こんな方に
- 洋楽ロックではずせない名盤は?
- 1990年代のおすすめの名盤アルバムを知りたい!
- インディーロックを多めに知りたい!
こんな方に1990年代洋楽ロックの名盤をご紹介します。
(以下ウィックはW、ぺディはP)
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1999年
『Califonication』レッド・ホット・チリ・ペッパーズ - Red Hot Chili Peppers〔1999〕
P「アメリカミクスチャーロックの代表的なバンドによる7thアルバム」
W「フリー(ベース)が主導権を握るファンクロック(ミクスチャー・ロック)と、ジョン・フルシアンテのメロディー路線のいいところどりで、両方のバランスがいい傑作」
『Terror Twilight』ペイヴメント - Pavement〔1999〕
P「USインディーのカリスマ、ペイヴメントのラストアルバム」
W「癖の強いローファイな感じが一度ハマったら抜け出せません。これでも過去作に比べて一番メロウ度が高く、マイルドだと思うので、これに慣れたらぜひ、他の作品も」
『The Man Who』トラヴィス - Travis〔1999〕
P「スコットランド・グラスゴー出身のバンドによる2ndアルバム」
W「レディオヘッドと同様にナイジェル・ゴドリッチをプロデューサーに迎え、ほぼ全編アコースティックギターをメインとした、憂いのあるメランコリックな美メロミディアム調の楽曲へと1stアルバムからサウンドを一変。“Turn”や“As You Are”、“Luv”など泣ける名曲多数」
『Utopia Parkway』ファウンテインズ・オブ・ウェイン - Fountains Of Wayne〔1999〕
P「USパワーポップ(ギター・ポップ)・バンドの傑作2ndアルバム」
W「憂いのあるヴォーカルの声とコーラスが爽やかで、そのメロディ・センスは抜群。捨て曲がまったくなく、青いというぐらい若さあふれるいつまでも色褪せない傑作。たまにハードロックバリバリな感じでギターを弾きまくっていたりするのも愛嬌を感じます」
『Supergrass』スーパーグラス - Supergrass〔1999〕
P「ブリット・ポップ・ムーブメントで一世を風靡したセルフタイトルの3rdアルバム」
W「1stではパンキッシュで若さにまかせてはじけていましたが、このアルバムではややミドルテンポで落ち着きのある方向へシフト。1曲目のCMでも使われた名曲“Moving”など、さまざまなエッセンスをうまく取り入れていて、彼らの魅力はそのままに、進化を遂げています」
『American Football』アメリカン・フットボール - American Football〔1999〕
P「シカゴ・ポストロックシーンの重要人物のマイク兄弟の弟、マイク・キンセラが率いたエモ/ポスト・ロック・バンドのデビュー・アルバム」
W「ジャンルにとらわれない美しいメロディとやや変則的なビート、憂いのある歌声にグッとくるものがあります。1曲目の“Never Meant”のアルペジオから鷲掴みにされます」
『Philadelphonic』G・ラブ&スペシャル・ソース - G.Love & Special Sauce〔1999〕
P「ジャズやフォーク、ブルースをベースに、ヒップホップを取り入れたスタイルで、一味違ったブルースの魅力を堪能できるバンドの4thアルバム」
W「ジャック・ジョンソンとの関係が始まったアルバムでもあり、彼が提供した名曲“Rodeo Clowns”をはじめ、今までの通受けのするようなスタイルから、メロディアスな方向も取り入れて楽曲の幅も広がり、より彼らの魅力が増したアルバムとなっています」
『The Soft Bulletin』ザ・フレーミング・リップス - The Flaming Lips〔1999〕
P「独特のサウンドで異彩を放つインディー・ロックバンドの傑作アルバム」
W「それまでのアルバムとは一転して、シンセを多用したポップなサウンドと独特のドラムのリズム感で、1曲目の“Race for the Prize”から幸福感に包まれます。どこかセンチメンタルな雰囲気が全体に漂っているのもこのアルバムの特徴だと思います」
『Owsley』オウズリー - Owsley〔1999〕
P「リンゴ・スターの息子、ザック・スターキーらとともにザ・セマンティクスというバンドで活躍したウィル・オウズリーのソロ名義のアルバム」
W「特筆すべきはギターサウンドのかっこよさとメロディーの素晴らしさ。セマンティクス時代の名曲“Coming Up Roses”や“Sentimental Favorite”をはじめ、パワフルな曲からミディアム調の曲まで、珠玉のパワーポップを堪能することができます」
『Magic Hour』キャスト - Cast〔1999〕
P「元ザ・ラーズのベースで、中心メンバーのひとりだったジョン・パワーが結成したバンドの3rdアルバム」
W「ブリットポップの終焉とともに、前作までのようなビッグヒットとはなりませんでしたが、ピクシーズやフー・ファイターズを手がけたプロデューサー、ギル・ノートンの影響か、ストリングスやオーケストラを導入し、スケール感が増した曲が多く“Alien”、“Hide Away”などはその代表的なところ」
『The Battle Of Los Angeles』レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン - Rage Against the Machine〔1999〕
P「1990年に結成されたミクスチャーロック・バンドの3rdアルバム」
W「重量感のあるビートとヘヴィなギターサウンドに、ザック・デ・ラ・ロッチャの切れ味するどい過激な政治色の強いラップがとにかくアツく、オープニングからテンションが上がります。“Guerrilla Radio”や“Sleep Now In The Fire”など名曲がひしめいています」
『One Part Lullaby』フォーク・インプロージョン - The Folk Implosion〔1999〕
P「ダイナソーJr.のオリジナルメンバーのルー・バーロウが、脱退時にジョン・ディヴィスと結成したバンドの傑作アルバム」
W「ダイナソーJr.とはテイストがまったく異なり、牧歌的でフォーキーなサウンドとエレクトロニカでフリーキーなサウンドのごった煮といった感じで、ローファイ感満載。グランジテイストからポップで甘い感じまで歌いこなすヴォーカルの力量としても相当なセンスの良さを感じます」
『A Little More Haven Hamilton Please』ジューン&ザ・イグジット・ウーンズ - June and the Exit Wounds〔1999〕
ベルセバなどが好きなギターポップ・ファンなら、ハマること間違いなし!
P「アメリカ・シカゴ出身のトッド・フレッチャーの1人ユニットによる90年代版ネオアコ、ソフト・ロックの名盤」
W「まさにポップを知り尽くしたそのサウンドは、ビーチ・ボーイズへのオマージュとゾンビーズなどかつてのソフトロックの影響を強く感じられます。楽器が主張することのな繊細なサウンドで、小粋なピアノや、ジャジーなギターなど、こだわりのサウンドがぎっしりつまっています」
『69 Love Songs』ザ・マグネティック・フィールズ - The Magnetic Fields〔1999〕
3枚組69曲、玉石混交のラブソングで構成されたコンセプト・アルバム!
P「アメリカのインディー/オルタナファンからカルト的人気を誇るステファン・メリット率いるバンドの3枚組69曲のラブソングで構成されたコンセプト・アルバム」
W「玉石混交といった部分もありますが、それも含めてとても面白いアルバム。エルヴィスばりの低音ボイス、モリッシーを感じさせる伸びやかな歌声で、生楽器とたまにピコピコした電子音をとりまぜた独特のサウンドで青春を感じるものからロマンティックな大人のムードあふれるものまでさまざま」
1998年
『XO』エリオット・スミス - Elliott Smith〔1998〕
P「孤高の天才シンガー・ソングライターのメジャー移籍第一弾アルバム」
W「憂いのある歌声と、アコースティックギターやピアノ中心の楽曲をベースとしつつ、ストリングスなどを取り入れ、サウンドに厚みを持たせた楽曲群はメランコリックで感動的。ドラマティックな“Waltz #1”、“Waltz #2”や“Independence Day”などしっとりと聴かせる曲から“Bled White”や“A Question Mark”のようなバンドサウンド色の強い楽曲まで、捨て曲全くなし」
『Let it Come Down』ジェームス・イハ - James Iha〔1998〕
P「スマッシング・パンプキンズのギタリストによるソロ・アルバム」
W「バンドのメインヴォーカルではないのに、ソロとしてリリースしたアルバムで、ここまでの名盤を他に知りません。スマパンのサウンドを想像して聴くと拍子抜けするほど、ポップでメロディアスなアコースティックサウンドです」
『Moon Safari』エール - Air〔1998〕
P「エレクトロニカとロックを融合し、おしゃれサウンドの代名詞ともいえる世界観を確立したパリで結成されたバンドのデビューアルバム」
W「近未来を感じさせる独特な浮遊感漂うアンビエントなサウンドと、どこかフォーキーで懐かしい感じのバランスが絶妙。主にインストとコーラスのみの楽曲がメインですが、その中でもアメリカのシンガー、ベス・ハーシュがヴォーカルをとる“All I Need”、“You Make It Easy”が彩りを添えています」
『Pilgrim』エリック・クラプトン - Eric Clapton〔1998〕
P「90年代にはアンプラグドによって新たな脚光を浴びたエリック・クラプトンの傑作」
W「アルバムを通して、メロウな作品で、ギターを弾きまくるというような感じではありませんが、クラプトンの歌声にしみじみと聴き入るようなアルバム。ほとんどが打ち込みによるサウンドなので、その分クラプトン独特のギターの音色と声が際立ち、女性コーラスもほどよく彩りを添えています。特に1曲目“My Father's Eyes”と続く“River OF Tears”が絶品で、この曲だけでも聴く価値があります」
『H.M.S. Fable』シャック - Shack〔1998〕
P「80年代のネオ・アコの大名盤『Pacific Street』で知られるペイル・ファウンテンズのリーダーだったマイケル・ヘッドとジョン・ヘッドの兄弟によって結成されたバンドの3rdアルバム」
W「青いともいえる瑞々しいエヴァーグリーンなギター・ポップな楽曲からレイドバックしたカントリー/フォーク調の曲まで、いろいろな表情をみせてくれます。捨て曲一切なしの美メロに酔いしれてほしいと思います」
『Electro-Shock Blues』イールズ - Eels〔1998〕
P「Eことマーク・オリヴァー・エヴェレットによる変幻自在のプロジェクトで、3人組でスタートしたアメリカのインディー・ロックバンドの2ndアルバム」
W「どこかベックにも通じるローファイかつオルタナティブな楽曲スタイルが特徴的。くせになる独特な歌声と、凝りに凝ったサウンドはリピート必至。“Cancer For The Cure”、“Last Stop: This Town”あたりが特におすすめ曲です」
『Bubblegun』ザ・メリーメーカーズ - The Merrymakers〔1998〕
90年代にキラ星のごとくあらわれたスウェーデンのパワーポップ・バンド!
P「1stアルバムの帯で「ビートルズを神と、ジェリーフィッシュを父と崇めるスウェーデンの新世代ポップ・ロック・トリオ」とうたわれたパワーポップ・バンドの2ndアルバム」
W「その父とあがめるジェリーフィッシュのアンディ・スターマーをドラムとプロデュースに迎えて制作されています。テンションがあがるパワーポップど真ん中ともいえる“Superstar”や、泣けるバラード“Monkey In The Middle”そして、立て続けの名曲“Under The Light Of The Moon”など、とにかく捨て曲なし」
『In The Aeroplane Over The Sea』ニュートラル・ミルク・ホテル - Neutral Milk Hotel〔1998〕
P「オリヴィア・トレマー・コントロールで活動していたジェフ・マンガムのレコーディングプロジェクトとしてスタートしたアメリカのインディー・ロックバンドの2ndアルバム」
W「サイケデリック・フォークとも評される彼らのサウンドは、いわゆるバンドサウンドのほかにオルガンやトランペットなども取り入れ、牧歌的かつパンキッシュと非常に面白い音楽性にとんでいて、トムペティを思わせる歌声も最高」
『Into The Sun』ショーン・レノン - Sean Lennon〔1998〕
P「言わずとしれたあのジョン・レノンの最強の遺伝子を持つ男のデビュー・アルバム」
W「ジョンに引けを取らない素晴らしい才能に溢れた作品。ジョンを思わせる部分はもちろんベースとしてありつつ、そこに現代的なエッセンスやグランジを思わせるヘヴィなサウンド、ボサノヴァ調の楽曲を取り入れたりと、引き出しの多いアルバムとなっています」
『The Three E.P.'s』ザ・ベータ・バンド - The Bata Band〔1998〕
P「スコットランド・エジンバラ出身で異彩を放っていたザ・ベータ・バンドの三枚のEPを一枚にまとめたアルバム」
W「フォーク、レゲエ、ラップ、ロカビリー、エレクトロニカ、ロックなどさまざまな音楽性を取り入れたサウンドで、カルト的な人気を誇りました。映画『ハイ・フィデリティ』でジョン・キューザック扮するレコード店主のロブ・ゴードンが1曲目の“Dry The Rain”をかけて、ベータ・バンドを5枚売るといった名シーン。最高の一曲です」
『It's Hard to Find a Friend』ペドロ・ザ・ライオン - Pedro The Lion〔1998〕
P「知る人ぞ知るシアトル出身のシンガーソングライター、デヴィッド・バザンによるソロ・ユニットの傑作」
W「ホームメイド感たっぷりなほのぼのとしたサウンドで、時に優しく、時にエモーショナルに歌い上げる歌声は本当に最高。ローファイなサウンドをベースに、フォーキーな曲からパワー・ポップな感じの曲まで、統一された世界観は唯一無二」