こんな方に
- 洋画が好きな方
- ラブコメ/ラブストーリーが好きな方
- ラブストーリーの傑作を知りたいという方
こんな方におすすめの恋愛を題材にした映画をご紹介します。
何を見ようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください
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2020年代
1秒先の彼女
人よりワンテンポ早い女性シャオチーとワンテンポ遅い男性グアタイが主人公。
ある日シャオチーは、街で出会った男性と台湾の旧暦7月7日のバレンタインデーの日大事な約束をしていたのに、目が覚めるとその日が過ぎてしまっていた。
1日を奪われたと警察に駆け込み、真相を探り始めます。
日本でもリメイクが制作され、ファンタジックなコミカルテイストでラストでほろりとさせられるリメイクされるのも納得の作品です。
監督 | チェン・ユーシュン | |
製作国 | 台湾 | |
製作年 | 2020年 | |
日本公開 | 2021年 | |
出演者 | リー・ペイユー / リウ・グァンティン / ダンカン・チョウ / ヘイ・ジャアジャア 他 |
2010年代
ラ・ラ・ランド
『セッション』の監督が、脚本・監督をつとめ、数々のアカデミー賞を受賞した傑作ミュージカルです。
ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演。カフェで働きながら女優を目指すもののオーディションに落ち続ける女といつかは自分の店を持ちたいと夢見るジャズピアノミュージシャンだが、生活のために売れ線のバンドに加わる男、そんな二人のラブストーリーです。
夢を叶えるための悲哀や気持ちのすれ違いなど、ファンタジックで色彩豊かなニュージカルシーンにのせて描かれるので、観ていてうっとりしてしまいます。
話題になった主題歌をはじめ、全編の楽曲が魅力的です。
監督 | デイミアン・チャゼル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2016年 | |
日本公開 | 2017年 | |
出演者 | ライアン・ゴズリング / エマ・ストーン / ジョン・レジェンド / ローズマリー・デウィット / J・K・シモンズ 他 |
世界一キライなあなたに
ロマンティック・コメディと銘打つにはあまりに切ないストーリー
カフェでウエイトレスとして働いていた主人公ルーは、店の閉店によって失業してしまいます。
家計も支えなければいけなかったルーが職安で見つけた仕事は、事故で重度の脊髄損傷を負って四肢麻痺となった大富豪ウィルの介護の仕事でした。
心を閉ざしていたウィルは冷淡な態度をとっていたものの、ルーの明るさにだんだん心を開いていきますが、彼はある秘密を抱えていました。
その秘密を巡っての結末は賛否を巻き起こしたようですが、個人的にもハッピーエンドを望みながら観賞しました。
人間の尊厳とは何かを考えさせられるラブストーリーです。
監督 | テア・シャーロック | |
製作国 | アメリカ / イギリス | |
製作年 | 2016年 | |
日本公開 | 2016年 | |
出演者 | エミリア・クラーク / サム・クラフリン / ジャネット・マクティア / チャールズ・ダンス 他 |
素敵なウソの恋まじない
ロアルド・ダール原作のちょっと奇妙だけどキュートでほっこりする物語
ロアルド・ダールの児童小説を原作とした作品で、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』『ラブ・アクチュアリー』などの脚本家リチャード・カーティスが手がける老人の男女のセカンドラブストーリーを描いた作品です。
心優しい老人のホッピーさんはアパートの下に住む女性シルバーさんに一目惚れします。
なんとか親しくなろうとしていると、シルバーさんが飼っているペットのカメの成長が遅いことを心配していることに対して、ある秘策を思いつきます。果たして二人の恋の行方は?
『007』シリーズのM役で知られるジュディ・デンチと『クレイマー、クレイマー』や『レインマン』が代表作のダスティン・ホフマンの二人の名優がコミカルでキュートに演じる様子は微笑ましくほっこりします。
監督 | ディアブラ・ワラッシュ | |
製作国 | イギリス | |
製作年 | 2015年 | |
出演者 | ジュディ・デンチ / ダスティン・ホフマン / ジェームズ・コーデン / リチャード・コーデリー 他 |
博士と彼女のセオリー
1960年代にケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴン・ホーキングは、同じ大学で文学を学んでいるジェーン・ワイルドと恋に落ちます。
しかし、スティーヴンはだんだん身体が動かなくなっていく筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症し、余命2年と宣告されます。
スティーヴンは一度は別れを決断するもののジェーンはまわりの反対を押し切り結婚することを決めます。
献身的な支えを続け、子供にも恵まれますが、二人の関係、さらには病状が変化していきます。
天才理論物理学者として多大な功績を収めたホーキングですが、ジェーンの支えがなければこれほどの偉業を成し遂げられたのかはわかりません。
綺麗事だけではうまくいかない苦労や難しさもしっかり感じられ、エディ・レッドメインの迫真の演技が素晴らしすぎます。
監督 | ジェームズ・マーシュ | |
製作国 | イギリス | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | エディ・レッドメイン / フェリシティ・ジョーンズ / チャーリー・コックス / エミリー・ワトソン 他 |
きっと、星のせいじゃない。
甲状腺がんを患い、肺にも転移してステージ4の18歳の少女ヘイゼルは、がん患者同士の集会に参加します。
そこで彼女は骨肉腫で足を失った同年代の男の子で今ではすっかり元気になっていたオーガスタスに出会い、惹かれあいます。
彼女には好きな小説があり、その小説のその後が気になっていましたが、オーガスタスが小説家に連絡をとってくれて、作家がオランダに会いにきてもいいと返事をもらえます。
果たして彼女の願いは叶うのか、そして二人はどんな結末を迎えるのか。
大人気映画『(500)日のサマー』の脚本を手がけたスタッフによる世界的ベストセラー小説を映画化した感動のドラマで、ただのお涙頂戴では終わらない心に残る作品です。
監督 | ジョシュ・ブーン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | シャイリーン・ウッドリー / アンセル・エルゴート / ナット・ウルフ / ローラ・ダーン / ウィレム・デフォー 他 |
はじまりのうた
ミュージシャンの彼に裏切られて、失意の中でライブで歌う主人公グレタに落ちこぼれの音楽プロデューサーが目をつけるというストーリーです。
お金がないから路上でレコーディングしていくのですが、その録音シーンが素晴らしいです。
主人公をつとめるのはキーラ・ナイトレイ、音楽プロデューサーが映画アベンジャーズシリーズののハルク役を務めるマーク・ラファロ、彼女を裏切る彼役はなんとマルーン5のアダム・レヴィーンです。
アダム・レヴィーンが歌う“ロスト・スター”がとにかく名曲。
監督 | ジョン・カーニー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2014年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | キーラ・ナイトレイ / マーク・ラファロ / ヘイリー・スタインフェルド / アダム・レヴィーン 他 |
her/世界でひとつの彼女
奇才スパイク・ジョーンズが2013年に描いた極めて現代に近いSF恋愛映画です。
相手の代わりに想いを手紙に書く代筆ライターを職業としていたセオドアは妻・キャサリンと別れて孤独な生活を送っていました。
ある日、新発売された直感的に認識し、会話する人工知能型OSを手に入れます。
まるで、普通の人間と同じように会話するOSにセオドアは恋し、恋人となりますが、数々の問題が待っています。
声を演じるのはスカーレット・ヨハンソンで、そのハスキーな声の魅力に恋するのも納得してしまいます。
現代のAIの進化がまさにこの作品を現実とする日も近いのではと思わされるスタイリッシュで魅力的な作品です。
監督 | スパイク・ジョーンズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2013年 | |
日本公開 | 2014年 | |
出演者 | ホアキン・フェニックス / エイミー・アダムス / ルーニー・マーラ / (声)スカーレット・ヨハンソン 他 |
アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
21歳を迎えたティム・レイクは父からレイク家の男たちは代々タイムトラベルの能力があることを告げられます。
歴史は変えることはできないけど、自分の人生は変えることができます。
より良い人生を送るためにタイムトラベルを繰り返すティムに、恋愛と家族の幸せは訪れるのか。
タイムトラベルしても思い通りにいかない人生の難しさのようなものをコミカルに描いていますが、家族との切ない物語もあり、恋愛ドラマとしてもヒューマンドラマとしても楽しめます。
監督 | リチャード・カーティス | |
製作国 | イギリス / アメリカ | |
製作年 | 2013年 | |
日本公開 | 2014年 | |
出演者 | ドーナル・グリーソン / レイチェル・マクアダムス / ビル・ナイ / トム・ホランダー / マーゴット・ロビー 他 |
ハッピーエンドが書けるまで
3年前に離婚した作家ビルは、別れた妻エリカに未練があり、つきまとっていました。
その娘サマンサは大学生ながら小説を出版することになりますが、親の不貞を知り、傷つくことを恐れて恋愛に踏み出せずにいます。
息子のルイスは薬をやるような女の子ケイトを好きになるものの奥手で、初恋に悩んでいます。
そんな愛の悩みを抱えた家族がハッピーエンドになれるようにもがきながら一歩ずつ踏み出していくラブストーリーです。
劇中にスティーヴン・キングをはじめとする数々の名作が紹介されたり、音楽も適材適所で気が効いていて発見の多いところも魅力です。
『きっと、星のせいじゃない』を手がけたジョシュ・ブーン監督のデビュー作です。
監督 | ジョシュ・ブーン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2012年 | |
日本公開 | 2015年 | |
出演者 | リリー・コリンズ / ローガン・ラーマン / グレッグ・キニア / ジェニファー・コネリー / ナット・ウルフ 他 |
ワン・デイ 23年のラブストーリー
大学の卒業式で意気投合したエマとデクスター。
二人はお互い惹かれ合っていたものの親友として付き合っていくことに決めます。
エマは地味な生活を送り恋心を隠しながら友人として接し、デクスターはテレビ業界で働くなど派手で奔放な生活を送ります。
そんな二人の生活も時を追うごとに変化していき、エマは小説家として、デクスターは仕事がうまくいかず、できちゃった結婚するなど気持ちがどんどんすれ違っていきます。
出会ってからの23年間の7月15日という1日の様子を丁寧に描いた切ないラブストーリーで、アン・ハサウェイとジム・スタージェスの若さから老けまでを見事に描き、二人の魅力が存分に発揮された傑作ラブストーリーです。
監督 | ロネ・シェルフィグ | |
製作国 | イギリス | |
製作年 | 2011年 | |
日本公開 | 2012年 | |
出演者 | アン・ハサウェイ / ジム・スタージェス / パトリシア・クラークソン 他 |
ラブ・アゲイン
妻の浮気をきっかけに離婚を切り出された中年男キャルは、バーで知り合ったナンパ男のジェイコブにモテる男になるための手ほどきを受けます。
見た目もしゃべりも洗練していくキャルはだんだんイケおじとなっていきますが、ナンパして一夜を共にした女性が息子の先生であることが妻にバレてしまいしまい、また愛想をつかされてしまいます。
一方、ジェイコブも初めて本当に好きな女性と出会い、どうしていいか、キャルに質問してくる始末。
ベビーシッターの17歳のジェシカがキャルに好意を持ち、そのジェシカに13歳の息子が好きになり、といういろいろな恋模様が交錯していきます。
下品なストーリーではあるのに、キャストがいいので、いい塩梅のコメディ感に仕上がっています。
この後に『ラ・ラ・ランド』で共演するライアン・ゴズリングとエマ・ストーンがコミカルな恋人役を務めているのも見どころの一つです。
監督 | グレン・フィカーラ / ジョン・レクア | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2011年 | |
日本公開 | 2011年 | |
出演者 | スティーヴ・カレル / ライアン・ゴズリング / ジュリアン・ムーア / エマ・ストーン / マリサ・トメイ 他 |
親愛なるきみへ
『きみに読む物語』の作者と『ギルバート・グレイプ』の監督が描く切ないラブストーリー
アメリカの特殊部隊に所属するジョンは帰省中に女子大生サヴァナと運命的な出会いをします。
惹かれ合う二人は2週間過ごし、ジョンはすぐに除隊することを彼女に約束し、任地に戻っていきます。
しかしそんななか9.11同時多発テロ事件が起き、状況は一変、彼は除隊できない状態となっていきます。
文通で愛をはぐくんでいた二人の関係はどうなってしまうのか。
『きみに読む物語』の作者による原作と『ギルバート・グレイプ』や『ショコラ』などが有名なラッセ・ハルストレム監督がタッグを組んだ作品で、予想を裏切る切ない展開が待っていますが、少し評価はわかれる作品ではあると思います。
監督 | ラッセ・ハルストレム | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2010年 | |
日本公開 | 2011年 | |
出演者 | チャニング・テイタム / アマンダ・サイフリッド / ヘンリー・トーマス / リチャード・ジェンキンス 他 |
2000年代
(500)日のサマー
グリーティングカード会社で働くトムは地味で冴えない毎日を送っていましたが、ある日秘書として職場に入社してきたサマーに一目惚れ。
サマーもトムに好意をよせ、二人は関係を持つものの、サマーは付き合おうとはせず、あくまで友達関係にこだわります。
初めは余裕をかましていたトムですが、だんだんその関係に不満がつのっていくという、出会ってからの500日を描いた作品です。
関係性としてはほぼ付き合っている状態なのに、それを許さないサマーという女の子の不思議さも気になりますが、ラブじゃないストーリーとして抜群の面白さ。
ミュージックビデオを手がけていたマーク・ウェブ監督らしく、音楽のセンスや随所に面白い映像のギミックが盛り込まれています。
監督 | マーク・ウェブ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2009年 | |
日本公開 | 2010年 | |
出演者 | ジョセフ・ゴードン=レヴィット / ズーイー・デシャネル / クラーク・グレッグ / ミンカ・ケリー 他 |
そんな彼なら捨てちゃえば?
彼氏彼女が欲しい人、結婚しているけど恋してしまった人、愛し合っているけど結婚しないカップルなど、さまざまなシチュエーションの男女の本音と恋愛の対策がコミカルに描かれています。
なんと言ってもキャストが豪華で、主役級の俳優陣が軒並み顔をそろえたラブコメ群像劇です。
邦題がB級感が漂っていて、個人的には食わず嫌いでしたが、ラブコメとして1級品の傑作です。
監督 | ケン・クワピス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2009年 | |
日本公開 | 2009年 | |
出演者 | ベン・アフレック /ジェニファー・アニストン / ジニファー・グッドウィン / スカーレット・ヨハンソン / ドリュー・バリモア 他 |
P.S. アイラヴユー
喧嘩するほど仲がいいといいますが、不満ばかり言い合っていたかと思えば実はラブラブな二人に突然訪れる悲劇。
序盤で驚きの展開を見せるこの映画ですが、唐突に旦那が亡くなってしまいます。
そんな悲しみにくれる妻のもとに生前旦那はラブレターを残していて、消印のないまま彼女のもとに届きます。
季節ごとに届くそのラブレターの内容とはいったいどんなものなのか。
最愛の人を亡くす悲しみからコメディテイストを交えながら立ち直っていく様子を描いていきます。
監督 | リチャード・ラグラヴェネーズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2007年 | |
日本公開 | 2008年 | |
出演者 | ヒラリー・スワンク / ジェラルド・バトラー / キャシー・ベイツ / ハリー・コニック・ジュニア 他 |
ラブソングができるまで
ヒュー・グラントとドリュー・バリモア主演のラブコメの王道のような作品です。
落ち目となっていた元ポップスター・アレックスの元に人気歌手から楽曲提供の依頼が舞い込むものの作りあぐねていたところ、彼の家に水やりにきていた作家志望のソフィーに歌詞を依頼して共作するというストーリー。
二人で作るラブソングが秀逸。
監督・脚本はラブコメの名手で『トゥー・ウィーク・ノーティス』のマーク・ローレンスです。
監督 | マーク・ローレンス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2007年 | |
日本公開 | 2007年 | |
出演者 | ヒュー・グラント / ドリュー・バリモア / ヘイリー・ベネット / ブラッド・ギャレット 他 |
きみに読む物語
過去の記憶をなくした療養施設にひとり暮らす初老の女性のもとへ定期的に通う初老の男が、ノートに書かれた物語を読み聞かせながら物語が進行していきます。
物語の舞台は、1940年代のアメリカ南部で、青年ノアは別荘にやってきた17歳のアリーに一目惚れします。
両親の反対によって、二人の仲は認められず、ノアはその後徴兵され、アリーは別の人と婚約します。
ノアは手紙を出し続けていたもののアリーの母に没収されていたことを知り、二人は求め合います。
そんな物語と現在の施設での様子が同時に描かれていきますが、切ないラストが待っています。
こんなふうに愛の力を貫けるか、自分を試される映画でもあると感じられます。
監督のニックと老女役のジーナ・ローランズは本物の親子っていうところも感慨深いものがあります。
監督 | ニック・カサヴェテス | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2004年 | |
日本公開 | 2005年 | |
出演者 | ライアン・ゴズリング / レイチェル・マクアダムス / ジェームズ・ガーナー / ジーナ・ローランズ 他 |
エターナル・サンシャイン
恋人クレメンタインと喧嘩をした平凡な男ジェエルは、仲直りしようとプレゼントを持って彼女の働く本屋に行ったものの彼のことをまったく覚えていないかのような振る舞いで、目の前で他の男といちゃつきます。
ショックを受けたジョエルは疑問に感じながら友人に愚痴をこぼすと、彼女が「記憶除去手術」を受けたことを知らされます。
苦しんだ末、ジョエルも同じ手術を受けることを決心します。
脚本に“マルコビッチの穴”など奇想天外な作品を描いてきたチャーリー・カウフマンとピエール・ビスマス、斬新な映像手法を得意とするミシェル・ゴンドリー監督の最強チームによる記憶を除去できるというSF的なモチーフをコミカルさと辛辣さで見事に描いた作品。
監督 | ミシェル・ゴンドリー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2004年 | |
日本公開 | 2005年 | |
出演者 | ジム・キャリー / ケイト・ウィンスレット / キルスティン・ダンスト / マーク・ラファロ / イライジャ・ウッド他 |
ホリデイ
豪華キャストによる二組のカップルが織りなすロマンティック・コメディ
ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは二股をかけられ、クリスマスパーティで破局します。
一方ロサンゼルスで映画の予告編の制作会社を経営するアマンダも彼氏の浮気で、別れることに。
そんな二人は、休暇中にお互いの家を交換する「ホーム・エクスチェンジ」というサイトを利用し、2週間家や車を交換することになります。
それぞれ、別の環境で過ごす中、アマンダはアイリスの兄と、アイリスはアマンダの元カレの親友と出会い、意気投合していきます。
どん底からの出会いはロマンティックで、期待を裏切らない想像通りの展開でラブコメ好きには文句なしにおすすめ。
監督 | ナンシー・マイヤーズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2006年 | |
日本公開 | 2007年 | |
出演者 | キャメロン・ディアス / ケイト・ウィンスレット / ジュード・ロウ / ジャック・ブラック 他 |
プラダを着た悪魔
ファッションに無縁なジャーナリスト志望のアンドレアは、ひょんなことからファッション雑誌『ランウェイ』編集部のアシスタントとして働くことになります。
ファッション業界に絶大な影響力を持つ編集長のミランダ・プリーストーリーは、横暴で要求が高く、まさに悪魔のような存在。
そんな彼女のもとで耐えながら、アンドレアはファッションと仕事の面白さに目覚めていきます。
アン・ハサウェイのコメディセンスが開花した出世作でもあり、ファッション七変化も含めて彼女の魅力が全開に発揮された当たり役です。
著者のローレン・ワイズバーガーが『ヴォーグ』で編集長アシスタントをしていたという実体験を踏まえた作品で、パワハラ当たり前のような業界事情が垣間見える作品です。
監督 | デヴィッド・フランケル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2006年 | |
日本公開 | 2006年 | |
出演者 | メリル・ストリープ / アン・ハサウェイ / スタンリー・トゥッチ / サイモン・ベイカー / エミリー・ブラント / エイドリアン・グレニアー 他 |
ロスト・イン・トランスレーション
ソフィア・コッポラが描く日本を舞台としたロマンティック・コメディ
初老で落ち目のハリウッド・スターのボブ・ハリスはCMのため来日し、ホテルに滞在していますが、不眠症で悩んでいました。
一方、カメラマンの妻で同伴で来日していたシャーロットもまた、忙しい旦那をよそに孤独を抱えています。
そんな二人がバーで出会い、意気投合し、東京の街を一緒に遊び回るという淡い出会いと別れを描いたロマンティック・コメディです。
日本のファッション業界の有名人も多数出演していて、懐かしさが感じられます。
それにしても普段見慣れた光景も外国人が撮るとなぜ、あんなにも魅力的に見えるのか、いつも不思議に思います。
監督 | ソフィア・コッポラ | |
製作国 | アメリカ / 日本 | |
製作年 | 2003年 | |
日本公開 | 2004年 | |
出演者 | ビル・マーレイ / スカーレット・ヨハンソン / ジョバンニ・リビシ / アンナ・ファリス 他 |
セレンディピティ 〜恋人たちのニューヨーク〜
セレンディピティとは、偶然がもたらす幸運といった意味です。
クリスマス前のニューヨークのデパートで、男女が残り一つの商品をめぐる形で出逢います。
二人は運命を感じ惹かれ合いますが、これがもし運命であれば、また会えるとお互いの名前と電話番号を古本と5ドル紙幣に残して別れます。
それから数年後、お互い別々の人と結婚しようとしますが、気になり探すことに。
結婚相手からしたらひどい話ではあるのですが、そこはラブコメと許せるならすれ違いがもどかしいながらも素敵なストーリーです。
『ハイ・フィデリティ』といい、ジョン・キューザックはこういうラブコメに見事にハマります。
監督 | ピーター・チェルソム | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2001年 | |
日本公開 | 2002年 | |
出演者 | ジョン・キューザック / ケイト・ベッキンセイル / モリー・シャノン / ジェレミー・ピヴェン / ブリジット・モイナハン 他 |
ハイ・フィデリティ
昔はモテたレコード店主でダメ男のラブ・ストーリーです。
過去に付き合った女性の失恋トップ5を回想して、現在その子たちがどうしているかと訪ねてまわるという、男女で意見が割れそうな話ではあります。
主演のジョン・キューザックも最高だけど、それ以上に最高なのが本作で大ブレークしたジャック・ブラックの怪演です。
音楽マニアが喜びそうなグッド・ミュージックが満載。ブルース・スプリングスティーンがカメオ出演しているのも驚きです。
監督 | スティーヴン・フリアーズ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 2000年 | |
日本公開 | 2001年 | |
出演者 | ジョン・キューザック / イーベン・ヤイレ / ジャック・ブラック / キャサリン・ゼタ=ジョーンズ 他 |
1990年代
ノッティングヒルの恋人
現代版「ローマの休日」ともいわれる、言わずと知れたラブコメの傑作です。
バツイチで旅行書専門の書店店主の主人公と、ハリウッドスターの女優とのちょっとしたトラブルがきっかけではじまる、普通ではまじわることのない二人が恋に落ちてしまいます。
こういう役にはかかせないヒュー・グラントと当時絶頂のジュリア・ロバーツとまさにハマり役のキャスティングに、リス・エヴァンス演じる主人公の同居人スパイクの奇人ぶりが映画にかなりのスパイスとなっていて、笑わせてくれます。
エルヴィス・コステロがシャルル・アズナブールの名曲をカヴァーした主題歌“She”をはじめとして、ポップソングから、ソウル、ロックのラブバラードが映画を盛り上げています。
監督 | ロジャー・ミッシェル | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1999年 | |
日本公開 | 1999年 | |
出演者 | ジュリア・ロバーツ / ヒュー・グラント 他 |
バッファロー’66
ヴィンセント・ギャロが監督、主演をつとめたミニシアター系を代表する作品です。
5年の契機を終えた主人公のビリーは、ニューヨーク州バッファローの実家に戻ろうとするも、家族には刑務所にいたことは内緒だったため、「政府の仕事で遠くまで行っていた」と言い、彼女もいないのにフィアンセを連れて帰ると嘘をついてしまいます。
困ったビリーは、少女レイラを脅迫して拉致して連れて行きますが、二人はだんだん惹かれあっていきます。そしてビリーには目的があって帰るのですが、そのために危険を冒すことになっていきます。
劇中で使われたキング・クリムゾンやイエスの名曲が効果的で、見事映画を引き立てています。
監督 | ヴィンセント・ギャロ | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1998年 | |
日本公開 | 1999年 | |
出演者 | ロビン・ウィリアムズ / マット・デイモン / ベン・アフレック 他 |
メリーに首ったけ
監督のファレリー兄弟はブラックで、おばかな映画をとらせたら天下一品で、『ジム・キャリーはMr.ダマー』や『愛しのローズマリー』など数々の代表作があります。
主演はキャメロン・ディアスで彼女の出世作ともいえます。
メリーのことが好きだったテッドが高校時代の恋を忘れられず、13年後探偵を雇ってメリーを調査してもらうと、その探偵もメリーのことが好きになり、他の男たちとともにメリー争奪戦が繰り広げられるという、いい意味でバカバカしいストーリーです。
下ネタやブラック・ジョークがきついので、そういうのが苦手な方はぜひお控えください。
監督 | ボビー・ファレリー / ピーター・ファレリー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1998年 | |
日本公開 | 1999年 | |
出演者 | キャメロン・ディアス / マット・ディロン / ベン・スティラー 他 |
タイタニック
映画史に燦然と輝く恋愛映画としてもパニック映画としても超一級の大傑作
アカデミー賞14部門ノミネートで、11作品受賞し、2009年に同監督による『アバター』に塗り替えられるまで、興行収入の1位を記録していた、大作映画です。
トレジャー・ハンターが1912年に沈んでから84年後の1996年にタイタニック号を探索するところから物語は始まります。
発見された金庫から出てきた絵画は自分であると名乗り出た100歳を超える奇跡的に生還した老女ローズの回想で描かれていきます。
ローズは上流階級の令嬢で婚約者と乗船していましたが、婚約には乗り気でなく、3等客室に乗船していた画家を目指す貧しい青年ジャックとの身分と境遇を超えて惹かれあっていきます。
圧倒的な映像と伏線を張り巡らせた見事な脚本で、豪華客船タイタニック号の沈没の悲劇を描いた恋愛映画としてもパニック映画としても超一級の大傑作です。
監督 | ジェームズ・キャメロン | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1997年 | |
日本公開 | 1997年 | |
出演者 | レオナルド・ディカプリオ/ ケイト・ウィンスレット / ビリー・ゼイン / キャシー・ベイツ / フランシス・フィッシャー 他 |
ビフォア・サンライズ 恋人までの距離
たった1日のナンパのような出会いを描いた作品で、アメリカ人のジェシーとフランス人大学生セリーヌが旅行先の長距離列車で出会い、一夜限りのウィーン観光をするというストーリーです。
リチャード・リンクレーター監督のラブストーリーで、この監督の得意技は実際の月日の流れを映画の設定とリンクさせてしまうというもの。『6歳のボクが、大人になるまで。』では一本の映画でなんと少年が6歳から18歳までの12年間かけて成長を追うという撮影しています。
そして、この作品も映画と同じ年齢の設定で、9年後、さらに9年後と3部作を作り上げています。
ぜひ、人生を重ね合わせてみたい作品です。
監督 | リチャード・リンクレイター | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1995年 | |
日本公開 | 1995年 | |
出演者 | イーサン・ホーク / ジュリー・デルピー 他 |
日の名残り
ノーベル文学賞を受賞したカズオ・イシグロの同名小説を映画化した作品です。
富豪に使える執事スティーブンスを語り手にし、1956年の現在と第二次世界大戦前期の頃の回想シーンで展開します。
かつて一緒に働いた女中との淡いロマンスを現在と過去を結んで描く大人の切ない物語です。
監督 | ジェームズ・アイヴォリー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1993年 | |
日本公開 | 1994年 | |
出演者 | アンソニー・ホプキンス / エマ・トンプソン / クリストファー・リーブ 他 |
ポンヌフの恋人
パリのポンヌフ橋で暮らすホームレスの青年と失明の危機にかられて自暴自棄となっていた女画学生との恋愛を描いた作品です。
当初は実際のポンヌフ橋を使って低予算で撮影する予定が、スケジュールが伸びたため許可がおりなくなり、別の場所にポンヌフ橋を作ってしまったという、フランス映画史上最も予算がかかったといわれています。
ドニ・ラヴァンが役名アレックスとして主演をつとめた『ボーイ・ミーツ・ガール』、『汚れた血』と三部作の三作目。
ポンヌフ橋での花火シーンや地下鉄でポスターに火を放つシーンなど印象的なシーンが圧巻です。
監督 | レオス・カラックス | |
製作国 | フランス | |
製作年 | 1991年 | |
日本公開 | 1992年 | |
出演者 | ドニ・ラヴァン / ジュリエット・ビノシュ 他 |
髪結いの亭主
幼い頃の記憶が大きくなっても影響するみたいなことって結構あると思いますが、この作品の主人公もまさにそれで、2歳の時に通っていた理容室で将来髪結いを妻にするということを子供心に決心します。
そして、その夢を中年になった主人公のアントワーヌは一目惚れした理容師のマチルドに求婚し、夢を叶えます。彼女意外は何も要らないという偏執的な関係で平穏に時は続いていきますが、衝撃の結末が待っています。
女性の美しさはもちろん、サロンの道具まで官能的で、愛し、愛させるということを深く考えさせられるラブストーリーです。
パトリス・ルコント監督を一躍日本に名を知らしめた傑作。
監督 | パトリス・ルコント | |
製作国 | フランス | |
製作年 | 1990年 | |
日本公開 | 1991年 | |
出演者 | ジャン・ロシュフォール / アンナ・ガリエナ 他 |
シェルタリング・スカイ
巨匠ベルトルッチの『ラストエンペラー』チームが再び結集した恋愛映画
原作はポール・ボウルズの小説『極地の空』で、音楽を『ラストエンペラー』に続いて坂本龍一が担当した恋愛映画です。
舞台は1947年で、ニューヨークから作曲家のポートとその劇作家の妻キット、そして夫妻の友人ターナーがの北アフリカにやってきます。
二人はすでに倦怠期を迎え、仲は冷え切っていて、お互い別々の情事に耽っていきます。北アフリカの圧倒的な自然美の中で、二人が夫婦として見つめ直すものとは?
映像美と音楽を含めてまさに芸術とも言えるような傑作です。
監督 | ベルナルド・ベルトルッチ | |
製作国 | イギリス / イタリア | |
製作年 | 1990年 | |
日本公開 | 1991年 | |
出演者 | デブラ・ウィンガー / ジョン・マルコヴィッチ / キャンベル・スコット 他 |
ゴースト ニューヨークの幻
元祖とも言える愛する人が幽霊となって恋人を助けるというサスペンスフルなラブストーリーです。
銀行員のサムは恋人モリーにプロポーズされ、返事で悩んでいるちょうどその時、暴漢によって襲われ、命を失います。
彼が襲われたのにはある理由があったのですが、その危険がモリーにも迫り、彼は死んだのち霊媒師の力を借りてなんとかモリーを守ろうとします。ベタではありますが、ラストは何度見ても泣けてしまいます。
霊媒師役のウーピー・ゴールドバーグはこの映画で一躍名を上げ、後の『天使にラブ・ソングを…」への主演につなげます。
監督 | ジェリー・ザッカー | |
製作国 | アメリカ | |
製作年 | 1990年 | |
日本公開 | 1990年 | |
出演者 | パトリック・スウェイジ / デミ・ムーア / ウーピー・ゴールドバーグ 他 |
まとめ
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