【洋楽 ハードロック/ヘヴィメタル】 2000年代のこれだけははずせない名盤 おすすめ30選+α

2021年6月15日

2005年

In Your Honour / フー・ファイターズ - Foo Fighters〔2005〕


ハードロックサイドとアーコースティックサイドの2枚組大作!

P「ニルヴァーナの元ドラマー、デイヴ・グロールによるバンドの5枚目のアルバム」

W「2枚組の大作で、1枚目は疾走感溢れる怒涛の展開でバリバリのロックサイド、2枚目はアコースティックサイドと世界観を分けた意欲作」

 

15 / バックチェリー - Buckcherry〔2005〕


解散から復活を遂げた大ヒット作!

P「中心人物であるジョシュ・トッドとキース・ネルソン以外のメンバーが次々に脱退してしまい、一時解散したものの新メンバーを迎えて再出発した3枚目のアルバム」

W「グルーヴ感あふれるサウンドとジョシュのソウルフルな歌声が最高にかっこよく、とにかくノッているのが伝わってきます。バラードの“Sorry”もシングルとして大ヒットした名曲で泣けます」

 

Octavarium / ドリーム・シアター - Dream Theater〔2005〕


8にこだわったバランスのいい名盤!

P「プログレ・メタルを代表するバンド。6枚目から曲数、音階にこだわった作品で、その8にこだわった8枚目のアルバム」

W「静と動のバランスがよく全体的にまとまっていて、バラードもあれば、ラストは24分の大曲で圧巻」

 

2006年

Blood Mountain / マストドン - Mastodon〔2006〕


21世紀メタルを代表する名盤!

P「アメリカ・アトランタで2000年に結成されたスラッジ・メタルバンドのメジャー移籍第一弾の3枚目のアルバム」

W「このアルバムでスラッジ・メタルの枠にとどまらず、大きく飛躍をとげています。前作に続くコンセプトアルバムで、呪いをとくためにクリスタル・スカルを探してブラッド・マウンテンに奉納するというプログレ的な作品。

ゲストにクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・ホーミやマーズ・ヴォルタのセドリック・ビクスラー、故アイザイア・オーウェンズなどが豪華に参加しています」

 

The Crusade / トリヴィアム - Trivium〔2006〕


メタリカとアイアン・メイデンを足して割ったような名盤!

P「アメリカ人と日本人のハーフのマシュー・キイチ・ヒーフィーがヴォーカルをつとめるアメリカのバンドの3枚目のアルバム」

W「シャウトスタイルからメロディアス路線に変えたマシューの歌声は、一聴しただけで感じられるようにメタリカのジェームズ・ヘットフィールドそっくり。サウンド自体もメタリカ的なものもあれば、アイアンメイデン風のメロディアスさもあり、かっこいい。」

 

Black Holes and Revelations / ミューズ - Muse〔2006〕


最も勢いのある頃のミューズの傑作!

P「イギリスの国民的バンドが頂点に上り詰めた傑作4thアルバム」

W「壮大なサウンドが売りのバンドですが、そこにダンス色もプラスさせたある意味、異色ともいえる幅広い内容。勢いを感じさせる脂ののった作品」

 

Daughtry / ドートリー - Daughtry〔2006〕


癖のない歌のうまさはピカイチ!

P「アメリカのオーディション番組『アメリカン・アイドルシーズン5』のファイナリストとなったクリス・ドートリーがフロントマンをつとめるバンドのデビュー・アルバム」

W「売れ線といってもいいほどキャッチーな楽曲がずらりと並び、癖のない歌のうまさが光ります。“Home”や“Over You”などはまさしくキラーチューン」

 

2007年

Death Magnetic / メタリカ - Metallica〔2007〕


『Master of Puppets』期を彷彿とさせる疾走感!

P「デビューから25年という節目にリリースされた9枚目のアルバム」

W「『Master of Puppets』を意識して作られたという作品で、冒頭の“That Was Just Youre Life”から疾走感あふれる作品となっています。サウンドはより現代的となっている印象があります」

 

 Lost Highway / ボン・ジョヴィ -Bon Jovi〔2007〕


カントリーに影響を受けた名盤!

P「2000年代に入っても精力的なボン・ジョヴィですが、個人的にはやや地味ですが特に好みな10枚目の作品」

W「カントリー的な路線にも足を踏み出している作品で、爽やかな楽曲が多くあります。特にバラードが素晴らしく、“(You Want To) Make A Memory”やリアン・ライムスとデュエットした“Till We Ain't Strangers Anymore (Feat. Leann Rimes)”は胸に沁み入ります」

 

Avenged Sevenfold / アヴェンジド・セヴンフォールド - Avenged Sevenfold〔2007〕


ハロウィンばりのドラマティックな展開がたまらない!

P「アメリカ西海岸出身の5人組バンドで、もともとはメタルコア的なものからスタートし、メジャーデビューから方向性を変えたメジャー2作目となる通算5枚目のアルバム」

W「このアルバムは5作目にしてセルフタイトルを用いているとおり、バンドのセルフ・プロデュースによって完成されていて、バンド自身の80年代メタルへの憧れのようなものがあり、ハロウィンのようなツインギターによるドラマティックな展開とパワーメタル的なドラム、ガンズ風な味付けのようなものが随所に感じられ、メロディにも磨きがかかっています」

 

Domino Effect / ゴットハード - Gotthard〔2007〕


2000年代で稀有な存在とも言える正統派ハードロックの名盤!

P「スイスが誇る正統派ハードロック・バンドの9枚目のアルバム」

W「2000年代を見渡してもこの手のサウンドはあまり見られませんので、まさに貴重な存在。ハードな曲からストリングスを用いた感動のバラードまで隙のない構成です。ハードロック・ファンの心の拠り所ともいえる名盤」

 

Dark Passion Play / ナイトウィッシュ - Nightwish〔2007〕


まるでファンタジー映画のサントラのようなシンフォニック・メタルの傑作!

P「フィンランドのシンフォニック・メタルと呼ばれるオペラ的なサウンドを得意とするバンドの6枚目のアルバム」

W「代々、女性がヴォーカルをつとめていますが、このアルバムは2代目でスウェーデン出身のアネット・オルゾンがヴォーカルを務めています。1曲目から13分を超えるという大曲から始まり、その後も疾走感あふれる曲からバラードまで、まるで映画のサントラを聴いているかのようなドラマティックな展開を堪能できます」

 

2008年

Chinese Democracy / ガンズ・アンド・ローゼズ - Guns N' Roses〔2008〕


14年の時を超えて作られた新しいガンズ!

P「前作からなんと14年ぶりに制作されたアルバムで、オリジナルメンバーはアクセル・ローズのみという作品」

W「それをガンズと呼ばれるかと言えるかは、さまざまな意見がありますが、ソロとしてもよかったところをバンド名義にこだわったのはアクセルの美意識の表れでしょうか。サウンド的には2000年代の時代を反映したダークなインダストリアル系の雰囲気も目立ちますが、“Better”や“Street OF Dreams”、“There Was A Time”などでは、往年のアクセル節や、ギターもスラッシュを彷彿とさせる弾きっぷりを堪能できます」

 

Dark Horse / ニッケルバック - Nickelback〔2008〕


カナダが誇る国民的ロックバンドの傑作!

P「カナダで1995年にヴォーカルのチャド・クルーガー、ベースのマイク・クルーガー兄弟とギターのライアン・ピークを中心にして結成されたバンドの6枚目のアルバム」

W「プロデューサーにAC/DCやデフ・レパードを手がけたジョン・マット・ラングを迎えて、80年代メタル風のキャッチーで耳障りのいい豪快なロックサウンドを展開しています。バンドお得意のパワー・バラードも数曲あり、静と動バランスよく楽しめます」

 

Scream Aim Fire / ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタイン - Bullet for My Valentine〔2008〕


ウェールズが誇る新世代メタルバンドの傑作!

P「ウェールズで1998年に結成されたバンドの2枚目のアルバム」

W「デビューアルバムがいわゆるメタルコアだったものの、喉を痛めたことによってクリーントーンで歌ったことが王道的なメタルサウンドに近づいていて功を奏しています。スピメタ的なものからパワーバラードまで爽快感すら感じられる作品です」

 

Obzen / メシュガー - Meshuggah〔2008〕


Djentの開祖による名盤!

P「1980年代に結成された、スウェーデンのメタルバンドの6枚目のアルバム」

W「Djent(ジェント)というミュートをかけて刻むように低音リフを弾く手法を確立した作品で、多くのフォロワーを生んだ名盤です」

 

2009年

Feel The Steel / スティール・パンサー - Steel Panther〔2009〕


80年代パロディ風メタルもここまでくれば本物!

P「元L.A.ガンズに在籍していたこともあるヴォーカルのラルフ・サエンスことマイケル・スターを中心にしたバンドで、かつてはLAメタル風のコミックバンドやトルビュートバンドで人気を博していて話題を呼び、実際にメジャーデビューしたアルバムです」

W「ジャケットの見た目でも分かる通り、格好や楽曲スタイルはまさにパロディそのもので、モトリークルー風やボン・ジョヴィ風、ガンズ風、デフ・レパード風など随所に名バンドの影響が感じられるけど、不思議と嫌じゃない、どころか気持ちいい。特にバラードはもろホワイトスネイクやエクストリームまんまという感じだったりして、ある意味すばらしいです」

 

まとめ

ウィック
ウィック
いかがでしたでしょうか。どれも外せない、名盤ばかり

ぜひ、チェックしてすてきな音楽ライフをエンジョイしてください
ペディ
ペディ

 

 

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