1980年代
『North Marine Drive』ベン・ワット - Ben Watt〔1983〕
P「元エブリシング・バット・ザ・ガールのギタリストによる80年代の傑作、ソロ1作目」
W「ベン・ワットの奏でるアコギとピーター・キングのサックスが織りなすサウンドがはかなくとにかく美しい。色褪せない80年代のネエアコブームの傑作中の傑作」
試聴する
『Nebraska』ブルース・スプリングスティーン - Bruce Springsteen〔1982〕
P「アメリカを代表するシンガースングライターの6枚目のアルバム」
W「ブルース・スプリングスティーンといえば、『Born in the U.S.A. 』や『Born to Run』のようなパワフルなイメージが強いですが、この作品は基本、全編アコースティックギターに多少のオーバー・ダビングのみによるとても内省的な作品。しっとりしている分、よりエモーショナルな感じが強く感じられます」
試聴する
1970年代
『Christopher Cross』クリストファー・クロス - Christopher Cross〔1979〕
P「アメリカテキサス州出身のシンガーソングライターのAORの傑作デビューアルバム」
W「のびやかなハイトーンボイスと当時のハイセンスを感じさせる清涼感あふれるサウンドで一躍話題をさらった傑作。代表曲“Sailing”を収録」
試聴する
『Late For The Sky』ジャクソン・ブラウン - Jackson Browne〔1974〕
P「ドイツ生まれの、アメリカ・カルフォルニア育ちのシンガーソングライターの一躍名をとどろかせた傑作3枚目のアルバム」
W「苦悩や葛藤、心の痛みを歌っていて、のびやかな歌声が感動的。表題曲や“Farther On”などは特に胸をうちます」
試聴する
『Goodbye Yellow Brick Road』エルトン・ジョン - Elton John〔1973〕
P「イギリスのレジェンドのひとりで、名作の多いエルトン・ジョンの中でも特にずばぬけいてる7枚目のアルバム」
W「当時は2枚組でリリースされ、ロックオペラからバラードまで、作品の構成から曲のできまで完璧な名盤中の名盤」
試聴する
『Closing Time』トム・ウェイツ - Tom Waits〔1973〕
P「アメリカカリフォルニア州出身で俳優もつとめるシンガーソングライターの傑作デビュー作」
W「独特のしゃがれ声とジャズ的なピアノ演奏が特徴的で、“Ol' 55”や“Martha”など、胸をうつ名曲が多数収録されている」
試聴する
『If You're Lonely』エリック・ジャスティン・カズ - Eric Justin Kaz〔1972〕
70年代シンガーソングライターアルバム屈指の名盤!
P「1972年にリリースされたエリック・ジャスティン・カズの1stアルバム」
W「ピアノに弦楽器が絡むしっとりした曲から、控えめだけどファンキーだったり、ゴスペルっぽい曲だったり、幅広い曲調なんだけどしっかりした流れがある最高の一枚」
試聴する
『Something/Anything?』トッド・ラングレン - Todd Rundgren〔1972〕
P「アメリカ・フィラデルフィア出身のプロデューサーもつとめる、ポップ職人ともいわれるミュージシャンの4作目2枚組アルバム」
W「"I Saw The Light"に代表されるドリーミーな曲から、ひとくせあるひねくれた曲までとにかく幅広く楽しめる最高な作品」
試聴する
『Harvest』ニール・ヤング - Neil Young〔1972〕
オールドロックの名盤中の名盤!
P「ニール・ヤングと言えば、グランジのゴッド・ファーザー的に呼ばれたりもして、彼のバンド、クレイジー・ホースと演奏するノイジーなロックももちろんかっこいいんだけど、初期もとにかくすばらしい4枚目のアルバム」
W「カントリー調で全曲ミドルテンポばっかりだけど、起伏もあってバランスもいいし、“Heart Of Gold”や“Alabama”なんかは特に最高!」
試聴する
『Pink Moon』ニック・ドレイク - Nick Drake〔1972〕
P「若干26歳でこの世を去り、死後再評価が高まったイギリスの伝説的なフォークシンガーの生前のラストアルバムとなる3作目」
W「無駄な音をそぎおとした美しいアコースティックサウンドに憂いのある歌声で、聴いているだけでどこか別のところに持って行かれる不思議なアルバム」
試聴する
『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』デヴィッド・ボウイ - David Bowie〔1972〕
P「イギリスが誇るロックスターという言葉がもっとも似合うマルチ・アーティストの5作目」
W「邦題は『ジギー・スターダスト』で火星からやってきた救世主と物語のコンセプトアルバム。その近未来の世界観とあいまった楽曲群はまさに歴傑作」
試聴する
『Imagine』ジョン・レノン - John Lennon〔1971〕
P「『ジョンの魂』に続いてリリースされた歴史的名盤」
W「“Imagine”や“Jealous Guy”をはじめとする代表曲に加え、メッセージ性の強い作品」
試聴する
『McCartney』マッカートニー - Paul McCartney〔1970〕
P「ビートルズの解散もあいまってリリース時は賛否を巻き起こしたソロ1作目」
W「すべての楽器をひとりで演奏し、派手さはあまりなくシンプルでパーソナルな作品。インストも多いが、その分美しいメロディが際っている」
試聴する
『Sweet Baby James』ジェームス・テイラー - James Taylor〔1970〕
P「アメリカのシンガーソングライターによる2枚目のアルバム」
W「キャロル・キングやダニー・コーチマーなど名うてのミュージシャンの参加によって作られ、そのタイトルの通り、甘い歌声とアコースティック・ギター、さらにキャロルのピアノがあいまって、シンガーソングライター作品の傑作と呼ぶにふさわしいアルバム」
試聴する
1960年代
『Astral Weeks』ヴァン・モリソン - Van Morrison〔1968〕
P「元ゼムの北アイルランド出身のシンガーによる2枚目のアルバム」
W「まさにミュージシャンズ・オブ・ミュージシャンと呼ばれるブルー・アイド・ソウルのシンガーで、ブルージーでこぶしの聴いた歌いっぷりはとにかくかっこいい」
試聴する
『A Gift from a Flower to a Garden』ドノヴァン - Donovan〔1967〕
フォークロックを代表するシンガーソングライターの隠れた名盤!
P「スコットランド出身のシンガーソングライターで、フォークロック草創期から活動している彼の隠れた名盤」
W「発売当時は別々にリリースされた2枚組の作品で、邦題が『ドノヴァンの贈り物〜夢の花園より』という感じで、フォークを主体としつつ、ドリーミーでサイケ感が感じられるサウンドが特徴」
試聴する
『Blonde on Blonde』ボブ・ディラン - Bob Dylan〔1966〕
P「シンガソングライターの代表格といって過言ではない人、それがボブ・ディランですが、はっきり言って代表作がありすぎて選べませんが、とりあえずこの7枚目をチョイス」
W「発売当時は珍しい2枚組で、そのLP一面に11分をこえる1曲のみを収録したことでも話題となった作品。アップテンポな曲からしっとりと歌い上げるアコースティックな曲まで楽しめる名盤」
試聴する
まとめ
こちらの記事もおすすめ!
-
【洋楽ロック】これだけは聴きたい! 年代別名盤 おすすめオールタイムベスト100
1980年代 『Remain In Light』トーキング・ヘッズ - Talking Heads〔1980〕 ヒップホップやダンス・ミュージックの先駆けとなる名盤! P「デヴィッド・バーン率いるアメ ...
続きを見る
-
【洋楽ハードロック/ヘヴィメタル】 これだけははずせない!おすすめのオールタイムベスト100
1980年代 Back In Black / AC/DC〔1980〕 AC/DCの記念碑的名盤! P「アンガス・ヤングと故マルコム・ヤングの兄弟を中心に結成されたオーストラリアのバンドで、ヴォーカル・ ...
続きを見る
-
【邦楽ロック】これだけは聴きたい! 年代別名盤 おすすめオールタイムベスト100
1980年代 RHAPSODY / RCサクセション〔1980〕 最強にして最高のライブ・アルバムの名盤! P「チャボこと仲井戸麗市を加えて全盛期のメンバーが揃って本格的にロックバンド編成に移行したラ ...
続きを見る
-
【洋楽】 女性ヴォーカルの名盤! ロックレジェンドから若手まで心に響くおすすめベスト30+α
2000年代 『Saint Dymphna』ギャング・ギャング・ダンス - Gang Gang Dance〔2008〕 渾然一体となったハイブリッドサウンドとシャーマニックなヴォーカルがヤバイ! P「 ...
続きを見る
-
【洋楽】デュオアーティストによる名盤! フォークやロック、男女デュオなどおすすめ15選+α
そんな方に洋楽デュオ・アーティストの名盤をご紹介します。 (以下ウィックはW、ぺディはP) ※本ページはプロモーションが含まれています こちらの記事もおすすめ!   ...
続きを見る