こんな方に
- レディオヘッド初心者の方!
- レディオヘッドの名盤を知りたい方!
- どのアルバムから聴いたらいいかわからない方!
こんな方にレディオヘッドの年代別名盤をご紹介します。
(以下ウィックはW、ぺディはP)
※本ページはプロモーションが含まれています
1990年代
1. Pablo Honey〔1993〕
W「初期のレディオヘッドはいわゆるオルタナティヴ・ロックやポストパンクに位置付けられるようなバンドサウンドで、これが記念すべきデビュー・アルバムです」
P「オープニング曲の“You”や“Stop Whispering”、シューゲイザーっぽいラストの“Blow Out”まで好みの曲もありますが、このアルバムに大名曲“Creep”がなければ、そこまで価値のあるアルバムとはいえないかもしれません」
W「バンドにとっては“Creep”のヒットが後に苦しめることになったようですが、それはまたファン心理とは別の話ですね。とにもかくにも、原点を確認する意味でも必聴です」
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2. The Bends〔1995〕
W「1stの流れを汲みつつも、ドラマティックなサウンドで段違いにレベルアップした傑作2ndアルバム」
P「この頃のサウンドの主役はまだまだギターですが、サンプリングやドラム・ループなど、この後の変化の兆しも少しですが見え隠れします」
W「激しい曲からバラード調まで捨て曲がまったく見当たらず、特に冒頭の“Plannet Telex”から“Fake Plastic Trees”までの流れは完璧。その他にも“My Iron Lung”や“Street Spirit”など名曲が目白押し」
P「プロデューサーにはストーン・ローゼスの1stもプロデュースしたジョン・レッキーを起用しています」
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3. OK Computer〔1997〕
W「イギリスのアルバムチャートでも1位を獲得し、世界的にも出世作となった3作目」
P「今でこそ、次作『Kid A』などに比べれば聴きやすいと感じますが、発売当初は『The Bends』に比べて暗い印象でしたが、反面新しさも感じられました」
W「サウンドもまさに『The Bends』と『Kid A』の中間といった感じでギターロックとコンピューターによる加工されたサウンドがミックスされていて、今もセットリストの中心となる名曲が多数収録されています」
P「プロデューサーには前作でジョン・レッキーのアシスタントをつとめ、この作品で一躍名をあげた名プロデューサー、ナイジェル・ゴドリッチがメンバーとともに共同プロデュースとして以後盟友として活躍しています」
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2000年代
4. Kid A〔2000〕
エレクトロニカ路線の幕開け!
P「レディオヘッドが新たなフェーズに突入した驚きの4thアルバム」
W「エレクトロニカ系を聴いていないほとんどのロック勢には、最初何が起きたのかよくわからなかった作品。それぐらい新しいものに触れた衝撃がありました」
P「完全に全3作にあったギターサウンドは鳴りを潜め、ほぼエレクトロニカサウンドへと移行しています。レディオヘッドだけでなくロック史に名を刻む必聴のアルバム」
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7. In Rainbows〔2007〕
W「ダウンロードによって値段を0〜∞円まで自由に決めて購入することができるという前代未聞のリリースとしても話題となった7作目の作品」
P「作風としてはエレクトロニカ色はだいぶ薄まっていて、生演奏によるビートや変拍子が感じられるサウンドとなっていて、個人的には“Bodysnatchers”や“Reckner”などが特にお気に入りです」
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2010年代
8. The King Of Limbs〔2011〕
P「トム・ヨークが新バンドAtoms for Peaceを結成するなど音楽の幅をさらに広げた後にリリースされた8枚目のアルバム」
W「他のアルバムが特徴があり凄すぎて、なかなか埋もれがちな本作ですが、実験性にとんでいて、聴いていて心地いいダンサブルな曲や浮遊感漂う曲など、ポストロックなサウンドを堪能できる中毒性の高い作品です」
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その他の2010年代のアルバム
9. A Moon Shaped Pool〔2016〕
まとめ