こんな方に
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- 音楽が好きな方
- 音楽を題材にした映画の傑作を知りたい方
こんな方におすすめの洋画の音楽を題材にした映画をご紹介します。
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2020年代
エルヴィス
エルヴィス・プレスリーと元マネージャーとの関係を軸に波瀾の人生を描いた伝記映画
黒人居住区で育ったキング・オブ・ロックンロールのエルヴィス・プレスリーは、まさに黒人のように歌える白人としてデビューし、その才能に目をつけたのがマネージャーとなるトム・パーカー大佐でした。
彼の追憶でストーリーは描かれていきますが、彼はエルヴィスの成功を後押しする一方、契約や稼ぎの50%搾取するなどその活動を縛り付けていきます。
麻薬に溺れ、だんだん落ち目となっていき、42歳という若さで生涯を終えるところまでを描いていますが、現代風に仕上げられた楽曲とともにあらためてエルヴィスの偉大さがよく伝わる作品となっています。
監督 | バズ・ラーマン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2022年 | |
日本公開 | 2022年 | |
出演者 | オースティン・バトラー / トム・ハンクス / オリヴィア・デヨング 他 |
コーダ あいのうた
コーダ(CODA, Children of Deaf Adult/s)とは、聴覚障害者の両親をもつきこえる子のこと。
四人家族の両親と兄は聴覚障害を持ち、高校生のルビーだけ耳が聞こえ、漁業を営む家族のために通訳を兼ねて手伝っています。
家族を支えるためにやりたいことを犠牲にしてきたけど、音楽が好きだったことと密かに憧れていた彼が入ったために彼女も合唱クラブに入ります。
顧問の先生に才能を見出されながら音楽学校を勧められるも家族の助けとどちらを取るか苦悩します。
テーマは重い内容を扱いながらも、下ネタや音楽の素晴らしさなどもあってバランスよく楽しむことができます。
マーヴィン・ゲイ、デヴィッド・ボウイ、クラッシュ、そしてジョニ・ミッチェルらの名曲が映画に華を添えます。
フランス映画『エール!』のリメイクで、アカデミー作品賞を含む主要3部門を受賞した感動作です。
監督 | シアン・ヘダー | |
製作国 | アメリカ / フランス / カナダ | |
製作年 | 2021年 | |
日本公開 | 2022年 | |
出演者 | エミリア・ジョーンズ / エウヘニオ・デルベス / トロイ・コッツァー 他 |
トロールズ ミュージック★パワー
ドリームワークスが描く3Dアニメーション映画で、ポップ、テクノ、クラシック、カントリー、ファンク、ロックと6つに分かれたトロール王国のジャンルの分断と垣根を越えられるかどうかを描いています。
まさに音楽の趣向の違いは、宗教の分断とも言えるほど人々を分断しますが、その悪の権化がポップとハードロックというところが笑えます。スムースジャズも相当な嫌われ方をしていますが。
ジャスティン・ティンバーレイクをはじめ、メアリー・J・ブリッジやアンダーソン・パークなど豪華なミュージシャンの顔ぶれも注目です。
監督 | ウォルト・ドーン/デヴィッド・P・スミス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2020年 | |
日本公開 | 2020年 | |
出演者(声) | アナ・ケンドリック / ジャスティン・ティンバーレイク / ズーイー・デシャネル / ラッセル・ブランド 他 |
2010年代
ロケットマン
エルトン・ジョンの波瀾万丈の半生を追った伝記ミュージカル作品
数々の名曲を世に送り出してきた稀代のヒットメーカーで、ビリー・ジョエルと並びピアノ・ロックというジャンルを確立した立役者でもあるシンガー・ソングライター、エルトン・ジョン。
彼の音楽の才能に目覚める幼少期から、成功を手にするものの孤独に苛まれ、ドラッグに溺れてそこから立ち直っていくまでの半生を描いています。
親に愛されなかったトラウマや性的指向による関係性など、エルトンの抱えた悩みなどが赤裸々に語られていきます。
ヒット曲の数々がストーリーとリンクして感動的に歌われていて、演奏シーンは特に見逃せません。
監督 | デクスター・フレッチャー | |
製作国 | イギリス / アメリカ | |
製作年 | 2019年 | |
日本公開 | 2019年 | |
出演者 | タロン・エガートン / ジェイミー・ベル / リチャード・マッデン / ブライス・ダラス・ハワード 他 |
イエスタデイ
もしもビートルズを誰も知らない世界になったらというドリーミーなストーリーです。
監督は『トレインスポッティング』などで知られるダニー・ボイル、脚本は『ラブ・アクチャアリー』などを手がけたリチャード・カーティスという最強タッグ。
エド・シーランが本人役で登場し、ビートルズの楽曲とどっちが優れているか勝負するという最高のエピソードもあります。
ビートルズがいかにすごいバンドかを証明する説得力のある作品です。
監督 | ダニー・ボイル | |
製作国 | イギリス | |
製作年 | 2019年 | |
日本公開 | 2019年 | |
出演者 | ヒメーシュ・パテル / リリー・ジェームズ / ケイト・マッキノン / エド・シーラン 他 |
カセットテープ・ダイアリーズ
ブルース・スプリングスティーンの音楽に出会って、人生が変わった男の物語
舞台は1980年代後半のイギリスの町・ルートンで、パキスタン系移民の家族の息子ジャベドが主人公です。
移民はイギリスにおいて暴力的な人種差別を受けていて、保守的で厳格な父の元、彼ら家族は目立たないように暮らしていました。
ジャベドは高校の友人の影響で、ブルース・スプリングスティーンの音楽に出会い、その歌詞に魅了され、彼の世界は180度一変します。
原作者サルフラズ・マンズールの自叙伝をもとにした作品で、実際作者は150回以上もスプリングスティーンのライブに足を運んでいるとのこと。
見終わったあとスプリングスティーンが聴き直したくなる青春映画です。
監督 | グリンダ・チャーダ | |
製作国 | イギリス / アメリカ/ フランス | |
製作年 | 2019年 | |
日本公開 | 2020年 | |
出演者 | ヴィヴェイク・カルラ / ヘイリー・アトウェル / ロブ・ブライドン / クルヴィンダー・ギール 他 |
グリーンブック
実話に基づいた黒人クラシック/ジャズピアニストへの差別問題を考えさせられる友情物語!
まだ人種差別が強かった1962年に、アフリカ系アメリカ人のピアニスト、ドン・シャーリーがアメリカ南部にコンサートに出かけるために、運転手兼ボディガードとしてイタリア系アメリカ人を雇ってツアーを回るという実話に基づいたストーリーです。
タイトルの『グリーン・ブック』とはアフリカ系アメリカ人旅行者のためのガイドブックからきています。
主演は『ロード・オブ・ザ・リング』でアラゴルン役をつとめたヴィゴ・モーテンセンで、すっかりお腹が出た中年となっていますが、味のあるカッコ良さは健在。
監督は『メリーに首ったけ』や『愛しのローズマリー』、『ジム・キャリーはMr.ダマー』などコメディを得意とする方で、その皮肉的な笑いは随所に散りばめられています。
はじめは黒人に差別的だった主人公がだんだん友情を深めあっていくストーリーで、『最強のふたり』を思わせる素晴らしい作品です。
監督 | ピーター・ファレリー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2018年 | |
日本公開 | 2019年 | |
出演者 | ヴィゴ・モーテンセン / マハーシャラ・アリ / リンダ・カーデリーニ 他 |
アリー/スター誕生
小さなバーで歌っていたアリーをロックバンドのヴォーカル、ジャクソン・メインがたまたま見て気に入り、自分のバンドに出したらアリーの方だけあれよあれよという間に人気が出ていくというストーリーです。
もともとは映画界を舞台にした作品で、何度もリメイクされています。
ストーリーは定番ともいえるけど、レディー・ガガの歌が必聴。
彼女の半生とも重なるようで興味深い作品です。
監督 | ブラッドリー・クーパー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2018年 | |
日本公開 | 2018年 | |
出演者 | ブラッドリー・クーパー / レディー・ガガ / アンドリュー・ダイス・クレイ / デイヴ・シャペル / サム・エリオット 他 |
ボヘミアン・ラプソディ
イギリスが誇るロックバンド、クイーンの自伝風に描いた傑作映画です。
ヴォーカルのフレディ・マーキュリーの苦悩や葛藤が見事に描かれていて涙なくして見ることができません。
ラストのライブエイドを再現したシーンはとにかく圧巻。
監督 | ブライアン・シンガー | |
製作国 | イギリス・アメリカ | |
製作年 | 2018年 | |
日本公開 | 2018年 | |
出演者 | ラミ・マレック / ルーシー・ボイントン / グウィリム・リー / ベン・ハーディ / ジョゼフ・マゼロ 他 |
ラ・ラ・ランド
『セッション』の監督が、脚本・監督をつとめ、数々のアカデミー賞を受賞した傑作ミュージカルです。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演。カフェで働きながら女優を目指すもののオーディションに落ち続ける女といつかは自分の店を持ちたいと夢見るジャズピアノミュージシャンだが、生活のために売れ線のバンドに加わる男、そんな二人のラブストーリーです。
夢を叶えるための悲哀や気持ちのすれ違いなど、ファンタジックで色彩豊かなニュージカルシーンにのせて描かれるので、観ていてうっとりしてしまいます。
話題になった主題歌をはじめ、全編の楽曲が魅力的です。
監督 | デイミアン・チャゼル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2016年 | |
日本公開 | 2017年 | |
出演者 | ライアン・ゴズリング / エマ・ストーン / ジョン・レジェンド / ローズマリー・デウィット / J・K・シモンズ 他 |
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ストリートミュージシャンとして小銭を稼ぎながら生活をしのいでいたジェームスは、麻薬常習者でホームレスでした。
薬物更生プログラムに熱心に通うものの誘惑に勝てない生活を送っていましたが、ソーシャルワーカーが最後のチャンスとして無償の住居をあてがいます。
するとその部屋に茶トラの野良猫が迷い込み、見捨てることもできず世話をし続けるうちにジェームスの生活にも明るい兆しが舞い込んできます。
実話をもとにしていて、猫好きにはたまらない作品です。ジェームス歌も歌声もグッドです。
監督 | ロジャー・スポティスウッド | |
製作国 | イギリス | |
製作年 | 2016年 | |
日本公開 | 2017年 | |
出演者 | ルーク・トレッダウェイ / ルタ・ゲドミンタス / ジョアンヌ・フロガット / アンソニー・ヘッド 他 |
シング・ストリート 未来へのうた
80年代のアイルランド・ダブリンを舞台にさえない中学生が、一目惚れした少女を振り向かせるためにバンドを組むストーリー。
『ONCE ダブリンの街角で』のジョン・カーニー監督の半自伝的作品です。
メンバーの冴えなさがまたいいですが、クールなPVを作ろうとして彼女に出演をお願いしたりするところが面白いです。
MTV全盛の80年代の懐かしいロックが彩りを添えています。
監督 | ジョン・カーニー | |
製作国 | アイルランド・アメリカ・イギリス | |
製作年 | 2016年 | |
日本公開 | 2016年 | |
出演者 | フェルディア・ウォルシュ=ピーロ / ルーシー・ボイントン / ジャック・レイナー / エイダン・ギレン 他 |
君が生きた証
ネタバレするとまずいので多く語りませんが、死んだ息子の遺した楽曲を自ら歌っていこうとする父親の話です。
演奏シーンと曲がとにかく心を打たれるし、父親目線で見るとほんとやるせない映画です。
賛否はあれど、とにかく心にずっと残る切ない映画ということは保証します。
監督 | ウィリアム・H・メイシー | |
製作国 | アメリカ・カナダ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | ビリー・クラダップ / アントン・イェルチン / フェリシティ・ハフマン / セレーナ・ゴメス / ローレンス・フィッシュバーン 他 |
セッション
ジャズドラムを学ぶために名門音楽学校に入学する話ですが、その教師がもろパワハラで、公開当時、先生のあまりのスパルタぶりに賛否を巻き起こした問題作です。
指導法は本当に狂気そのもの。ぞっとします。
クライマックスのテンションは本当に壮絶ですが、音楽の道を極めるのは本当に大変というのを痛感させられます。
監督 | デイミアン・チャゼル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | マイルズ・テラー / J・K・シモンズ / ポール・ライザー / メリッサ・ブノワ 他 |
はじまりのうた
ミュージシャンの彼に裏切られて、失意の中でライブで歌う主人公グレタに落ちこぼれの音楽プロデューサーが目をつけるというストーリーです。
お金がないから路上でレコーディングしていくのですが、その録音シーンが素晴らしいです。
主人公をつとめるのはキーラ・ナイトレイ、音楽プロデューサーが映画アベンジャーズシリーズののハルク役を務めるマーク・ラファロ、彼女を裏切る彼役はなんとマルーン5のアダム・レヴィーンです。
アダム・レヴィーンが歌う“ロスト・スター”がとにかく名曲。
監督 | ジョン・カーニー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | キーラ・ナイトレイ / マーク・ラファロ / ヘイリー・スタインフェルド / アダム・レヴィーン 他 |
ジャージー・ボーイズ
クリント・イーストウッドが描く、フォー・シーズンズの感動のドラマ!
フランキー・ヴァリがリード・ヴォーカルをつとめるブルーアイドソウルグループのフォー・シーズンズの実話を元にした映画です。
元がミュージカル作品で、監督がクリント・イーストウッドとくれば面白くないわけがありません。
地位と名声を築いたグループの裏切りや挫折など、波乱万丈なストーリーが満載です。
誰もが一度は耳にしたことがある“シェリー”や“君の瞳に恋してる”など、名曲の数々に酔いしれること必至です。
監督 | クリント・イーストウッド | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2014年 | |
出演者 | ジョン・ロイド・ヤング / ヴィンセント・ピアッツァ / エリック・バーゲン / マイケル・ロメンダ 他 |
FRANK -フランク-
シンガーソングライターを目指していた作曲活動していた青年ジョンは、ひょんなことからあるバンドのキーボーディストの代役として加入することになります。
そのバンドのリーダーでヴォーカルの「フランク」は奇妙な被り物を四六時中被り、片時も脱ぎません。
そんな彼の作る曲は天才的で、ファーストアルバムを作るためにバンドは田舎のキャビンにこもることになります。
その様子をジョンがこっそりSNSに投稿していたことから話題になり、アメリカの人気フェス「SXSW」への出演依頼が舞い込みます。
しかしそれをめぐってフランクの様子はおかしくなり、バンドも崩壊の危機。
果たして、バンドの行方は。そしてフランクはなぜ仮面を被り続けているのか。
とにかく奇妙な作品で、神経質なバンドのレコーディング風景をひたすら見続けさせられているような作品ですが、そこから生まれる音楽はアヴァンギャルドかつサイケデリックでとても刺激的です。
作曲を手掛けたのは、アイルランドのミュージシャン兼映画音楽作曲家のスティーブン・レニックスです。
監督 | レニー・エイブラハムソン | |
製作国 | アイルランド / イギリス | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2014年 | |
出演者 | マイケル・ファスベンダー / ドーナル・グリーソン / マギー・ジレンホール 他 |
ロック・オブ・エイジズ
80年代のハードロックシーンの裏側を描いたミュージカル映画の傑作。
ライブハウスで働きながら、いつか歌手になることを夢見る青年と少女の夢物語です。
“ロックの神様”と呼ばれるステイシー・ジャックスを演じるのはあのトム・クルーズ! 実際に歌も歌っていますが、本当に本人が歌っているの?と驚いてしまうほどうまい。
劇中で歌われる懐かしい80年代ハードロックの名曲が最高です。
監督 | アダム・シャンクマン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2012年 | |
日本公開 | 2012年 | |
出演者 | ディエゴ・ボネータ / ジュリアン・ハフ / トム・クルーズ / ラッセル・ブランド / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 他 |
2000年代
オーケストラ!
ノンフィクションを見ているように感動できるフィクション映画!
劇場清掃員として働く男は、実は30年前のボリショイ交響楽団の天才指揮者。急遽出演できなくなった楽団の代わりに、昔の楽団仲間を寄せ集めてコンサートに出場しようとするストーリーです。
そんなありえない展開ながら、まるで実話を見ているかのようにラストで感動してしまう秀作。
ヒロイン役は『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロランで、地味なキャストの中で輝きを放っています。
監督 | ラデュ・ミヘイレアニュ | |
製作国 | フランス | |
製作年 | 2009年 | |
日本公開 | 2010年 | |
出演者 | アレクセイ・グシュコブ / メラニー・ロラン / フランソワ・ベルレアン / ミュウ=ミュウ 他 |
パイレーツ・ロック
1960年代、イギリスではBBCラジオでポピュラー音楽の放送は1日に45分ほどしか流されていなかった時代に、海の船上で24時間ロックを流す海賊ラジオ局が世間を虜にしていたという実話を元にしたストーリーです。
トリッキーなDJたちの共同生活の様子や性を取り巻く様子など、クスッと笑わせられる小ネタが満載。
音楽もストーリーにちなんだ選曲がされていて、60年代ロックの魅力もたっぷりです。
監督は、『ラブ・アクチュアリー』や『アバウト・タイム』のリチャード・カーティスなので、間違いない面白さ。
監督 | リチャード・カーティス | |
製作国 | イギリス・ドイツ | |
製作年 | 2009年 | |
日本公開 | 2009年 | |
出演者 | フィリップ・シーモア・ホフマン / ビル・ナイ / リス・エヴァンス / ニック・フロスト / ケネス・ブラナー 他 |
アイム・ノット・ゼア
歌手ボブ・ディランの半生を6人の俳優がそれぞれ演じるオムニバス形式の伝記映画です。
一人の人物を6人が演じ分けるっているのも画期的だけど、それぞれのキャストがしっかりハマっています。
中でも女性のケイト・ブランシェットがもっともハマり役。
ディランの多重人格ぶりがわかる、嘘か本当かわからない作品です。
監督 | トッド・ヘインズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2007年 | |
日本公開 | 2008年 | |
出演者 | クリスチャン・ベール / ケイト・ブランシェット / リチャード・ギア / ヒース・レジャー 他 |
ONCE ダブリンの街角で
音楽映画を作らせたら天才的なアイルランドのジョン・カーニー監督の出世作。
ストリート・ミュージシャンをやっていた主人公が彼女と街中で出会い、心を通わせつつ、ピアノを弾く彼女とともにデビューするためにレコーディングするストーリーです。
実際の演奏シーンがてんこ盛りなんだけど、とにかく楽曲と歌声が最高。
監督も在籍するロックバンド、フレイムスのヴォーカリスト・グレン・ハンザードとチェコのミュージシャン、マルケタ・イルグロヴァは、実際でも一緒にザ・スウェル・シーズンというユニットを結成しています。
監督 | ジョン・カーニー | |
製作国 | アイルランド | |
製作年 | 2007年 | |
日本公開 | 2007年 | |
出演者 | グレン・ハンサード / マルケタ・イルグロヴァ 他 |
ラブソングができるまで
ヒュー・グラントとドリュー・バリモア主演のラブコメの王道のような作品です。
落ち目となっていた元ポップスター・アレックスの元に人気歌手から楽曲提供の依頼が舞い込むものの作りあぐねていたところ、彼の家に水やりにきていた作家志望のソフィーに歌詞を依頼して共作するというストーリー。
二人で作るラブソングが秀逸。
監督・脚本はラブコメの名手で『トゥー・ウィーク・ノーティス』のマーク・ローレンスです。
監督 | マーク・ローレンス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2007年 | |
日本公開 | 2007年 | |
出演者 | ヒュー・グラント / ドリュー・バリモア / ヘイリー・ベネット / ブラッド・ギャレット 他 |
ドリームガールズ
ダイアナ・ロスを中心とした黒人女性グループ、シュープリームスをモデルに描いたミュージカル作品です。
ダイアナ・ロス的人物を演じたのはビヨンセです。
メイン・ヴォーカルとしての実力よりもルックスでメンバーのメインとなっていく様子は日本のグループでもよく見られる光景で、切なくなります。
劇中、歌唱力では私の方が上と豪語するジェニファー・ハドソンの歌声は鳥肌もの。モータウン・ミュージックの魅力を堪能できる傑作映画です。
監督 | ビル・コンドン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2006年 | |
日本公開 | 2007年 | |
出演者 | ジェイミー・フォックス / ビヨンセ・ノウルズ / エディ・マーフィ / ダニー・グローヴァー / ジェニファー・ハドソン 他 |
スクール・オブ・ロック
ロックバンドをクビになった男が、資格もないのに他人になりすまして小学校の教師になるストーリーです。
主演はジャック・ブラックで、授業そっちのけで、ロックの歴史を授業したり、小学生バンドを結成したり、はちゃめちゃぶりが最高です。
生徒たちの演奏のうまさがものすごいし、ラストのコンテストの演奏は泣けます。
監督 | リチャード・リンクレイター | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2003年 | |
日本公開 | 2004年 | |
出演者 | ジャック・ブラック/ ジョーン・キューザック / マイク・ホワイト / サラ・シルバーマン 他 |
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
性別適合手術を受けたロック歌手の愛を探し求めるストーリーです。
オフ・ブロードウェイでロングランを記録した舞台を映画化した作品で、日本でもなんども舞台化されている傑作です。
アングリーインチとは、手術に失敗し、股間に1インチ残ってしまったアレのことです。
パワフルな歌も心に残るバラードも最高です。
監督 | ジョン・キャメロン・ミッチェル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2001年 | |
日本公開 | 2002年 | |
出演者 | ジョン・キャメロン・ミッチェル / スティーヴン・トラスク / ミリアム・ショア / マイケル・ピット 他 |
ハイ・フィデリティ
昔はモテたレコード店主でダメ男のラブ・ストーリーです。
過去に付き合った女性の失恋トップ5を回想して、現在その子たちがどうしているかと訪ねてまわるという、男女で意見が割れそうな話ではあります。
主演のジョン・キューザックも最高だけど、それ以上に最高なのが本作で大ブレークしたジャック・ブラックの怪演です。
音楽マニアが喜びそうなグッド・ミュージックが満載。ブルース・スプリングスティーンがカメオ出演しているのも驚きです。
監督 | スティーヴン・フリアーズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2000年 | |
日本公開 | 2001年 | |
出演者 | ジョン・キューザック / イーベン・ヤイレ / ジャック・ブラック / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 他 |
あの頃ペニー・レインと
ブレイク寸前のロックバンドのツアーに同行取材を任された15歳の少年が、バンドのグルーピー、ペニー・レインに恋をするストーリー。
監督のキャメロン・クロウの実際の体験を基に描いています。
リアルでめちゃくちゃなロックの舞台裏が刺激的です。
純粋さと切ない恋ごころがたまりません。
監督 | キャメロン・クロウ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2000年 | |
日本公開 | 2001年 | |
出演者 | パトリック・フュジット / ビリー・クラダップ / ケイト・ハドソン / ビリー・クラダップ 他 |
1990年代
天使にラブ・ソングを...
ギャングの愛人だったクラブ歌手が殺人事件を目撃したことにより命を狙われたため、修道院に匿われ、そこで下手くそな聖歌隊をモータウン風に鍛え上げるというコメデイ映画。
修道院の真面目さとモータウン風の替え歌のギャップがとにかく面白いです。
歌だけじゃなく、マフィアとの手に汗握る展開もやりとりやシスターたちとの友情も見もの。
監督 | エミール・アルドリーノ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1992年 | |
日本公開 | 1993年 | |
出演者 | ウーピー・ゴールドバーグ / マギー・スミス / ハーヴェイ・カイテル 他 |
1980年代
アマデウス
モーツァルトの半生を、彼を妬んだ宮廷音楽家サリエリの視点で描いた傑作です。
ブロードウェイの舞台を映画化した作品で、監督は『カッコーの巣の上で』のミロス・フォアマン。
この作品を見ると嘘か本当かわかりませんが、モーツァルトがいかに破天荒で、天才だったかと思い知らされますね。
一度は絶対見ておきたい、数々の賞を受賞した名作中の名作。
監督 | ミロス・フォアマン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1984年 | |
日本公開 | 1985年 | |
出演者 | F・マーリー・エイブラハム / トム・ハルス / エリザベス・ベリッジ / ジェフリー・ジョーンズ 他 |
ブルース・ブラザーズ
アメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・クラブ』の入気キャラクターを映画化した作品。
ジェイクとエルウッドのブルース・ブラザースは自分たちを育ててくれた孤児院が金銭面で窮地に陥ったため、助けるために昔のバンドを再結成してお金を稼ごうとするストーリーです。
ジェームズ・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリンなど豪華な顔ぶれががゲスト出演しています。
笑いあり、カーアクションあり、音楽とダンスにあふれた傑作コメディ映画。
監督 | ジョン・ランディス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1980年 | |
日本公開 | 1981年 | |
出演者 | ジョン・ベルーシ / ダン・エイクロイド / ジェームス・ブラウン / キャブ・キャロウェイ / アレサ・フランクリン 他 |
1970年代
ファントム・オブ・パラダイス
『オペラ座の怪人』や『ファウスト』などの古典を元に、ロックのショービジネスの世界を描いた作品です。
無名のミュージシャン、ウィンスロー・リーチの才能に目をつけたデス・レコード社社長のスワンは、彼の曲だけ奪い、彼を無実の罪で投獄します。
脱獄して、現版を取り戻そうとデス・レコード社に乱入するもののプレス機で頭を挟まれてしまい、顔と声を潰してしまいます。
スワンに復讐するために彼はある行動に出ていきますが、スワンには重大な秘密があることを後に知ることとなります。
音楽家でもあるポール・ウィリアムズの怪演は忘れがたく、後世の作品の数々にも影響を与えていますと思います。
劇中の音楽も時代を反映したかっこいい楽曲が目白押しです。
監督 | ブライアン・デ・パルマ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1974年 | |
日本公開 | 1975年 | |
出演者 | ウィリアム・フィンレイ / ポール・ウィリアムズ / ジェシカ・ハーパー / ゲリット・グレアム 他 |
まとめ
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