【洋楽 ハードロック/ヘヴィメタル】 1990年代のこれだけははずせない名盤 おすすめ40選+α

2021年6月11日

1995年

Balance / ヴァン・ヘイレン - Van Halen〔1995〕


偉大なるアメリカのハードロック・バンドの傑作!

P「1978年から活動し、「ライトハンド奏法」を広く知らしめたエドワード・ヴァン・ヘイレン率いるアメリカのハードロック・バンドの傑作」

W「第1弾シングルとなったキャッチーな“Can't Stop Lovin' You”や胸を打つ名バラード“Not Enough”も収録。サミー・ヘイガーの歌声は本当にグッときます。ギターに関してはメロディ重視で弾きまくるという印象はあまりないものの随所に見せ場は感じられます」

 

Behind Closed Doors / サンダー - Thunder〔1995〕


イギリスのいぶし銀ともいえる渋さ全開の傑作!

P「ブリティッシュハードロックという言葉が似合うイギリスのバンドによる3枚目のアルバム」

W「哀愁漂う渋い歌声のヴォーカル、ダニー・ボウズとギターのルーク・モーリーが中心で、バッドカンパニーなどに通じるグルーヴ感あふれるロックや渋いアコースティックな楽曲を堪能できます。特に“River Of Pain”は屈指の名曲です」

 

P.H.U.Q. / ワイルドハーツ - The Wildhearts〔1995〕


ポップでパンキッシュなサウンドが最高にかっこいい

P「元クワイアボーイズのジンジャーを中心としたイギリスのバンドによる3rdアルバム」

W「演奏はハードでパンキッシュながら、メロディはポップという、どちらかというとギターポップに近い、いわゆるハードロックとは一線を画すかっこいいアルバム」

 

Rainmaker / フェア・ウォーニング - Fair Warning〔1995〕


ドイツメロディアス・ハードバンドの代表格!

P「ロックバンド「ジーノ」の元メンバーを母体としたドイツのバンドの2ndアルバム」

W「特徴としてはヴォーカルのトミー・ハートのエモーショナルな歌のうまさとウリ・ジョン・ロート譲りのスカイギターで美メロを奏でるヘルゲ・エンゲルケのギターが素晴らしいです。ハードな曲からアコースティックな曲まで幅広く、その中でも“Burning Heart”のかっこよさは格別」

 

Draconian Times / パラダイス・ロスト - Paradise Lost〔1995〕


ゴシック・メタルの先駆けといえる名盤!

P「耽美的な世界観を持つゴシック・ロックとメタルの激しさを融合してゴシック・メタルを確立したイギリスのバンドの5枚目のアルバム」

W「激しさの中にもドラマティックで起伏に富んだ曲調で、メタリカのジェームズ・ヘッドフィールドばりのニック・ホルムズのヴォーカルが力強く、圧倒的な世界観を構築しています。“Hallowed Land”や“Yearn For Change”など特にしびれる名曲が満載」

 

1996年

Antichrist Superstar / マリリン・マンソン - Marilyn Manson〔1996〕


“イメージとは裏腹に、メロディセンスは抜群!

P「アメリカが生んだ異形のアンチヒーロー。マリリン・モンローとチャールズ・マンソンからとったという芸名はもうそれだけで、ある種のセンスの塊ともいえます。そんな彼らがナイン・インチ・ネールズのトレント・レズナーと組んで制作したのがこの2ndアルバムです」

W「悪のイメージを全面に押し出して、やってることや見た目はかなりヤバめですが、ソングライティングセンスは抜群。インダストリアル・メタルともいわれる激しさやノイズの中にもしっかりメロデイがあり、絶妙なバランス感覚です。非難されている行いやイメージはともかくパファーマーとしての存在感はピカイチ」

 

Roots / セパルトゥラ - Sepultura〔1996〕


トライバル・メタルという新境地を切り拓いた名盤!

P「ブラジル出身のバンドの6枚目で、新たなメタル・シーンを切り開いた名盤中の名盤」

W「ヘヴィなサウンドに民族音楽を取り入れることによって、独特のグルーヴ感を作り出しています。ブラジル人のカルリーリョス・ブラウンとの異色のラップメタルや、コーン、フェイス・ノーモアのヴォーカル、DJリーサルとのコラボやブラジル先住民との共演など話題にことかかない内容。ただ残念ながらフロントマンのマックス・カヴァレラはこのアルバムを最後に脱退し、Soulflyを結成することに」

 

Screaming Symphony / インペリテリ - Impellitteri〔1996〕


当時“世界最速男”のスピード感あふれる名盤!

P「イングヴェイに匹敵する超絶技巧のギタープレイで知られるクリス・インペリテリによって結成されたバンドの4枚目のアルバム」

W「ヴォーカルはロブ・ロックがつとめていて、ネオクラシカルな作風にコンビネーションばっちりです。メロディアスで全体的に疾走感あふれる作品となっていて、曲芸的なギタープレイも冴え渡っています。特にインストナンバーの“17th Century Chicken Pickin'”は圧巻です」

 

The Name of the Rose / テン - Ten〔1996〕


ブリティッシュ・ハードロック指向の強い傑作!

P「ソロ・シンガーとして活躍していたゲイリー・ヒューズが結成したバンドの2枚目のアルバム」

W「日本人受けする湿り気のある抒情的でドラマティックなサウンドとゲイリーの太い声のバランスがよく、正統派のブリティッシュ・ハードロックバンドのひとつといっていい傑作です」

 

Episode / ストラトヴァリウス - Stratovarius〔1996〕


フィンランド最重要バンドの傑作!

P「フィンランドが誇るハロウィン直系のパワーメタルバンドの5枚目のアルバム」

W「キーボードにイングヴェイのバンドで活躍したヤンス・ヨハンソンやドラムにレイジやランニング・ワイルドに在籍したヨルグ・マイケルを迎えてより演奏に厚みが増し、パワーメタルっぷりに磨きがかかっています。感動的なバラード“Forever”も聴きどころのひとつ」

 

Livin' It Up / テラ・ノヴァ - Terra Nova〔1996〕


オランダの良心ともいえるメロディアス・ハードロックの名盤!

P「オランダで結成された5人組バンドのデビュー・アルバム」

W「ボーカルのフレッド・ヘンドリックスはジャーニーのスティーブ・ペリーを彷彿とさせるハスキーな歌声で、サウンドも80年代を感じさせるキーボードが全面に出たポップでメロディアスなもの。冒頭のタイトル曲のキャッチーさといい、ラストの“Love Of My Life”の感動的なバラードといい、メロハー好きの琴線にふれまくりな名盤です」

 

1997年

 Paradox / ロイヤル・ハント - Royal Hunt〔1997〕


北欧のネオクラシカルメタルの傑作!

P「ロイヤルハントといえば、プロレスラー蝶野正洋の入場曲が有名ですが、キーボーディスト・ヒーローの筆頭ともいえるアンドレ・アンダーセン率いるデンマーク出身のバンドによる4枚目のアルバム」

W「宗教、神、人間という壮大なテーマに挑んだバンド自身の初コンセプトアルバムです。アメリカ人の2代目ヴォーカル、DCクーパーの歌声がクラシカル・サウンドに見事にハマっています」

 

1999年

Buckcherry / バックチェリー - Buckcherry〔1999〕


痛快なロックンロールをかき鳴らす傑作!

P「ヴォーカルのジョシュ・トッドとギターのキース・ネルソンを中心にLAで結成されたバンドのデビュー・アルバム」

W「初期のエアロスミスやガンズ・アンド・ローゼスを彷彿とさせるキャッチーなロックンロール・サウンドで、パンキッシュさもあり、疾走感あふれるグルーヴがとにかく気持ちいい。“Check Your Head”や“For the Movies”ようなスローで聴かせる曲も味があって最高」

 

Califonication / レッド・ホット・チリ・ペッパーズ - Red Hot Chili Peppers〔1999〕


バンドのバランスの取れた傑作!

P「アメリカミクスチャーロックの代表的なバンドによる7thアルバム」

W「ベースのフリーが主導権を握るファンクロック(ミクスチャー・ロック)と、ギターのジョン・フルシアンテのメロディー路線のいいところどりで、両方のバランスが絶妙な傑作」

 

Slipknot / スリップノット - Slipknot〔1999〕


“猟奇趣味的激烈音楽集団”と謳われたバンドの衝撃のデビューアルバム

P「それぞれが特徴的なマスクをかぶってパフォーマンスする9人組のヘヴィメタルバンドのデビューアルバム」

W「あらゆるヘヴィーミュージックのスタイルを融合させた独自の世界観はスピーディかつ破壊的で強烈」

 

まとめ

ウィック
ウィック
いかがでしたでしょうか。どれも外せない、名盤ばかり

ぜひ、チェックしてすてきな音楽ライフをエンジョイしてください
ペディ
ペディ

 

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