【おすすめ旅の本】行きたいところも行けないこんな世の中におすすめの旅にまつわる名作 10選+α

2022年4月12日

こんな方に

  • 旅を題材にした面白い本を知りたい方
  • 旅行が好きな方

こんな方におすすめの旅にまつわる本をご紹介します。

 

ウィック
旅行好きにとってはつらい状況が続いていますよね

いったいいつになったら自由に海外旅行に行けるのかという感じですが、それまでは本を読んで旅気分を味わってみてはいかがでしょうか
ペディ

ウィック
そこで、何を読んだらいいか迷っている方のために、私が読んでよかったと思う旅にまつわる本をご紹介します

※作品年度は初出を表記しています。

 

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キューバ / モンゴル / アイスランド / コロナ後の東京

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』若林 正恭〔2017〕


オードリー・若林さんならではの視点が素晴らしい旅行記

多忙を極めるオードリー・若林さんが5日間の夏休みに選んだ先はなんとキューバ。

その国のチョイスと、しかも一人旅というところが若林さんらしいところです。

たった5日間の旅なのに、キューバと日本とのシステムの違いを感じたり、人見知りと自認しながらも旅先では友好的な一面を見せたりするのが新鮮です。

この旅にはある目的が隠されていたのですが、感涙必至のその秘密はぜひ読んでみてください。

文庫本には「モンゴル」と「アイスランド」と「コロナ後の東京」の3編が書き下ろしで追加されています。

 

 

インド

『河童が覗いたインド』妹尾 河童〔1985〕


インド旅行記の代表的な作品

妹尾河童さんは舞台美術家、グラフィックデザイナー、小説家など多彩な顔を持っていた方ですが、この本は妹尾さんが時代は1980年代で50歳代の時にインド旅行したものをまとめた作品です。

手書きの細密なイラストと文字までびっしり手書きで書かれていて、まずそれに圧倒されますが、それによってインドのリアルな状況がより伝わってきます。

だいぶ古い作品ですが、私自身2000年代をすぎてインドを旅行した時もその様子は変わっていなかったので、普遍的なインドの状況を知ることができます。

 

『新ゴーゴー・インド』蔵前 仁一 〔2001 ※改訂前は1986年の作品〕


インド旅行のバイブル

かつてバックパッカーのバイブルだった季刊誌「旅行人」を発行していた蔵前仁一さんのインド旅行記の決定版的作品。

これを読んでインドの摩訶不思議さ、過酷さを知った方もかなり多かったはずで、私もその一人です。

インドへの一人旅の指南書として、著者のイラストとともに楽しめる作品です。

 

 

ソマリア / ソマリランド

『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』高野 秀行〔2013〕


現代の秘境ともいえる独立国家ソマリランドとは?

ソマリアといえば、北斗の拳を地で行くような国ですが、そのソマリアの中に奇跡的に平和を保っているといわれている謎の独立国家ソマリランドがあるといいます。

その謎を解明するために、向かうのが数々の危険な地に足を運んでいるノンフィクションライターの高野さんです。

常識を覆すような驚きの国の様子は高野さんなしでは味わうことができなかったでしょう。

覚醒植物に興奮したり、イスラム過激派に狙われたりしながら探る原題の秘境・ソマリランドをぜひ味わっていただきたいです。

 

 

アジア / 東欧 / ロシア / ドイツなど

『もの食う人びと』辺見 庸〔1994〕


食を通して世界のリアルに迫るルポルタージュの傑作

90年代前半、世界中の人々は生きるために何を、どんな顔をして食べているのかということに追った食レポのルポルタージュです。

食レポといえば、軽く聞こえるかもしれませんが、アジアの貧困、ドイツや東欧などいわゆる紛争や政治色の強い影響、アフリカの飢餓や内戦、ロシアや韓国などさまざまな事情を抱えた国々の状況を追った30編の内容となっています。

知らずに食べた残飯の再利用ご飯から収容所のご飯、エイズの村のご飯やチェルノブイリの放射能汚染食品など、まさに体を張った壮絶なリポートの数々。

それにしてもよく許可をとることができたなという場所が目白押しの内容です。

 

 

リベリア / 台湾 / ロシア / ケニア

『ハイパーハードボイルドグルメリポート』上出 遼平〔2020〕


テレビの枠を超えた壮絶なドキュメンタリーの裏側

テレビ東京で不定期に放送されている世界のヤバい飯を追った、地上波で流されていたこと自体が奇跡的な番組、それが『ハイパーハードボイルドグルメリポート』です。

ディレクターである著者が現地に一人で行き、撮影から取材、グルメリポートまですべてをこなしているとのことですが(現地のコーディナーターは同行)、放送では描けなかったその舞台裏に迫っています。

「リベリア 人食い少年兵の廃墟飯」
「台湾 マフィアの贅沢中華」
「ロシア シベリアン・イエスのカルト飯」
「ケニア ゴミ山スカベンジャー飯」

と、タイトルを読むだけでもヤバさが伝わってくると思いますが、現地の人でも危険で近寄らないところに分け入っていく姿は、読んでいるだけで(番組を見ていたときももちろん感じていましたが)、ハラハラし、そして著者の身体を心配してしまいます。

あまりの壮絶さに、放送できなかった部分があることに納得してしまう面白さです。

 

 

北極

『極夜行』角幡 唯介〔2018〕


ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞、W受賞した傑作

ノンフィクションにはある事物を丹念に取材を重ねて掘り下げていくものと、自分そのものの赤裸々な体験を綴ったものの2種類あると思いますが、これは後者で、まさに命がけの冒険ノンフィクションです。

太陽がのぼらない北極の極夜の世界で、著者が目指したのはテクノロジーに頼らない脱システムです。

自然の力を利用したり、アナログで方位をさぐったりと、一歩間違えただけで生死にかかわる状態を同行者は犬のみという孤独な単独行を行います。

計画通りに進まず、食料不足と戦い、氷点下数十度という極限の様子は読むだけで息苦しいものがあり、時に醜い人間のエゴのようなものが垣間見られます。

光のない世界で人間は何を思い、極夜の果てに太陽を見たとき何を感じたのか。

読んでみて体験してみたいなどとは、正直きつすぎて全然思いませんでしたが、このような臨場感あふれる作品は疑似体験しているかのようで、これが読書の醍醐味だと思わせる一冊です。

 

 

アラスカ

『旅をする木』星野 道夫〔1994〕


人間力の大切さを強く考えさせられる本

探検家でカメラマンの星野道夫さんが書いたエッセイで、名著中の名著です。

星野さんがその時の想いや過去を振り返ったり、静かだけど心を動かされる味わい深い33編のエッセイが収められています。

16歳で抑えきれない衝動からアメリカを2ヶ月も一人旅し、19歳の時は写真集のたった1枚の写真を見て、アラスカの場所も地名もわからないところへ手紙を送り、ホームステイをとりつけたり、26歳でアラスカへ渡り、アラスカ大学を受験したものの、30点足りずに不合格になるも納得がいかず、学部長へ直談判し入学をとりつける、などなど。

文章の美しさと、人間力の大きさのようなバイタリティを強く感じることができます。

そして、もちろんアラスカという自然に想いを馳せることもできる傑作です。

 

 

エジプト

『ピラミッド最新科学で古代遺跡の謎を解く』河江 肖剰〔2015 原題:ピラミッド・タウンを発掘する〕


ピラミッドの謎はどこまで解けたか?読めば行きたくなる

旅の本とは少し異なりますが、ピラミッドの謎に迫った一冊です。

ピラミッドといえば、世の中の謎の中でもっともロマンが感じられるもののひとつではないでしょうか。

「どのように作ったのか」「なぜ作ったのか」「誰が作ったのか」は永遠の謎です。

その謎ゆえ、宇宙人が作ったのでは?なんていう説がまことしやかに語られますが、この本はそういう説をまっこうから否定し、ドローンによる3D計測など最新の技術や調査結果をもとに、現在知り得る事実をまとめた内容となっています。

著者は、カイロ・アメリカン大学エジプト学科を卒業し、ピラミッド研究の第一人者レーナー博士のチームで10年以上にわたってギザの発掘調査に従事しています。

知的好奇心がくすぶられ、読むときっとわくわくすると思います。

 

 

アジア〜中東〜ヨーロッパ

『深夜特急』沢木 耕太郎 〔1986-1992〕


色褪せないバックパッカーのバイブル

沢木さんがインドのデリーからイギリスのロンドンまで、バスだけで移動することを目的に旅立った1970年代の旅行体験に基づいた作品です。

インドに着くまでもいろいろありますし、さまざまな人とのふれあいや事件などもおこり、当時の世界の様子を沢木さんの当時の状況とともに追体験できます。

バックパッカーを体験している人は、おそらくほとんどの方が読んでいるのではないかと思いますが、これから旅をしてみたいという方はぜひ読んでおきたい作品です。

ちなみに私は旅から帰ってきてから読んだ口で、ものすごく共感しました。

単行本で3巻、文庫本で6巻と大作で、名作中の名作です。

 

 

全世界 / 異世界

『地球の歩き方 ムー-異世界(パラレルワールド)の歩き方』地球の歩き方編集室〔2022〕


「球の歩き方」と「ムー」がタッグを組んだ画期的な傑作

今まではすっかり、ウェブの情報で事足りる世の中ですが、かつての旅行者にとって「地球の歩き方」とは本当に命綱のような存在でした。

時代も変わり、「地球の歩き方」も変わり最近では、グルメやパワースポットなど情報に特化したガイド本も作っていますが、なんと本作は「ムー」とタッグを組んだ画期的なガイド本です。

すでにベストセラーとなっていますが、本家の地球の歩き方とムーの両方の視点から迫っているので、読みものとしても情報としてもとても面白く読むことができます。

トンデモミステリー好きにはたまらない内容が盛りだくさんで、コロナが収まったらこの本を片手に世界中を旅したくなる一冊です。

 

小説

『スーツケースの半分は』近藤 史恵〔2018〕


第13回エキナカ書店大賞受賞作品

旅や海外旅行に対するハードルや思い入れは人それぞれで、人生をかけて思い切らなければ行けないという人も多いはず。

本作品はそれぞれ特別な悩みを抱えながら旅を通して人生の一歩を進めようとする女性たちを描いたオムニバス小説です。

フリーマーケットで見つけた青いスーツケースがさまざまな人の手に渡って海外を巡り、“幸運のスーツケース”と呼ばれるようになるが、そのスーツケースにはある想いが込められています。

ちょっぴりビターで、じんわりと暖かい気持ちになる名作です。

 

 

まとめ

ウィック
いかがでしょうか
ぜひ非日常な読書体験に浸ってみてください
ペディ

 

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