヴォーカルの歌声もバンドサウンドに最高にハマっていて、おしゃれサウンドでは片付けられない魅力があります」

 

『Frengers』ミュー - Mew〔2003〕


北欧系のメランコリックな轟音系を聴きたければおすすめ!

P「デンマーク出身のオルタナ系インディー・ロックバンドのメジャーデビューアルバム」

W「マイ・ブラディ・ヴァレンタインやダイナソーJr.など轟音ノイズギター系と比較されますが、もっとメランコリックで壮大なメロディが特徴。ヴォーカルの高音もサウンドにはまっています」

 

『Fever To Tell』ヤー・ヤー・ヤーズ - Yeah Yeah Yeahs〔2003〕


女性パンキッシュ・ヴォーカルの傑作!

P「アメリカ・ニューヨークで結成された男女3人組のバンドによるデビュー・アルバム」

W「バンドサウンドはオルタナ系のロックスタイルだけど、女性版ジャック・ホワイトともいえるようなカレンOのパンキッシュなヴォーカルスタイルがとにかくかっこいいです」

2002年

『A Rush of Blood to the Head』コールドプレイ - Coldplay〔2002〕


コールドプレイの魅力がこの一枚にすべて詰まっています!

P「クリス・マーティンをはじめとして不動の4人で活動しているイギリスを代表するロックバンドの2ndアルバム」

W「ヒリヒリするような緊張感と美しすぎるバラード、初期のコールドプレイは本当に圧倒的なバンドでした」

 

『Up The Bracket』ザ・リバティーンズ - The Libertines〔2002〕


パンクに革命をもたらそうとした名盤!

P「カール・バラーとピート・ドハーティを中心としたガレージ・パンク・ロックバンドの傑作デビュー・アルバム」

W「ドハーティのドラッグ問題など数々のトラブルもありますが、彼らの攻撃的で疾走感あるれるパンキッシュなサウンドは最高にかっこいい。プロデューサーを元クラッシュのギタリスト・ミック・ジョーンズが担当していることも話題の作品」

 

『By the Way』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ - Red Hot Chili Peppers〔2002〕


ジョン・フルシアンテ色が最も色濃い名盤!

P「ご存知レッチリの8枚目のアルバム」

W「レッチリ史上、最もギターのジョン・フルシアンテ色が出たメロディアスな名盤」

 

『The Coral』ザ・コーラル - The Coral〔2002〕


若者っぽくないサイケデリック・ロックの名盤!

P「あのビートルズやラーズを生んだリヴァプール出身の5人組バンドの傑作デビュー・アルバム」

W「デビュー時は本当に若かったのに、サウンドは60年代サイケデリック・ロックそのもので、そのグルーヴ感は抜群のかっこよさ。以降失速していくのが残念ですが、このアルバムだけは一生もの」

 

『It's A Love Cult』モーターサイコ - Motorpsycho〔2002〕


バラエティにとんだロックを楽しめる名盤!

P「アルバムごとに同じバンドとは思えないほど多彩なノルウェーのバンドによる傑作アルバム」

W「アルバム一枚の中だけでもオールドロック風、ポストロック風、プログレ風、ビートルズ風と曲ごとに違った作風を見せてくれて、メロディセンスも抜群」

 

『Yankee Hotel Foxtrot』ウィルコ - Wilco〔2002〕


オルタナカントリーバンドが次のステップにあがった傑作!

P「オルタナカントリー・バンド筆頭のバンドによる作風が変わった4thアルバム」

W「鬼才ジム・オルークがミックスに参加し、どちらかと言えば力で押してくるという印象だったのが、本作では緻密で実験的なポップ・サウンドに取り組んでいて新たな魅力を獲得しています」

 

『Sea Change』ベック - Beck〔2002〕


フォーキーなベックもまた最高!

P「ご存知ベックのフォーキーなアルバム」

W「ベックといえばあらゆるジャンルをごった煮にしたサウンドが特徴ですが、このアルバムはシンプルの極致ともいえる心に染みるフォークソングに特化した名盤」

 

『Sha Sha』ベン・クウェラー - Ben Kweller〔2002〕


ウィーザーが好きな人はぜひ!

P「アメリカ・テキサス出身のシンガー・ソングライターのデビュー・アルバム」

W「ギターやピアノの感じが完全にウィーザーやベックなどを彷彿させるポップセンス抜群のアーティスト」

 

『Ascend to the Stars』ラスト・デイズ・オブ・エイプリル - Last Days Of April〔2002〕


エモ系バンドのポップなアルバム!

P「スウェーデンのインディー・ロックバンドの傑作アルバム」

W「アルバムによってはポスト・ハードコアバンドらしい激しいものもありますが、このアルバムは刹那系のキュンキュンする曲があるメロディアスなアルバム。特に“All Will Break”などは素晴らしすぎます」

 

『The Guest』ファントム・プラネット - Phantom Planet〔2002〕


青春を感じさせるすがすがしいロック・アルバム!

P「アメリカ・ロサンゼルスから飛び出したインディーロック・バンドの傑作デビュー・アルバム」

W「何と言っても1曲目の“California”の素晴らしさ。切なく歌い上げるエモい曲。その後も一癖あるポップな楽曲や感動できる曲が目白押し。“Anthem”も最高」

 

『Hate』ザ・デルガドス - The Delgados〔2002〕


サッドコア系のエモく美しい名盤!

P「スコットランドのエモ系男女混成インディー・ロックバンドの4thアルバム」

W「サッド・コアとも言える美しいピアノやオケーストレーションとギターサウンドが感動的で、男女によるヴォーカルも素晴らしい名盤です」

 

『Magic Hotel』トップローダー - Toploader〔2002〕


とにかくご機嫌なサイケでファンキー・ロックな名盤!

P「最大のヒット曲“Dancing In The Moonlight”で知られるイングランドのロック・バンドによる2ndアルバム」

W「レトロでサイケ、ファンキーなロックサウンドが特徴。力強かったりファルセットを用いたりと器用なヴォーカルで、グルーヴィーな曲からパワーバラードまで、懐の深い傑作。ロック・アンセム感あふれる“The Midas Touch”は必聴」

 

『O』ダミアン・ライス - Damien Rice〔2002〕


魂が震えるように歌い上げるフォーク・シンガーソングライターの名盤!

P「アイルランド・ダブリンが生んだシンガーソングライターの傑作1stアルバム」

W「絞り出すように熱唱するヴォーカルスタイルは、まさに魂が震えるよう。本当にこの人のバラードは感動的」

 

『Waiting for My Rocket to Come』ジェイソン・ムラーズ - Jason Mraz〔2002〕


バラードだけがジェイソン・ムラーズじゃない傑作!

P「アメリカのシンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズといえば、ラブソングを歌わせたら天下一品ですが、この1stアルバムは一味違います」

W「オーガニックなアコースティック・ギターのサウンドをベースに、ソウル、ファンク、レゲエ、R&Bを取り込んだポップ・ソングが持ち味ですが、この1stではもう少し攻めた感じの作風で、独特のラップ調にのせたアップテンポの曲が多数あり、かなりテンションが上がります」

 

『Kill The Moonlight』スプーン - Spoon〔2002〕


カレッジ系で人気のUSインディ・ロックの名盤!

P「アメリカのカレッジ系で絶大な人気を誇るインディー・ロックバンドの4thアルバム」

W「ミニマルなバンドスタイルを追求し、独特なグルーヴ感を持つUSインディの鑑のような作品」

 

『Highly Evolved』ザ・ヴァインズ - The Vines〔2002〕


オーストラリアのオルタナ系バンドの名盤!

P「オーストラリア・シドニー出身のロックバンドによるデビュー・アルバム」

W「デビュー時の期待度は相当なもので、フー・ファイターズやベックを手がけたこともあるロブ・シュナフをプロデューサーに迎えています。荒々しいギターサウンドの曲もあれば、アコースティックな曲もこなす魅力あるバンド」

 

『You Forgot It In People』ブロークン・ソーシャル・ソーン - Broken Social Scean〔2002〕


ファイストを擁するカナダの大所帯バンドの傑作!

P「メンバーそれぞれが様々なバンドで活躍していたカナダのスーパーバンドの2ndアルバム」

W「一時期は20人を超える大所帯バンドで、アーケード・ファイアらと近い雰囲気のバンド。ソロでも活躍しているファイストもメンバーの一員です」

 

『Brainwashed』ジョージ・ハリスン - George Harrison〔2002〕


偉大なアーティストのラストアルバム!

P「2001年に惜しくも亡くなったジョージの遺作となったアルバム」

W「遺作というと悲しく聞こえますが、作風はいたってご機嫌なロックで、グッドメロディ満載。プロデューサーのジェフ・リンと息子ダーニ・ハリスンによって編集し直されて完成した傑作」

 

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